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舞台

グランシップ伝統芸能シリーズ
グランシップ静岡能 能楽入門公演
お手頃な料金で、はじめての能楽にオススメ!

日時 2023年9月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場 中ホール・大地
料金 全席指定/1,000円 ※未就学児入場不可
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県、静岡県能楽協会、静岡新聞社・静岡放送
共催 一般財団法人観世文庫
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

「野守」 撮影:前島吉裕

グランシップでは、ユネスコ無形文化遺産である能楽、文楽、歌舞伎をお楽しみいただけるよう「グランシップ伝統芸能シリーズ」として年間を通して多彩な公演を開催しています。
650年以上の歴史のある能楽を身近に感じていただけることで人気の「能楽入門公演」。
はじめて能楽に触れる方、一度は観てみたいけれど本格的な能楽公演はまだ…という方におすすめの公演です。

【第一部】
・能楽教室 お稽古生徒の発表
・仕舞「邯鄲」(かんたん)☆ 山階彌右衛門
・能のおはなし      山階彌右衛門

【第二部】
・ダイジェスト能「野守」  武田崇史 




☆仕舞「邯鄲」について
邯鄲とは中国の都市の名。
人生に悩んでいた青年 盧生は邯鄲へとやってくる。そこで不思議な夢を見ることができる枕を見つけ眠りにつく。
すると夢の中で皇帝になり、五十年の栄耀栄華を極める。しかし一睡の夢は覚め、盧生は悟りを得る。
仕舞では五十年の栄華がクルクルと巡り、夢が覚める所を舞う。


★ロビーでは、様々な表情が魅力の能面展示コーナーをご用意。(写真撮影OK)



★公演当日、お着物でご来場の方に先着で観世能楽堂オリジナルグッズプレゼント!



【みどころ①】 “徳川家康が文禄二年に舞ったと記録されている能「野守」を上演”
大河ドラマで話題の静岡ゆかりの徳川家康は、今川氏の人質だった幼時から観世十郎太夫から謡の稽古を受け、生涯にわたって能を愛好し続けました。
『小鼓大倉家古能組』には、文禄二年(1593)に家康が「野守」のシテを務めたことが記録されています。
「野守」は観世流の基礎を築いた世阿弥が作ったとされており、家康は世阿弥の芸談である「申楽談儀」を所持していたそうです。

【みどころ②】 “能を一時停止?”
はじめての方には難解と思われがちな能を上演中に一旦ストップ。舞台上でそれまでの状況や今後の展開を解説します。
上演時間の長さや、演目のわかりにくさが苦手の方、はじめての方におススメです。

【みどころ③】 “能装束と能面展示”
ホワイエでは、観阿弥・世阿弥を流祖に持つ観世流能楽師が実際に舞台で使用している「夕顔」の装束を展示。
他にも、能舞台でよく見られる代表的な能面を多数紹介します。






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【小学4年生~大学生対象】 「グランシップわくわく能楽教室」参加者募集中! <終了しました>

公演当日、第一部にて能楽のお稽古の成果を発表する、お稽古生を募集しています。
詳しくはこちらをごらんください。

山階彌右衛門(やましな やえもん)

シテ方観世流。昭和36年生まれ。
二十五世観世左近元正の次男。父及び二十六世観世清和に師事。重要無形文化財総合指定保持者。
(一社)観世会副理事長、(一財)観世文庫常務理事。
国立能楽堂養成科副主任講師。第40回伝統文化ポーラ賞 優秀賞受賞。

能「野守」(のもり)


撮影:前島吉裕

羽黒山の山伏が葛城山に向かう途中の大和国・春日野で、野守の老人より“野守の鏡”の謂れを聞く。すると老人は、本当の“野守の鏡”を見せようと言い残して塚の中へ姿を消す。
そして山伏の前に鬼神が真の“野守の鏡”を携え塚の中より現れ、天界から地獄までの有様を映し出して、また奈落の底へと帰っていく。

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