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舞台

『Medicine メディスン』
2021年イギリスでの初演から瞬く間に世界の演劇界を席巻したエンダ・ウォルシュの最新作を待望の日本初演!

日時 2024年6月29日(土)18:00開演/6月30日(日)13:00開演
※開場は開演の30分前
※上演時間は約1時間35分
会場 中ホール・大地
料金 全席指定/1階席8,000円 2階席7,000円 こども・学生(小学生~28歳以下の学生)1,000円 ※未就学児入場不可
<全席完売しました> 

※こども・学生チケットをお持ちの方は、当日学生証等身分証明となるものを必ずお持ちください。
※お座席は選べません。
※開演後は本来のお席に御案内できない場合があります。ご了承ください。
※営利を目的とした入場券の転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。
※車椅子席をご利用の方は、グランシップチケットセンターへお電話(054-289-9000)でご予約ください。

※グランシップチケットセンター窓口はお並びいただいた場合でも、オンラインチケットと共通在庫のため、予定枚数に達し次第販売終了します。
オンラインチケットからご購入ください。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
共催 テレビ静岡
企画制作 世田谷パブリックシアター
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

田中圭  撮影:阪野貴也

奈緒

冨山えり子

◆ご来場のお客様へ◆
・開演後は客席への入場のタイミングを制限させていただきます。
お時間に余裕をもってご来場をお願いいたします。
(JR東静岡駅改札口、グランシップ駐車場から、中ホール入口までは徒歩10分ほどご予定ください)

こども・学生チケットをお持ちの方は、入場時に学生証の提示をお願いします。




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これまでも舞台『バリーターク』や『アーリントン』の作劇、映画「ONCE ダブリンの街角で」舞台版でのトニー賞ミュージカル脚本賞受賞や、デヴィッド・ボウイの遺作のミュージカル『ラザルス』の脚本執筆などで、日本でも注目されてきたアイルランド生まれの劇作家・脚本家のエンダ・ウォルシュ。
そのエンダ・ウォルシュによる最新作『メディスン』は、2021年8月にエディンバラ国際フェスティバルで初演、9月にはゴルウェイ国際アーツフェスティバルで上演されると、11月にはニューヨークでも上演。イギリスの新聞各紙に絶賛のレビューが掲載され、瞬く間に演劇界を席巻しました。

そして2024年、『Medicine メディスン』がついに日本初演を迎え、東京、兵庫、愛知に続き、静岡・グランシップで千穐楽を迎えます。
演出はこれまでも『バリーターク』『アーリントン』〔ラブ・ストーリー〕を手掛けた白井晃。出演には、田中圭 奈緒 富山えり子 と魅力的なキャストが揃いました。出演者は3人の俳優と、1人のドラム演奏者のみ。
ユーモアと不安が混在する世界にどうぞご期待ください。

【作】エンダ・ウォルシュ
【翻訳】小宮山智津子
【演出】白井晃
【出演】田中圭 奈緒 富山えり子/荒井康太(Drs)



『Medicine メディスン』 について
エンダ・ウォルシュによる最新作『メディスン』は、2021年8月にエディンバラ国際フェスティバルで初演、9月には ゴルウェイ国際アーツフェスティバルで上演されると、11月にはニューヨークでも上演。イギリスの新聞各紙に絶賛のレビューが掲載され、瞬く間に演劇界を席巻しました。
演出はエンダ・ウォルシュ。ジョン・ケイン役をアイルランドの俳優、ドーナル・グリーソン(「ハリー・ポッター」「エクス・マキナ」「スター・ウォーズ」)が演じました。

エンダ・ウォルシュは『メディスン』を書くにあたって、アイルランドの精神病院で患者とみなされた人たちがどう扱われて来たかを読んだこと、そして老人ホームへ移った自身の母親とアルツハイマー病を見て、大きな影響を受けたといいます。
「僕の戯曲はどれも、愛されなかったり、ちゃんと見守られなかった人たちを書いてきた。この劇は、施設やホームにいたり中毒者だったり、見守られることが必要な人たちについての物語、そして私たちが彼らを見放したらどうなるかを描いている」とエンダ・ウォルシュは初演時のインタビューで語っています。



\開幕コメント/
◆【演出】 白井晃 
演劇は観客の皆さんと作るものだと言うことを改めて実感しています。四人の出演者と稽古を重ねてきたことが、皆さんの目を通すことでより明確になった気がします。エンダ・ウォルシュ氏のこの不思議な戯曲を立ち上げるために、田中圭さん、奈緒さん、富山えり子さん、ドラマーの荒井康太さんと共に色々と思考し、試し、組み立ててきました。最後に劇場の中を包み込んだ空気は、主人公ジョンの心象が私たちの物語として伝えることができたと思えるものでした。奮闘してくださったキャスト、スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

◆【出演】 田中圭 
『Medicine メディスン』が無事幕をあけました!
ここからどんな気付きや変化が起きていくのか楽しみで仕方ありません。
自分たちで言うのもなんですが、4人のチームワークがすごく良いので、全員で全54公演楽しめたら最高だな!とワクワクしています!!
ただ、54分の1終わっただけで、今とてもヘロヘロです。
体調管理も抜かりなく走り切りたいと思います。
一先ず、初日から観てくれた皆様ありがとうございました!
後日控えている方も、ありがとうございます!
「面白かったよ」と拡散してください(笑)

