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圧倒的な美しさを持ち、新しいジャズシーンを創り出し続けているバンクシア・トリオ。
若き俊英のベーシスト・須川崇志、渡辺貞夫、椎名林檎などのプロジェクトに参加のピアニスト・林正樹、くるりなど数々のサポートに参加するドラマー・石若駿による聴く人の心を揺さぶる演奏。
ゲストのアン・サリーによる柔らかな歌声を添えて。
公演当日、会場内ロビーで出演者のCDを販売。
会場でのCD購入の方限定、公演終了後出演者によるサイン会を実施!!
●グランシップマガジン「GRANSHIP」vol.37
「バンクシア・トリオ」インタビュー 『-ジャズを聴いたことのない人にも楽しめるジャズがある―』
●石若駿さん 「BRUTUS」 #語る音楽家、語られる音楽家 連載中
#語る音楽家、語られる音楽家
今、もっとも面白い音楽家坂東祐大と石若駿が、刺激をもらった音楽家について語る連載。
【語る音楽家】、作曲家・坂東祐大、ジャズドラマー・石若駿
【語られる音楽家】ペドロ・マルチンス、フローティング・ポインツ etc.
●Banksia Trio(バンクシア・トリオ)
2017年に須川崇志 (Bass) が林正樹 (Piano)、石若駿 (Drums) に声をかけて結成されたジャズトリオ。同年8月8日に最初のライブが都内老舗ジャズクラブ「BODY&SOUL」で行われる。
2020年1月には、岡本太郎記念館の館長でもある平野暁臣がプロデュースする気鋭のジャズレーベル、Days of Delightより1stアルバム「Time Remembered」を、翌年2月には、2ndアルバム「Ancient Blue」を発表。今までに2度のアルバムリリースツアーの他、スタジオレコーディングサポートも多数。柔軟で幅広い音楽性と強力なグルーヴを生かした演奏によるオリジナル曲とサポートが好評を得る。
近年は、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の音楽制作(音楽:坂東祐大)への参加や、同年11月に開催された、「TOKYOJAZZ 20th」に出演。2022年4月にブルーノート東京にて、「Discover Bill Evans」ライブのホストバンドを担う。2023年6月、3rdアルバム「MASKS」をリリース。東京ジャズシーンの精鋭トリオによる高音質の演奏として注目されている。
バンド名の由来はオーストラリア原産のヤマモガシ科の花。燃えることによってのみ種子が播かれるという、このちょっと不思議な命の繋ぎ方に魅力を感じて命名された。
須川崇志 (Bass)/林正樹 (Piano)/石若駿 (Drums)
●須川崇志 (Bass)
群馬県伊勢崎市出身。11歳の頃にチェロを弾き始め、18歳でコントラバスを始める。2006年バークリー音楽大学を卒業。その直後に移住したニューヨークでは菊地雅章氏に師事する。2009年に帰国後、辛島文雄トリオを経て日野皓正クインテットのベーシストを6年間務める。現在は自身が主宰するトリオ、Banksia Trio(林正樹, 石若駿)をはじめ、峰厚介カルテット、本田珠也トリオ、八木美知依トリオ他多くのグループに参加。これまでに東京ジャズ、デトロイト(米)、モントルー (スイス)、ブリスベン (豪)、メールス (独)、香港などの数多くの国際ジャズフェスティバルに出演。近年は、岡本太郎記念館の企画展「日本の原影」のためのソロ楽曲制作 (2019)や、俳優の金子あいの舞台「平家物語」に即興演奏で参加。
また2018年にデビューアルバム作品「Outgrowing」(レオ・ジェノヴェーゼ, トム・レイニー)を、2020・21年にBanksia Trioで「Time Remembered」、「Ancient Blue」,「MASKS」の3作のリーダーアルバムをリリースしている。
●林正樹 (Piano)
ピアニスト、作曲家。自作曲を中心とするソロでの演奏や、生音でのアンサンブルをコンセプトとした「間を奏でる」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」などのプロジェクトの他に、小野リサ、金子飛鳥、徳澤青弦、藤本一馬、akikoなど様々な音楽家とアコースティックな演奏活動を行なっている。「渡辺貞夫クインテット」「クアトロシエントス」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「Salle Gaveau」などのグループにも在籍。多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。三宅純、椎名林檎をはじめ多岐に渡るアーティストのスタジオワークにも数多く参加。2016年舞台「書く女」(主演:黒木華 / 作・演出:永井愛)、2017年舞台「オーランドー」(主演:多部未華子/演出:白井晃)の音楽を担当。2020年3月にはチェリスト徳澤青弦とのDUO作品をリリース。
最新アルバムは、自身の名前を冠した林正樹グループによるファーストアルバム「Blur the border」。2024年2月舞台「エウリディケ」(演出:白井晃)の音楽を担当。全公演に出演した。
●石若駿 (Drums)
打楽器奏者。1992年北海道生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校打楽器専攻を経て、同大学を卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。
リーダープロジェクトとしてAnswer to Remember, SMTK, Songbook Trioを率いる傍ら、くるり, CRCK/LCKS, Kid Fresino, 君島大空, Millennium Paradeなど数多くのライブ、作品に参加。また近年の活動として、山口情報芸術センターYCAMにて、音と響きによって記憶を喚起させることをテーマに、細井美裕+石若駿+YCAM新作コンサートピース 「Sound Mine」を発表。アッセンブリッジ・ナゴヤにて、旧・名古屋税関港寮全体をステージとした回遊型パフォーマンス「石若駿×浅井信好 ライブセッション」を行う。自身のソロ演奏が、山本製作所100周年記念モデル「OU-オウ」PV、フィガロジャポン新連載 山田智和監督「虹の刻第15章」のオンラインスペシャルムービー、世界的建築家、妹島和世氏設計による大阪芸術大学アートサイエンス科新校舎のドキュメンタリー映画『建築と時間と妹島和世(監督・撮影 ホンマタカシ)』の音楽に抜擢されるなど活動は多岐に渡る。
海外アーティストとの共演も多く、これまでに、Kurt Rosenwinkel、Jason Moran、Federico Casagrande、Tony Allen、James Francies、John Scofield、Taylor McFerrin、Peter Evans、Fabian Almazan、Linda Oh、Richard Spaven、Corey Kingの来日公演に参加。
最新アルバムは、自身のオリジナル作品を集めた「Songbook 6」。
(C)Seiya Uehara