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音楽文化等の普及・振興
上質で多彩な鑑賞
音楽
クラシック

静岡ガスPRESENTS グランシップ&静響ニューイヤーコンサート

日時 2020年1月10日(金)14:00~/19:00~
会場 中ホール・大地
料金 2,000円 ※未就学児不可

≪昼の部は全席完売しました≫

【夜の部】のみ 
当日券販売は、18:00~中ホール前で行います。
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

服部譲二©Gottfried Mangione

吉野直子©Akira Muto

ウィーンが育んだ音楽家・服部譲二のヨハン・シュトラウスⅡ世を彷彿させる弾き振りと、国際的なハープの名手・吉野直子との新春に相応しい華やかな協演をお楽しみください。

指揮・ヴァイオリン:服部譲二 
ハープ:吉野直子
管弦楽:静岡交響楽団

<曲目>
・マスネ /歌劇「タイス」から 瞑想曲
・グリエール/ハープ協奏曲
・ヨハン・シュトラウスⅡ世/ワルツ「美しき青きドナウ」 他

指揮・ヴァイオリン:服部譲二 

1969年東京生まれ。8歳で家族と共にウィーンに移り住む。ウィーン・フィルのトップメンバーたちと室内楽を楽しみながら育ったことが、その後の音楽観の形成に大きな影響を与えた。ヴァイオリンをライナー・キュッヒルのほか、ミシェル・シュヴァルベ、ウラディーミル・スピヴァコフに師事。またユーディ・メニューインとの交流は音楽面のみならず、人間的にも広く深く影響を受けている。20歳でイギリスのメニューイン国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、同時にバッハ賞・聴衆賞を受賞。92年、第3回新日鉄音楽賞“フレッシュ・アーティスト”を受賞。

ヴァイオリニストとして国際的に活躍後、2002年に第1回マゼール・ヴィラー指揮者コンクールにおいて“リンカーン・マゼール・フェローシップ賞”を受賞、カーネギー・ホールでのデビューを果たす。これを機に、指揮者として本格的に始動。

2004年よりウィーン室内管弦楽団の正指揮者に就任し、ウィーン・コンツェルトハウスでの定期演奏会のほか、スイス、フランス、南米、インドなど、海外ツアー公演でも成功をおさめ、2018年以来同楽団の首席客演指揮者。
また2014年以来、同時にスペインマジョルカ島パルマ市のバレアリック・シンフォニーオーケストラの常任指揮者兼アーティスティックアドバイザーを務めている。
そのほかウィーン交響楽団、フィルハーモニア管、BBCコンサート・オーケストラ、スロヴァキア・フィル、デュッセルドルフ交響楽団、読響、札響、関西フィルなどを指揮している。また、これまでマリア・ジョアン・ピリス、ピョートル・アンデルジェフスキ、エリザベス・レオンスカヤ、ニコライ・ズナイダー、ジュリアン・ラクリン、ゴーティエ・カピュソン、フアン・ディエゴ・フローレス等数々のトップアーティストと共演している。

オペラ指揮者としては、2004年、ウィーン室内歌劇場のモーツァルト「偽の女庭師」でデビュー。2005年に新国立劇場の小劇場にレオンカヴァッロ「ザザ」(日本初演)で初登場、2006年には同大劇場で指揮した。2007/ 08シーズンにはドイツエアフルト歌劇場の第1カペルマイスターを務めた。2009年にはウィーン国立歌劇場にてモーツァルトの「魔笛」を3回指揮し、好評を博す。更に2009年夏以来、オーストリア・キットゼー・サマーフェスティヴァルの音楽監督を務めている。

その他、メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールの会長及び審査員。2003年よりイギリスの王立音楽院の名誉会員。2003年から07年までは同音楽院の客員教授を務めた。また、他分野への関心も高く、オックスフォード大学で、社会学を学んで以来、ナショナル・アイデンティティの研究を続けている。
2015年からウイーンにて高級日本料理店SHIKIの経営も行なっている。

©Gottifried Mangione

ハープ:吉野直子

ロンドンに生まれ、6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始めた。1981年第1回ローマ国際ハープ・コンクール第2位入賞。1985年第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少で優勝。

これまでに、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フィルハーモニア管、フィラデルフィア管、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスなどのオーケストラや、アーノンクール、メータ、ブーレーズ、ブロムシュテット、メニューイン、小澤征爾など国内外の著名オーケストラや指揮者と共演を重ね、リサイタルもニューヨーク、ウィーン、ロンドン、東京などで数多く行っている。また、ザルツブルク、ルツェルン、セイジ・オザワ松本フェスティバルなど、世界の主要音楽祭にも度々招かれ、常に好評を博している。室内楽の交流も幅広く、クレーメル、V. ハーゲン、今井信子、C.ハーゲン、ニコレ、ランパル、シュルツ、パユ、バボラークなどと共演を重ねてきた。

レコーディング活動も活発で、これまでにテルデック、フィリップス、ソニー・クラシカル、ヴァージン・クラシックス等に多数の録音。また、今までの演奏活動を集大成するべく自主レーベルgraziosoを創設、これまで「ハープ・リサイタル~その多彩な響きと音楽」、「ハープ・リサイタル2~ソナタ、組曲と変奏曲」「ハープ・リサイタル3~バッハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」をリリース。

1985年アリオン賞、1987年村松賞、1988年芸術祭賞、1989年モービル音楽賞奨励賞、1991年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。国際基督教大学卒業。

www.naokoyoshino.com/

©Akira Muto

管弦楽:静岡交響楽団

1988年11月静岡県内初のプロフェッショナルオーケストラとしてスタート。静岡市清水区のマリナートを本拠として定期演奏会など県内各地で年間140回ほどの演奏会を行なう。2008年3月承認条件が難しい公益社団法人日本オーケストラ連盟のメンバーとして認められ、名実ともに中部・東海地方を代表する常設オーケストラの一つとなる。また、長年演奏会等を通して地域文化・芸術の普及振興と青少年の文化活動活性化等の事業が認められ、2013年5月静岡県文化奨励賞受賞。2018年4月より高関健氏をミュージック・アドヴァイザーに迎え新たなスタートを切る。

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