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子ども・子育て世代への支援
誰もが主人公となる県民参加
開催レポート
展示
美術

Wonderfulアート/NHKハート展

日時 2012年9月15日(土)~30日(日)
10:00~17:00(最終入場16:30)

ウィズ映画祭:16日(日)、17日(月・祝)、22日(土)
会場 ウィズハート展・NHKハート展
6階 展示ギャラリー

ウィズ映画祭
6階 交流ホール
※直接会場へお越し下さい。
料金 入場無料 (映画は1作品500円)
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000


つちだよしはる(絵本作家)

障がいの有無に関わらず、誰もが持っている豊かな表現や個性が人と人とをつなぐ「きっかけ」になることを願い開催します。

■静岡県内の特別支援学校の生徒・児童による作品展示会「ウィズハート展」では、熱い想いがつまった作品、心おどる楽しい作品、のびのびと個性あふれる作品の数々を、ぜひご覧ください。

ウィズ映画祭(ドキュメンタリー映画上映会)
映画会は1作品500円

 ◎「ベンダ・ビリリ!~もうひとつのキンシャサの奇跡」 
   9月16日(日)、22日(土)15:00~
  (第63回カンヌ国際映画祭<監督週間>オープニング作品)

   コンゴのどん底から世界No1バンドへ。路上の音楽集団の圧倒的に素晴らしい音楽!
    ストリートから送る勇気と希望の物語です。
 
 ◎「ヴォイス・オブ・ヘドウィグ」
   9月17日(月)15:00~、22日(土)13:00~

   「人とは違う私たちに、いつも勇気を与えてくれたのは“ヘドウィグ”」。
     青少年が抱える悩みや希望、そしてミュージシャンが歌い上げるメッセージを
     ご覧ください。
 
 ◎「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
   9月16日(日)、17日(月)13:00~
  (第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品)

   「誰もが褒めたたえるが誰もその姿を見た事がない」アーティスト、バンクシーに接触!
   アート業界の裏側を映し出した、最高に皮肉、最高にユーモアのあるドキュメンタリー。


■今年で17回目を迎える「
NHK
ハート展」は、障がいのある方がつづった一編の詩に、各界で活躍する著名人やアーティストが「ハート」をモチーフにした作品を添えた、50組の詩とアートによる展覧会です。

<主な作画者>

高良健吾/俳優
西郷輝彦/俳優・歌手
高橋みなみ(AKB48)/タレント
ツジトモ/漫画家(代表作:GIANT KILLING)
富澤たけし(サンドウィッチマン)/お笑い芸人
水川あさみ/女優
渡部陽一/戦場カメラマン
      ほか
(五十音順)

ベンダ・ビリリ!~もうひとつのキンシャサの奇跡

63回カンヌ国際映画祭<監督週間>オープニング作品


 コンゴ民主共和国の首都キンシャサの路上に暮らす車椅子ミュージシャンと、ストリート・チルドレンで編成される“スタッフ・ベンダ・ビリリ”。不自由な身体ながらも常に明るく音楽に情熱を注ぐ彼らが、数々の困難や挫折を乗り越え大々的なヨーロッパツアーを成功させるまでの5年間を追い続けた感動作。「決して諦めない」という生きることに対する力強いメッセージが込められた勇気と希望の物語です。

ヴォイス・オブ・ヘドウィグ

 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルとオノ・ヨーコ等多数のミュージシャン達が、NYの青少年学校のために立ち上がります。そのプロジェクトは作品のナンバーをミュージシャンがカバーしチャリティ・アルバムを制作すること。「“違い”とは尊重されるべきで、あらゆる生徒には安全な教育と“ホーム”と呼べる場所があるべきだ」という学校の理念に賛同した彼らのアルバム制作を軸に、4人の生徒達に焦点をあて、彼らの抱える悩みや希望を映しだし、勇気を与えてくれます。

 

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ

第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート


 
映像作家ティエリー・グエッタは、ストリート・アートについてのドキュメンタリーの制作を開始。そこで誰もが褒めたたえるが誰もその姿を見た事がないアーティスト、バンクシーにたどり着き取材を始めます。バンクシーはティエリーに映像の才能がない事に気づき、カメラを奪い、逆にティエリーのドキュメンタリーを自分が監督すると申し出ました。世界で最も有名。けれど誰もその素顔を知らない覆面グラフィティ・アーティスト、バンクシーが、アート業界の裏側を映し出した、最高に皮肉、最高にユーモアのあるドキュメンタリーです。

