しずおかの文化新書


「しずおかの文化新書」ラインナップ

表紙(日本一の高所・富士山頂は宝の山〜観測と信仰から読み解く霊峰の頂〜)

日本一の高所・富士山頂は宝の山
〜観測と信仰から読み解く霊峰の頂〜


「シリーズ富士山」の第5弾となる本書は、富士山頂に着目。大気化学、宇宙線・雷、高所医学などあらゆる研究・教育分野から注目されている現代の山頂、信仰空間として古代から尊ばれ続ける山頂。科学と文化の両サイドから、そこに輝く"宝もの"に迫ります。

表紙(しずおかトンネル物語〜日本の大動脈をつらぬけ!〜)

しずおかトンネル物語
〜日本の大動脈をつらぬけ!〜


「天城山隧道」「丹那トンネル」「日本坂トンネル」「宇津ノ谷トンネル」「深良陽水と隧道」「青崩峠トンネル」。日本の大動脈ともいえる」静岡県を貫く、6つのトンネルをクローズアップし、その成り立ちや時代背景を文化的側面から考察します。

表紙(家康 その一言〜精神科医がその心の軌跡を辿る〜)

家康 その一言
〜精神科医がその心の軌跡を辿る〜


徳川家康は、ときに果敢に戦い、ときにじっと耐えながら天下を手に入れた英雄としてあまりにも有名です。ところがその家康が「神経質」性格を持った人物であったことはあまり知られていないのではないでしょうか。本書では『神経質』を礼賛する精神科医・南條幸弘氏が、今まで語られてきた家康像から神経質性格の「弱力性」「強力性」の二面性に着目し、その行動や言動について考察します。

表紙(浜松ピアノ物語〜浜松のピアノが世界に認められた日〜)

浜松ピアノ物語
〜浜松のピアノが世界に認められた日〜


発祥の歴史からヨーロッパに集中していたピアノ製造が、どのような変遷をたどって国産化を成し遂げたのか。国際ピアノコンクールにコンサートグランドピアノが選ばれるなど今や世界でも一流のピアノメーカーを擁する浜松地域。統治がピアノ製造の中心地となった道のりに、時代を追って迫ります。世界の楽器を収集する浜松市楽器博物館もご紹介。

表紙(幕末の産業革命〜江川坦庵と韮山反射炉〜)

幕末の産業革命
〜江川坦庵と韮山反射炉〜


世界文化遺産に登録された韮山反射炉は、世界で唯一、現存する実働した反射炉です。幕末に、韮山代官江川太郎左衛門の指揮の元、下田に建設するべく工事は始まりましたが、下田港へやってきたロシアやアメリカの艦船を見て急遽韮山に建設することになりました。日本の近代工業化の先鞭をつけた韮山反射炉は、まさに世界に誇る歴史産業遺産です。その、韮山の反射炉をとりまく歴史や現状を探ります。

表紙(湖(あわうみ)の雄 井伊氏~浜名湖北から近江へ、井伊一族の実像~)

湖(あわうみ)の雄 井伊氏
~浜名湖北から近江へ、井伊一族の実像~


浜名湖の湖北・井伊谷には、古代から浜名湖と深く関わる水の祭祀を行う有力領主がいました。江戸幕府をひらいた徳川家の筆頭大名・井伊氏は、その系譜にあたります。天白磐座遺跡から浜名湖とその水系を押さえて領地を広げた井伊氏が果たした役割やその遺産をあぶり出し、その一族の実像に迫ります。

表紙(富士山の祭りと伝説~その知られざる起源に迫る~)

富士山の祭りと伝説
~その知られざる起源に迫る~


荘厳で崇高で、人知では計り知れない霊気が秘められていると仰ぎ信仰してきた富士山を日本人はどのように伝え、どのように祭ってきたのか?この霊山に関わる各地の伝説を紐解きます。

表紙(駿河湾 桜えび物語~駿河湾の名物120年の歴史を紐解く~)

駿河湾 桜えび物語
~駿河湾の名物120年の歴史を紐解く~


日本では駿河湾だけで行われるサクラエビ漁は、明治27年の偶然をきっかけに始まりました。この小さなエビは、富士山の雪解け水が流れ込む湾奥部で生まれ、深海と上層を行き来しながら1 年余の寿命を生きます。今ではポピュラーになったサクラエビですが、100年以上の歴史の中には漁師たちのさまざまな闘いや試行錯誤がありました。本書では、サクラエビ漁の変遷や知られざる生態、さまざまな美味しい食べ方・料理法・サクラエビを味わえるお店まで、サクラエビが丸ごとわかる1冊です。

表紙(球音が消えた夏~戦時下の球児たち~)

球音が消えた夏
~戦時下の球児たち~


明治初期にアメリカから伝わったといわれる野球。今日では、本場の大リーグで活躍する日本人も続々と誕生し、プロ・アマ問わず、人気のあるスポーツとして定着しています。静岡県内でも、静岡中学(現・静岡県立静岡高校)を皮切りに、明治二十年代の終わり頃から続々と中等学校の野球部が創設され、それとともに中等学校野球の人気が高まっていきました。本書では、隆盛を極めた静岡県の中等学校野球の歴史を紐解くとともに、その後の戦争によって翻弄され、あるいは無念にも戦地に散って行った往年の名選手たちの足跡を辿ります。

表紙(植物の富士登山 〜植物の垂直分布や植生から見える富士山の姿〜)