◆【出演】 奈緒
本日『メディスン』の幕が上がりました。振り返れば、稽古場の始まりは迷路への入り口でした。白井さんも共に稽古場でたくさん汗を流し、このユーモアと優しさが詰まった『メディスン』の出口を一緒に探してくださいました。無事に初日が迎えられたこと、これから毎日新しい入り口に立ち、客席の皆様と共にこの世界に存在できることがとても嬉しいです。

◆【出演】 富山えり子
無事に初日を迎え、終えることができました。
今、大きな安堵と、とてつもない喜びを感じております。
初日の舞台をいっしょに創り上げてくださったお客様、この作品に関わっている全ての方々はもちろん、これまでの私の人生で出逢ってくださった全ての方々とハグしたい気持ちです。
最後まで、健康に、健全に、楽しみ抜きたいと思います。
本当にありがとうございます。

◆【出演】 荒井康太(Drs) 
ぐにゃぐにゃにされた思考は白井さんの演出によって一旦すーっとカラダと心に溶けました。そして現実との境目なく、この戯曲の中を何度も生きる日々がはじまりました。これは何かの儀式なんじゃないか?なんて、そんな風にもうっすらと感じる自分がいます。エンダの問いかけはとてもシンプルなようで、底なしに深いようにも感じます。圭さん、奈緒さん、えり子さん、そしてみなさんと一緒にこの作品の中にいられることを嬉しく思います。一瞬一瞬を祈るように、愛おしく感じていきたいと思います。


舞台写真はこちら
   

  

  

撮影:田中亜紀/無断転載禁止





\演出家・出演者コメント/
◆白井晃(演出)
エンダ・ウォルシュの作品と出会うのは3回目になる。いつもその戯曲は謎に満ちていて、ひと筋縄ではこちらの理解を許してくれない。一見普通に見える部屋は、実は人々の記憶を呼び起こし、内面を照らし出す装置でもある。登場人物は常に、社会からの疎外にさらされていて孤独だ。でもそれは特殊なことではなくて、私たちみんなが抱え持っている孤独だ。だから我々はいつもその登場人物に共振してしまう。人の人生はどう生きたかではなく、自らどう物語るかだ、そんな作者の声が聞こえてくる。この少々捻じ曲がったエンダの世界をじっくり味わってもらえるよう、出演者の皆さんと創作に励みたいと思っている。


◆田中圭
時代と共に変わりゆく世の中で、変わらない普遍的なものもありますよね。
その普遍的なものを肌で感じ、体感できるひとつが舞台だと思います。
今回久々に白井さんと、そして俳優3人、ドラム演奏者1人での舞台。
この作品にどっぷりとつかってみたいと思います。

メディスン。不思議な作品で、難しいです。
ただ、今のこの複雑な時代を生きている僕らに何か救いとなるような、刺激となるようなお薬があったらいいな。という思いで挑戦します!!
小さな空間で、激しい作品にしたいと思いますので是非楽しみにしていてください!

 
◆奈緒
部屋には男が1人、同じ名前の女が2人とドラマーが1人。難解な本に静かな興奮をおぼえました。そして、あの日KAAT神奈川芸術劇場で『バリーターク』を観た時の感動を思い出していました。エンダ・ウォルシュの世界に白井晃さんと、心から信頼する先輩方と共に没頭できることにとても幸せを感じています。ポスター撮りの日「白井さんの稽古は大変だよ」と笑う圭さんがとても楽しそうだったので、どんな大変で楽しいお稽古が始まるのか…今から待ち遠しいです。

 
◆富山えり子
大変なことになりました。いつかは…と思っていたシアタートラムで、いつかは…と思っていた白井晃さんと、いつかまた…と思っていた田中圭さんと奈緒さんと、そして打楽器をかじった私にとって気になりすぎる荒井康太さんと、作品創りができるなんて夢のようです。稽古はそれはもう濃密なものとなるでしょう。今から喜びと畏れで震えています。興味深いエンダ・ウォルシュさんの戯曲のもと、スタッフ、共演者の皆さんと、そしてお客さまと、どんなエネルギー、空気、空間、時間が創り出せるのか、今から緊張しながらも、とても楽しみです。よろしくお願い致します。


◎グランシップ 中ホール・大地の座席表はこちらから。

楽屋口および施設周辺での楽屋入り待ちおよび出待ち行為は一切禁止とさせていただいております。
また、会場でのお預かり及びご郵送などでの、出演者への生花・食べ物・生もの・手紙・プレゼントなどはお受け取りできません。
ご理解、ご協力の程、お願い申し上げます。


★会場にて公演パンフレットを販売します。 
料金:1,500円(税込)
*現金のみでのお支払いとなりますのでご注意ください。
(できるだけお釣りのないようにご用意ください。)



『Medicine メディスン』公式instagram
@medicine_sept

『Medicine メディスン』公式X(旧Twitter)
@medicine_sept



4/17(水) 読売新聞オンライン記事
田中圭のせりふ劇「Medicine メディスン」、東京公演前売り完売…「難解なもの輪郭だけ提示」
https://www.yomiuri.co.jp/culture/stage/20240417-OYT1T50035/



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