開催レポート

【Wonderfulアート】お気に入りを探しに。「ウィズハート展’12」

2012年09月25日(火)

グランシップ6階展示ギャラリーでは、9月30日まで開催される「Wonderfulアート」の一企画として、県内特別支援学校の生徒・児童による作品展、「ウィズハート展’12」が開かれています。

 私のお気に入りは、ビー玉を転がして着色した黒のキャンバスに写真をコラージュした作品で、絵と写真のコントラストがユニークで、不思議な魅力をたたえた作品に仕上がっています。感情の赴くままに描いたような作品もあれば、緻密に構成された作品、漫画やアニメの影響を受けた作品など、バラエティ豊かな作品がそろったこの展覧会。自分だけのお気に入りを探しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。





【ワンダフルマーケット「とも」】雑貨カフェ いもねこのクッキー&ポストカード

2012年09月15日(土)

9月15日(土)~30日(日)開催「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
雑貨カフェ いもねこ

「お芋」と「素材」にこだわったスィーツとランチ、あたたかくてまったりした空間が好評の「雑貨カフェ いもねこ」。
その「いもねこ」がクッキーを始めました。ちょっと他では味わえないフレーバーの「いもねこクッキー」、口の中ですっと溶ける「スノーボール」、かわいい猫が詰まった「ちびねこクッキー」。キュートなポストカードもあります。
全国から集めた猫ちゃん系雑貨もたくさん販売しています。

いもねこメッセージクッキー ~YOU CAT MAIL~」かわいいオリジナルメッセージカード付きの大きなクッキー

雑貨カフェいもねこ(就労継続支援A型事業所)
浜松市南区芳川町320 080-4530-5203





【ワンダフルマーケット「とも」】★深く鮮やかな古庄の藍★

2012年09月15日(土)

9月15日(土)~30日(日)開催「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
ラポール古庄

ラポール古庄は、静岡市内で20年近く藍染め工芸を行っている事業所です。
「藍染め」と言うと昔からの伝統工芸のイメージがありますが、普段使いの小物なども藍で染めています。深みのある鮮やかな色が商品を際立たせています。
今、おすすめは“シュシュ”と“ペットボトルの水滴ガード”です!!

レースがポイントのかわいいシュシュ

ハンカチとして、水滴ガードとして2WAY使える一品です





【ワンダフルマーケット「とも」】製品から求められる商品へ

2012年09月15日(土)

9月15日(土)~30日(日)開催「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
みすず


みすずの基本は、請負事業。その作業の合間を使って、利用者の光るもの発見。感性と感覚。ビーズ製品・デコパ―ジュ石鹸・エコバック・ポストカードなどなど、様々な分野でそれぞれが力を発揮する。楽しみから自信に。自分達の収入になる喜びと励みが、みすず自主製品事業の基本です。製品から、求められる商品への発展をめざし、日々頑張っています。

デコパージュ石鹸の生産

自分たちの作った物を販売





【ワンダフルマーケット「とも」】1つ1つ心を込めて・・・

2012年09月15日(土)

9月15日(土)~30日(日)開催「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
すいせん

私達「すいせん」は生活介護26名
就労継続21名で活動しています。
活動の中に自主製品作りを取り入れ、
木工・ビーズ・縫製を行なっています。
細かい工程も時間をかけて丁寧に作りました
心を込めて一生懸命作った製品を
沢山の人たちに見て頂きたいと思っています

木工製品の種類も増えています!!

細かいビーズも頑張って通します!!