植物の富士登山
〜植物の垂直分布や植生から見える富士山の姿〜


富士山に生息する植物の姿を、垂直分布という切り口で眺める本書。厳しい環境や複雑な条件に適応し、時として起こる噴火にも負けず分布を広げてきた、富士山に生きる植物の姿に焦点を当てます。登山前に一読すれば、より一層富士山を楽しめる一冊。

表紙(伊豆の長八・駿府の鶴堂〜漆喰鏝絵 天下の名工〜)

伊豆の長八・駿府の鶴堂
〜漆喰鏝絵 天下の名工〜


建築物の壁材料として、古くより利用されてきた漆喰。土蔵造りや壁塗りを専門職とした左官職人は、腕のふるいどころとして、漆喰を使い建物内部に装飾を施しました。それが漆喰彫刻のと鏝絵の始まりです。本書では、静岡県を代表する漆喰鏝絵の名工「入江長八」と「森田鶴堂」の二人の漆喰芸術の巨匠に焦点を当てる。

表紙(千年に一度の大地震・大津波に備える~古文書・伝承に読む先人の教え~)

千年に一度の大地震・大津波に備える
~古文書・伝承に読む先人の教え~


2011年の東日本大震災以降、全国的に地質や古文書の調査が進み、地震や津波への防災意識が高まっています。東海地震が想定される静岡県でも、さらなる地質調査や地震・津波対策への強化が見られるようになりました。本書は、東海地震のメカニズムや現在の被害想定を踏まえ、地震学者・都司嘉宣氏による最新の歴史地震研究のもと、古文書に刻まれた大地震・大津波の記憶を辿ってゆきます。

表紙(しずおかSF 異次元への扉~SF作品に見る魅惑の静岡県~)

しずおかSF 異次元への扉
~SF作品に見る魅惑の静岡県~


老若男女に愛されるSF。実は、静岡県を舞台にした作品が多いといわれています。 本書では、SFが生まれたルーツを辿りながら、富士山や清水の三保など、静岡県に縁のある作品、作者にスポットを当てて多角的なアプローチで考察していきます。壮大でドラマチックな世界を味わってみませんか?

表紙(しずおかオートバイ列伝)

しずおかオートバイ列伝

静岡県西部を中心に栄えるオートバイ産業。静岡県では全国の約5割の二輪車が生産されています。本書ではオートバイの歴史から個性あふれるデザインや時代を彩った広告を辿りながらその流行を探訪。遠州の熱い企業風土にも着目し、高い技術力がどのように集結されたかも考察します。

表紙(湧水 〜富士山に消える24億トンの水の行方〜)

湧水
〜富士山に消える24億トンの水の行方〜


年間約24億トンもの降雨降水があるといわれる富士山。その水はいったいどのようにして、どこへ行くのか。未だ謎が多い富士山の類い稀なる湧水のメカニズムを紐解きます。

表紙(お茶王国 しずおかの誕生 〜江戸の名茶から世界の静岡茶へ〜)

お茶王国 しずおかの誕生
〜江戸の名茶から世界の静岡茶へ〜


静岡といえば"お茶"。お茶といえば"静岡"。静岡県とお茶の関係は深く、その歴史は長い。ではなぜそうなったのか。お茶王国誕生を専門家 中村羊一郎が解き明かします。

表紙(恐るべし!?外来生物 〜しずおかに侵攻する生物の実態〜)

恐るべし!?外来生物
〜しずおかに侵攻する生物の実態〜


アライグマ、ブラックバス、ウシガエルなど、身近に感じていた生物が、日本古来のものでないことを知っていましたか?
人間社会の発展とともに移入された外来生物の実態とその問題について鋭く迫ります。

表紙(日本を変えたしずおかの合戦)

日本を変えたしずおかの合戦

駿河・遠江・伊豆の三ヶ国で繰広げられた合戦の諸相を、最新の研究成果と膨大なデータから考察します。
源頼朝の伊豆挙兵にはじまり、豊臣秀吉の小田原攻めまで、静岡の中世史における合戦の事実関係、具体的な経過を明らかにするとともに、合戦に臨む武将たちの心の内にも迫ります。

表紙(しずおか竹取物語)

しずおか竹取物語

荒廃した放置竹林に起因する林床環境の悪化や、災害、食物相の貧弱化といった問題に向き合い、「町山の復活」をテーマに、静岡県内で活動する人々の取組みをレポート。さらに、竹林を通しての学びや遊び、竹の植生や種類といった博物学から、世界の竹類の分布まで、植物としての「竹」の魅力も余すところなく紹介します。

表紙(しずおかホビーは凄い!)

しずおかホビーは凄い!

全国のプラモデル生産の約8割という圧倒的なシェアを誇る静岡県。本書では、江戸時代より栄えてきた木工三業に端を発する模型の文化と産業の軌跡を、プラモデルメーカーの歴史や商品の変遷などを交えつつ、多面的に紹介します。

表紙(人はなぜ富士山頂を目指すのか)

人はなぜ富士山頂を目指すのか

静岡が誇る日本一の山「富士山」をクローズアップ。「人はなぜ富士山頂を目指すのか」というタイトルのもと、古代から現代まで人々が富士山頂を目指してきた経緯を様々な視点からひも解きます。

「しずおかの文化新書」に関するお問合わせ

公益財団法人静岡県文化財団 文化事業課
〒422-8019
静岡市駿河区東静岡二丁目3番1号
TEL:054-203-5714
FAX:054-203-5716
E-mail:info@granship.or.jp

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