書籍「しずおかの文化」発行


公益財団法人 静岡県文化財団は、季刊誌「しずおかの文化」、「しずおかの文化新書」に継ぎ、後世に伝えるべき文化的魅力の掘り起こしとともに、過去から未来を展望する視点に重きを置く新しい書籍、シリーズ「しずおかの文化」を発刊します。

静岡県内図書館や大学・高等学校図書館でご覧いただけます。
また、県内書店やインターネットでも購入できます。

「しずおかの文化」ラインナップ

シリーズ3「駿河と甲斐の蜜月時代がやってくる~中部横断自動車道が描く静岡と山梨の未来像~」

静岡県は東海道をはじめとして東名高速道路、東海道新幹線と東西方向の印象が強かったが、中部横断自動車道の整備により、従来のネットワークに南北方向が加わることで新たな経済圏の形成や人々の交流が期待されます。
往古より、静岡県(駿河国)と山梨県(甲斐国)との関係は深く、塩やコメをはじめとする食糧や地場産品、さらには文化交流や信仰を背景とした人の行き来が絶えたことがありませんでした。第一部では、古代から近現代に至るまでの両県域を結んできた主要交通路とその周辺の歴史や交流を振り返ります。
第二部では中部横断自動車道の事業経緯と、データに基づく現在および未来像についてまとめていき、第三部では、静岡・山梨それぞれの立場での展望と期待を、中部横断自動車道に関わる山梨総合研究所と清水港利用促進協会のお二人のインタビューを通して紹介します。

発行:2021年3月31日
執筆:ことのは社編集部、玉置 実(一般財団法人 静岡経済研究所)
定価:1,500円+税

シリーズ2「清水港 ~これまで・今・これから~」

令和元年、開港一二〇年を迎えた清水港。古代から江戸時代までの前史清水港と、明治以降から現代までの回路としての清水港を振り返るとともに、これからの可能性を探ります。

清水港には様々な歴史の顔が登場します。江戸時代には、巴川の河口が港として拓かれ、江戸や大坂を結ぶ重要な拠点となります。そこでは主に米や塩が扱われ、多くの千石船が行き交っていました。
明治になると現在の日の出ドリームパークのあたりに波止場が造られ、港の整備が急ピッチで進みます。明治三十二( 一八九九) 年には開港場となり外国との貿易が本格的に始まり、明治三十九( 一九〇六) 年には静岡茶が初めて米国に輸出されることで、静岡の顔・日本の顔を作っていきます。大正十二( 一九二三) 年には、関東大震災の憂き目に遭い、大量の復興資材が移動する港としても機能しました。時代は下って昭和五( 一九三〇) 年には、マグロの油漬け缶詰の輸出が始まり、米国人に人気を博します。昭和十六( 一九四一) 年には太平洋戦争が勃発、清水港もその機能の七割を失うという甚大なる被害を受けました。その後、地元企業や住民の力が一つになって復興、昭和二十七( 一九五二) 年には、国の特定重要港湾に指定されました。昭和四十五( 一九七〇) 年 大阪万博の年には初のコンテナ船が入港、平成二( 一九九〇) 年には豪華客船クイーン・エリザベスII が港に入ると、これをきっかけに多くの豪華客船が入港するようになります。さらに、平成十一( 一九九九) 年 開港一〇〇周年をきっかけにエスパルスドリームプラザや清水マリンパークの拠点整備が行われ、国内のみならず海外からの観光客で賑わう一大スポットとして注目を集めることになります。平成十八( 二〇〇六) 年 静岡茶輸出100 周年という重要な年を迎え、平成二十三( 二〇一一) 年には、いよいよ国際拠点港湾に指定され、益々重要な港として成長を遂げています。
令和元年、清水港は開港一二〇周年を迎えました。本書を、清水港の〜これまで・今・これから〜を覗くスコープとして活用し、海洋文化都市・静岡について更に理解を深めていただければ幸いです。

発行:2019年6月30日
編者:「しずおかの文化」編集部編
定価:1,500円+税

シリーズ1「徳川将軍と富士山」

新進気鋭の研究者たちが「徳川将軍と富士山」という、当たり前のようでいて意外に奥の深いテーマで書き下ろした一冊。近世史と静岡の歴史への新しい切り口を楽しめる内容となっています。
第一部では徳川歴代将軍の人物像や、宝永大災害以降の富士山との関わり、明治期の徳川家と静岡についてなど、第二部では「美術史」「和歌」「建築」「食」「天井画」といった文化的側面から、写真や図版を併用しつつ、徳川将軍と富士山の関係について考察します。
巻頭の口絵( カラーページ)には、徳川将軍と富士山にまつわる貴重な資料や画像を多数掲載。これまでになかったユニークな視点から捉えた「徳川将軍」と「富士山」の関係は、歴史マニア、富士山マニアはもちろん、一般読者の知的好奇心も大いに刺激してくれます。

発行:2019年5月1日
編者:公益財団法人 徳川記念財団、静岡県富士山世界遺産センター
定価:1,600円+税

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書籍「しずおかの文化」編集部 : 株式会社ことのは社(静岡事務所)
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