【ワンダフルマーケット「とも」】共に生き、はたらくまちへ・・・。楽しい製品!もりだくさん!~ゆうゆう舎おいしいお菓子!から 元気を!おいしさを~

2012年09月15日(土)

9月15日(土)~30日(日)開催「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
ゆうゆう舎
ゆうゆう舎は、障がいをもつ人も、もたない人も、地域で共に生き、はたらくお店です。
今回の出品品目は、縫製部より、思考をこらした新製品ティッシュBOXケース(リバーシブル)加え、ゆうゆう舎のお勧めである、おからクッキー「おからん♪」を取り揃えております。元気なスタッフとのふれあいをどうぞお楽しみください。

おからクッキー「おからん♪」
国産大豆100%の「おから」が原料。食物繊維たっぷり、栄養満点、体にやさしいクッキーです。(左から、プレーン、ココア、ゴマ)

ティシュBOXケース
今年の4月より販売している、縫製部の新商品です。縫い方を工夫して、リバーシブルにしました。両面の柄が使えて、2通り楽しめます。お部屋の雰囲気や、様々な用途に合わせてお使いください。





【ワンダフルマーケット「とも」】ふれあい、ともに支え合う居場所を目指して

2012年09月15日(土)

9月15日(土)~30日(日)開催「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
ひこばえ

ウイング・ハートでは、精神障がい者とその他の障がい者に働く場と住まいを提供し、地域社会で生活するための様々な支援を行っています。
当施設の「パン・おにぎり工房きらら」では、身体にも心にも優しい食品を皆で手作りし、販売を通じて多くの人とふれあい、社会との繋がりを広げています。皆様も是非一度ご賞味下さい。


手作りクッキーです。


会議用弁当もご注文を承っています。





【ワンダフルマーケット「とも」】ウイン作業所のおすすめ商品

2012年09月15日(土)

9月15日(土)~30日(日)開催「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
ウイン作業所


ウイン作業所自慢の“焼き肉のタレ”と手芸品を紹介致します。焼き肉のタレは青森産のニンニク、静岡産のしょうが、無農薬野菜の酵素を使った今迄にないおいしさです。また手芸品は機織り機を使い利用者さんが一つ一つオリジナル作品として仕上げました。一度手にとってご覧ください。


焼き肉だけでなく色々使える便利なタレ


唯一のオリジナル作品です





本日より開催!「Wonderfulアート/NHKハート展」

2012年09月15日(土)

県内特別支援学校の生徒・児童の皆さまによるアート作品の展覧会「ウィズハート展」と、障がいを持つ方がつづった詩に著名人がハートをモチーフにアート作品を添えた展覧会「NHKハート展」、多様な表現が存在することに気づくドキュメンタリー映画「ウィズ映画祭」。本日より開催いたします。 展覧会は入場無料、映画は1作品500円で上映!
オープニング式典では袋井特別支援学校磐田見付分校の生徒さんによるハンドベル演奏が行われました。

さらに明日はウィズ映画祭!
13時~「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
15時~「ベンダ・ビリリ!~もうひとつのキンシャサの奇跡」
1作品500円でドキュメンタリー映画を見ませんか?
6階・交流ホールへ直接お越しください!





【ワンダフルマーケット「とも」】ラポール川原・みなみのシルクプリント製品

2012年09月14日(金)

9月15日(土)~30日(日)「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
ラポール川原・みなみ

ラポール川原・みなみではメンバーが描いた個性豊かなデザインを様々な商品にプリントして販売しています。タオル、ハンカチ、Tシャツ、手提げバッグ等使いやすい製品を揃えており、好評いただいています。1枚1枚心をこめて手刷りで印刷しています。

印刷を行っている様子です

個性豊かなデザインの製品です





【ワンダフルマーケット「とも」】一本の糸から心をこめて

2012年09月14日(金)

9月15日(土)~30日(日)「Wonderfulアート/NHKハート展」に出店
ワンダフルマーケット「とも」
ラポール安倍川

22名のメンバーが綿糸・毛糸・裂布などいろいろな素材を使い、織機で手織りに取り組んでいます。
それぞれの個性を生かした“ゆにーくな作品”を目指して制作に励んでいます。





【ウィズ映画祭】上映作品をご紹介!その③

2012年09月08日(土)

