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音楽

2024年しずおか連詩の会

日時 2024年11月3日(日・祝)14:00開演(13:30開場)
会場 11階 会議ホール・風
料金 【当日券は13:15~ グランシップ11階会議ホール・風の前で販売!】
全席自由/一般1,500円、こども・学生1,000円(28歳以下の学生) 
※未就学児入場不可
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
共催 静岡新聞社・静岡放送
後援 静岡県教育委員会、静岡県文化協会、静岡県詩人会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000
詩 詩人 
前回の様子

5人の言葉の表現者が、静岡の地で三日間に渡り40編の現代詩を創作。できたばかりの作品を、作者自らの朗読・解説で披露します。
ステージで明かされる創作時のエピソードにもご注目を。「ことば」の世界が広がる体験をグランシップで。

【出演】
野村喜和夫(詩人) 
巻上公一(音楽家・詩人) 
広瀬大志(詩人)
佐藤文香(俳人・詩人)
柴田聡子(シンガーソングライター・詩人)

《グランシップマガジンvol.39号に、シンガーソングライター・詩人の柴田聡子さんのスペシャルインタビュー掲載中!》


◆静岡新聞WEBサイト「アットエス」「しずおか文化談話室」では、本年初参加の3人のインタビューを連載中!◆

①【「2024年しずおか連詩の会」初参加詩人インタビュー 広瀬大志さん】 「自分のやり方と180度違う世界を体験するんだなと」(10/22)

②【「2024年しずおか連詩の会」初参加詩人インタビュー 佐藤文香さん】 「詩人として参加しようと思っているので俳句的なものを作るつもりはありません」(10/24)

③【「2024年しずおか連詩の会」初参加詩人インタビュー 柴田聡子さん】「自分が書いているものは『詩』に当てはまらなそうだなという体感はあります」 (10/31)


◆静岡新聞WEBサイト「アットエス」「しずおか文化談話室」で、5人の出演者がそれぞれの作品と共に紹介されました!◆

①【佐藤文香さん「渡す手」】ずっと眺めている

②【巻上公一さん「METEOR DRIVER~メテオールのドライバー~」】 声とテルミン、境目が消えていく

③【野村喜和夫さん編「しずおか連詩 言葉の収穫祭」】 生活空間に現出した途方もない一本道

④【柴田聡子さん「Your Favorite Things」 】単語と「てにをは」が踊り、はじける

⑤【広瀬大志さん、豊崎由美さん「カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門」 】 難解な現代詩「ベスト・ワン」とは

《巻上公一さんが参加した「2020年 しずおか連詩の会 in 裾野」の様子はこちら》


【連詩-RENSHI-とは?】
複数人で短い詩をリレーのように連ねていく創作現代詩。
伝統の中で新たに培われた連歌・連句の美学をもとに、新たに詩の可能性を探ろうと三島市出身の詩人・大岡信を中心にはじりました。
海外でも創作される、静岡県が世界に誇る文芸文化です。
「しずおか連詩の会」では、5行と3行の詩を繰り返し、3日間かけて40編の連詩を創作し発表会で披露します。

【しずおか連詩の会、ここに注目!】

(1)「そうだったのか!」発見だらけのエピソードトーク
どうしてその言葉が生まれたのか、詩人たちがおしゃべりをしながら語ります。
「あの人が、あの時に書いた言葉が、まさかこんなところで・・・!」
アーティストたちの創作の秘密に触れられるかも!?
 
(前回の様子)

(2)本人の声で語られる、生まれたての詩
できたばかりの連詩が作者本人の声で読み上げられる「聴く」体験は、当日の会場だけの贅沢。
目で文字を追うこととはまた違った味わいがあります。

(3)一期一会&予測不能な展開!
その時、そのメンバーだからこそ生まれるイメージや言葉の数々。
普段は1人で創作することが多い詩人たちが共同で創作することで、一人では生まれ得なかった新しい表現が生まれることも。

 
(前回の様子)

★共同作業で生まれる詩の面白さについては、谷川俊太郎さん(第1、4、16、18回に参加)のこちらの動画で!★



(4)来場者も主役!言葉をかみしめよう。
意外性のある言葉の組み合わせに、びっくりしたり、共感したり。
最初はちょっと難しいと感じた表現も、だんだん心地よくなってきたり。
詩人たちの言葉が描く世界を楽しんでいるうちに、自分の言葉の感覚もいつもより豊かになっているかもしれません。

出演者プロフィール

野村 喜和夫(詩人)


詩集『特性のない陽のもとに』で歴程新鋭賞、『風の配分』で高見順賞、『ニューインスピレーション』現代詩花椿賞受賞など。評論『移動と律動と眩暈と』及び『萩原朔太郎』で鮎川信夫賞ほか著訳書多数。 戦後世代を代表する詩人の一人として現代詩の最先端を走り続けている。「しずおか連詩の会」では、2009年より創作の場をまとめるさばき手を務め、今回で19回目の参加となる。



巻上公一(音楽家・詩人)

静岡県熱海市出身。1978年結成のヒカシューのリーダーとして作詞作曲はもちろん、声の音響やテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションを精力的に世界各地で行っている。音楽アルバムはソロ、ヒカシュー含め多数。FOUNDATION FOR CONTEMPORARY ARTS (FCA)2024年アーティスト賞に選出された。著書『声帯から極楽』『反響マシーン』ほか。2019年詩集『至高の妄想』で第一回大岡信賞を受賞。今回は2回目の参加となる



広瀬大志(詩人)


1960年生まれ。詩集『毒猫』(2023年)で第二回西脇順三郎賞を受賞。その詩風は「現代詩のモダン・ホラー」とも呼ばれ、一部に熱狂的なファンを持つ。「しずおか連詩の会」の参加ははじめて。 


佐藤文香(俳人・詩人)


1998年に俳句を書き始め、句集『海藻標本』で宗左近俳句大賞。その他句集に『君に目があり見開かれ』、『菊は雪』、『こゑは消えるのに』。編著に『俳句を遊べ!』、『天の川銀河発電所』など。2014年ごろから自由詩も書くようになり、初詩集『渡す手』は中原中也賞を受賞。「しずおか連詩の会」の参加ははじめて。



柴田聡子(シンガーソングライター・詩人)


2012年『しばたさとこ島』でアルバム・デビュー。2016年詩集『さばーく』を上梓。エルスール財団新人賞受賞。2017年より「文學界」でエッセイ『きれぎれのハミング』を連載し、2023年『きれぎれのダイアリー』として単行本化。2024年7枚目となるアルバム『Your Favorite Things』をリリース。「しずおか連詩の会」の参加ははじめて。

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