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出前公演
講演会

【グランシップ出前公演(三島市)】
2023年しずおか連詩の会 in 三島
「公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3」参加事業

日時 2023年11月12日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場 三島市文化会館 小ホール(三島市一番町20-5)
料金 【当日券は13:30~三島市民文化会館小ホール前にて販売】
全席自由/1,000円 ※未就学児入場不可
主催 公益財団法人静岡県文化財団、三島市民文化会館、静岡県、公益社団法人全国公立文化施設協会
共催 三島市、静岡新聞社・静岡放送
後援 静岡県教育委員会、三島市教育委員会、静岡県文化協会、静岡県詩人会、静岡県歌人協会
助成 文化庁文化芸術振興費補助金統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2)独立行政法人日本芸術文化振興会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

前回の様子

5人の言葉の表現者が、静岡の地で三日間に渡り創作した40編の現代詩を、作者自らの朗読・解説で披露します。
創作時のエピソードは驚きの連続。「ことば」の世界が広がるような体験を、静岡が誇る詩人・大岡信の故郷・三島市で。


【出演】
野村喜和夫(詩人)
田原(詩人)
岡野大嗣(歌人)
文月悠光(詩人)
小野絵里華(詩人)


【連詩-RENSHI-とは?】
複数人で短い詩をリレーのように連ねていく創作現代詩。
伝統の中で新たに培われた連歌・連句の美学をもとに、新たに詩の可能性を探ろうと三島市出身の詩人・大岡信を中心にはじりました。
海外でも創作される、静岡県が世界に誇る文芸文化です。
「しずおか連詩の会」では、5行と3行の詩を繰り返し、3日間かけて40編の連詩を創作し発表会で披露します。

【グランシップ出前公演「しずおか連詩の会 in 三島」連動として企画!、静岡新聞にて「私のはじめての詩集」を連載中!】
連詩を創作する詩人・歌人が、現代詩の入門編としておすすめの詩集を紹介します。
出演者の素顔や詩への思いが垣間見られるコラムをぜひご一読ください。

〈掲載予定〉 ※紙面の都合により変更となる場合があります。
10/3(火)野村喜和夫(詩人) 「現代詩の鑑賞101 新装版」(1998年 新書館)
10/17(火)文月悠光(詩人) 「伊藤比呂美選 石垣りん詩集」(2015年 岩波書店)
10/24(火)岡野大嗣(歌人) 「パン屋のパンセ」(2010年 六花書林)
10/31(火)小野絵里華(詩人) 「カステーラのような明るい夜」(2021年 七月堂)
11/7(火)田 原(詩人) 「北島詩選」(1986年 新世紀出版)

【10/31(火)静岡新聞に、詩人・歌人が連詩創作への思いを寄稿】
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1347006.html

出演者プロフィール

野村 喜和夫(詩人)


詩集『特性のない陽のもとに』で歴程新鋭賞、『風の配分』で高見順賞、『ニューインスピレーション』現代詩花椿賞受賞など。評論『移動と律動と眩暈と』及び『萩原朔太郎』で鮎川信夫賞ほか著訳書多数。 戦後世代を代表する詩人の一人として現代詩の最先端を走り続けている。「しずおか連詩の会」では、2009年より創作の場をまとめるさばき手を務め、今回で18回目の参加となる。



田 原(詩人)

中国河南省出身。主な中国語詩集に『夢的標點-田原年代詩選』など。また日本語詩集に『そうして岸が誕生した』、『石の記憶』、『夢の蛇』等。2010 年「石の記憶」で中国人初となるH 氏賞を受賞。ほかに英語版、モンゴル語版、韓国語版の詩選集が海外で出版。中国長編詩賞受賞。今回で2回目の参加となる。



岡野 大嗣(歌人)


単著に『音楽』『たやすみなさい』『サイレンと犀』、共著に『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』『今日は誰にも愛されたかった』。NHK文化センター梅田教室で「言葉が歌になるとき」を開催中。2023年4月からNHK Eテレ「NHK短歌」選者をつとめる。「しずおか連詩の会」への参加ははじめて。 


文月 悠光(詩人)


第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。その他詩集に『屋根よりも深々と』『わたしたちの猫』。エッセイ集に『洗礼ダイアリー』『臆病な詩人、街へ出る。』。昨年、6年ぶりの新詩集『パラレルワールドのようなもの』を上梓し話題となった。武蔵野大学客員准教授。今回で3回目の参加となる。
(撮影:山本春花)



小野 絵里華(詩人)


2010年「ユリイカ」の新人賞を受賞しデビュー。2022年第1詩集『エリカについて』(左右社)を刊行。第エルスール財団新人賞、H氏賞を受賞。研究書に『1Q84スタディーズ』、私家版詩集に『トイレに神様なんかいない』、私家版歌集に『金魚は炭酸水では生きていけいない』がある。「しずおか連詩の会」への参加ははじめて。

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