9月16日、17日 13時~
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ

もの事の本質は隠されていることが多いがメディアは表面しか見ない
世界で最も有名。けれど誰もその素顔を知らない覆面グラフィティ・アーティスト、BANKSY(バンクシー)。作品が100万ドルを下らない価格で販売されていても、社会風刺的グラフィティ・アート、ストリート・アートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取り、自作を世界各国の有名美術館の人気のない部屋にゲリラ展示したことも話題となった。
スペース・インベーダーのモチーフを世界中に張り巡らせたフランス人アーティスト、その名もスペース・インベーダーや、08年のアメリカ合衆国大統領選挙でのオバマ大統領の肖像画で有名なシェパード・フェリーなど、多数のストリート・アーティストが登場するこの作品は、ストリート・アーティストであるバンクシーがアート業界の裏側を映し出した、最高に皮肉、最高にユーモアのあるドキュメンタリーとなっている。
LA在住のフランス人映像作家ティエリー・グエッタは、いとこであるスペース・インベーダーと行動を共にするうち、ストリート・アートについてのドキュメンタリーの制作を始める。そこで「誰もが褒めたたえるが誰もその姿を見た事がない」アーティスト、バンクシーにたどり着き取材を始めるが、バンクシーはティエリーに映像の才能がない事に気づき、カメラを奪い、逆にティエリーのドキュメンタリーを自分が監督すると申し出た。
そしてバンクシーはアートの知識も技術もないティエリーをMR.BRAINWASHというストリート・アーティストとして仕立て上げるプロジェクトを開始するが…。





【ウィズ映画祭】上映作品の内容をご紹介します!その②

2012年09月08日(土)

9月17日15時~、22日13時~
ヴォイス・オブ・ヘドウィグ

「人とは違う私たちに、いつも勇気を与えてくれたのは“ヘドウィグ”」
2001年、世界に一大「ヘドウィグ」ブームを生み出したジョン・キャメロン・ミッチェルと、音楽プロデューサー、クリス・スルサレンコ、そしてオノ・ヨーコら多数の個性派ミュージシャン達が一堂に会して、NYの青少年のため学校「ハーヴェイ・ミルク・ハイスクール」の為に立ち上がった。そのプロジェクトは『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のナンバーをそれぞれのミュージシャンがカバーし、チャリティ・アルバム『ウィッグ・イン・ア・ボックス』を制作する事。
「"違い"というものは尊ばれるものであり、あらゆる生徒には安全な教育と"ホーム"と呼べる場所があるべきだ」という、ハーヴェイ・ミルク・ハイスクールの基本理念に賛同したのはオノ・ヨーコ、シンディ・ローパー、ヨ・ラ・テンゴ、ベンフォールズ、ベン・リー、ベン・クウェラー、フランク・ブラック、ブリーダーズ、ルーファス・ウェインライトなどのミュージシャンたち。
『ヴォイス・オブ・ヘドウィグ』は、1年にわたるアルバム制作を軸に4人の生徒たち(2人のレズビアンと、1人のゲイと、1人のトランスジェンダ)にフォーカスをあて、「自分は人とは違うのだ」という葛藤、家族や周りの人々との関係、そして自分という存在を肯定する様を映し出し、観る者に勇気を与えてくれるドキュメンタリーです。

1作品、なんと500円で観ることができます!【ウィズ映画祭】はグランシップ6階・交流ホールにて上映!





9月16日、17日、22日【ウィズ映画祭】上映作品をご紹介!その①

2012年09月08日(土)

9月16日(日)、22日(土)15時~
ベンダ・ビリリ!~もうひとつのキンシャサの奇跡

カンヌ国際映画祭を熱狂させた奇跡のドキュメンタリー!
2010年5月。カンヌ映画祭を今年最も熱く興奮させたのは、ハリウッドの有名セレブではなく、コンゴの路上からやって来た、手作り楽器で誰にも真似できない音楽を演奏する車椅子4人と松葉杖1人を含むバンド「スタッフ・ベンダ・ビリリ」だった!
彼らが数々の困難や挫折を乗り越え、2009年にアルバムを世界発売し、大々的な成功をおさめるまでの5年間を記録したのが、本作『ベンダ・ビリリ!~もうひとつのキンシャサの奇跡』である。

足掛け5年にわたって、スタッフ・ベンダ・ビリリの奇跡を映像化!合い言葉は、ベンダ・ビリリ!その意味は「外側を剥ぎ取れ=内面を見よ」!
映画の始まりは、2004年。コンゴを愛する2人のフランス人映像作家が、ある日、キンシャサの路上で、ビリリの音楽を偶然耳にしたことから始まった。戦争による混乱と貧困でカオスとなったキンシャサで、障害を持ち、家がなく動物園で眠り演奏する。そこはまるで世界のドン底。しかしその音楽は豊かに輝き、メンバーはとことん前向きだった。2人はビリリに魅了され、彼らのアルバム制作とドキュメンタリー映画の制作を決意。それから5年。数々の困難や挫折を乗り越え、2009年にアルバムが世界発売。わずか数カ月後には、何と大々的なヨーロッパツアーまでが実現。彼らの音楽、彼らのパフォーマンスは、出会った人すべてに感動を呼び起こし、それはまさしく奇跡だった。映画は2009年夏の、その成功までを描いている。「ベンダ・ビリリ」、それはリンガラ語で、「外側を剥ぎ取れ」という意味。障害はあろうとも魂は自由なのだ、外側ではなく内面を見よ!彼らの音楽が、彼らの生き方が伝える強いメッセージがここにある。

これは音楽映画ではない--コンゴ、ひいてはアフリカの現状を描き、 パパ・リッキーと路上の子供の絆を描く「父と息子」の物語。
2人の監督は「これは音楽映画ではない」と言う。コンゴ社会、ひいてはアフリカ全体の社会的な状況の中で、外側に追いやられ、貧しさに喘ぎ、路上で暮らしている何百万人もの人々のための映画なのである。同時にこの映画は、父と息子の物語でもある。ビリリは、ストリート・チルドレンたちの親代わりの存在だ。特に、“パパ・リッキー”と慕われるバンドのリーダーと、彼が拾い上げた、音楽の天才であるストリートの子・ロジェとの絆は観客に大きな感動と共感を与えるだろう。スタッフ・ベンダ・ビリリは、彼らの歌う歌詞からも伝わるように、いわば、「ストリートに暮らす人々のスポークスマン」。そしてそれは、決してあきらめない、という勇気と希望の物語である。

ぜひグランシップでご覧ください!





9月16日(日)、17日(月・祝)、22日は「ウィズ映画祭」!500円を持って、6階・交流ホールへ!

2012年09月07日(金)

9月15日(土)~9月30日(日)に開催の「Wonderfulアート/NHKハート展」に合
わせまして、16日、17日、22日にドキュメンタリー映画上映会「ウィズ映画祭」を開催!今回は上映する3作品の内容を、少しだけご紹介します。
①「ベンダ・ビリリ!~もうひとつのキンシャサの奇跡」
<第63回カンヌ国際映画祭<監督週間>オープニング作品>

 コンゴ民主共和国の首都キンシャサの路上に暮らす車椅子ミュージシャンと、ストリート・チルドレンで編成される“スタッフ・ベンダ・ビリリ”。不自由な身体ながらも常に明るく音楽に情熱を注ぐ彼らが、数々の困難や挫折を乗り越え大々的なヨーロッパツアーを成功させるまでの5年間を追い続けた感動作。「決して諦めない」という生きることに対する力強いメッセージが込められた勇気と希望の物語です。

②「ヴォイス・オブ・ヘドウィグ」
 
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルとオノ・ヨーコ等多数のミュージシャン達が、NYの青少年学校のために立ち上がります。そのプロジェクトは作品のナンバーをミュージシャンがカバーしチャリティ・アルバムを制作すること。「“違い”とは尊重されるべきで、あらゆる生徒には安全な教育と“ホーム”と呼べる場所があるべきだ」という学校の理念に賛同した彼らのアルバム制作を軸に、4人の生徒達に焦点をあて、彼らの抱える悩みや希望を映しだし、勇気を与えてくれます。

③「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
<第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート>

 映像作家ティエリー・グエッタは、ストリート・アートについてのドキュメンタリーの制作を開始。そこで誰もが褒めたたえるが誰もその姿を見た事がないアーティスト、バンクシーにたどり着き取材を始めます。バンクシーはティエリーに映像の才能がない事に気づき、カメラを奪い、逆にティエリーのドキュメンタリーを自分が監督すると申し出ました。世界で最も有名。けれど誰もその素顔を知らない覆面グラフィティ・アーティスト、バンクシーが、アート業界の裏側を映し出した、最高に皮肉、最高にユーモアのあるドキュメンタリーです。

◎上映スケジュール
16日13時~「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
  15時~「ベンダ・ビリリ!」
17日13時~「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
  15時~「ヴォイス・オブ・ヘドウィグ」
22日13時~「ヴォイス・オブ・ヘドウィグ」
  15時~「ベンダ・ビリリ!」

1作品500円 会場:6階・交流ホール

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