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「東アジア文化都市2023静岡県」祝祭プログラム
グランシップ 日中韓映画上映会
国際映画祭で認められた日中韓4本の映画作品を上映!
日時 | 2023年11月3日(金・祝)・4日(土) 各日13:00~/16:00~ |
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会場 |
大ホール・海 |
料金 |
★当日受付大歓迎! 各上映時間の20分前から受付開始!★ 全席自由/1作品500円 パスチケット1,000円 *パスチケットは全ての作品を鑑賞できます \2作品以上はパスチケットがおすすめ!/ ※事前申込制、当日支払。下記申込フォームからお申込ください。 |
主催 | 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県 |
問合せ |
グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000 |
「東アジア文化都市2023静岡県」の祝祭プログラムとして、日本、中国、韓国の映画作品4本を上映。
様々な国際映画祭で評価され、実力派の監督による名作をご用意。
●11/3(金・祝)
13:00~『妻への家路』
原題:歸来、COMING HOME/2014年/中国/カラー/110分/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:水野衛子
監督:チャン・イーモウ
出演:チェン・ダオミン、コン・リー、チャン・ホエウィン 他
『紅いコーリャン』『秋菊の物語』『活きる』といった名作を生み出してきた中国の巨匠チャン・イーモウと女優コン・リーが、『王妃の紋章』以来の伝説のタッグの復活作品。
1977年、文化大革命が終結し、収容所から解放されたルー・イエンシーは、妻のフォン・ワンイーと再会する。しかし、夫を待ちわびるあまり、その心労から夫の記憶だけを失うという記憶障害となっていたワンイーは、イエンチーを夫だと認識することができなかった。
イエンシーは他人として向かいの家に住み、妻に思い出してもらおうと奮闘する。夫の隣でひたすら夫の帰りを待ち続ける妻。
誰よりも互いを求めているのに、決して心を通い合わせることのできない二人の行方は―。この世で最も切なく最も高貴な愛の物語。
(C) 2014, Le Vision Pictures Co.,Ltd. All Rights Reserved
16:00~
『82年生まれ、キム・ジヨン』
原作:「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジョ著/2019年/韓国/カラー/118分/アメリカンビスタ/5.1chデジタル/字幕翻訳:福留友子
監督:キム・ドヨン
出演:チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ミギョン 他
平凡な女性の人生を通して韓国の現代女性が担う重圧と生きづらさを描き、韓国136万部、日本23万部、32の国・地域で翻訳され、世界を揺るがした異例の大ベストセラー小説をチョン・ユミとコン・ユの共演で映画化。
結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨンは、母として妻として生活を続ける中で、時に閉じ込められているような感覚におそわれるようになる。
心が壊れてしまった妻を前に、夫のデヒョンは真実を告げられずに精神科医に相談に行くが、医師からは本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。
監督は短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も2人の子を持つ母である彼女の繊細な演出は、現代の女性の生きづらさを描いた原作を、すべての人たちの心を震わせる物語に見事に昇華させている。
(C)2021 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
●11/4(土)
13:00~『そして父になる』
2013年/日本/カラー/120分/監督・脚本:是枝裕和
出演:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー 他
是枝裕和監督が福山雅治を主演に迎え制作。息子が出生時に病院で取り違えられた他人の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤を描き、愛、家族とは何かを問う感動のドラマ。
大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多。ある日、6歳になる息子が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明する。
妻のみどりや取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、育てた子どもを手放すことに苦しむが、早い方がいいという良多の意見で、互いの子どもを“交換”することに…。
そこから良多の本当の“父”としての葛藤が始まる。実の子か育ての子か、迫られる非情な“選択”に、観る者は「もし自分なら、いったいどうする?」と、問わずにはいられない。やがてそれは「血のつながりとは、家族とは何か?」という誰もが人生の中で何度もぶつかる問いへと変わっていく。
他人の手で壊され、傷ついた家族が、それでも愛と絆の新たな形を探し求める姿を描く、衝撃の感動作。
主人公を演じるのは、音楽、映画、ドラマ、そのすべてで大ヒット記録を更新し続け、国民的人気を誇る、福山雅治。
誰も見たことのない俳優・福山雅治の新たな顔を引き出したのは、国内外の映画祭で数々の受賞歴があり、世界で最も注目される映画監督の是枝裕和監督。
日本でも昭和40年代までは頻繁にあった取り違え事件を丹念にリサーチした上で、オリジナルの脚本を書き上げた。
2013年第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員を受賞。
(C)2013『そして父になる』製作委員会
16:00~
『ベイビー・ブローカー』
2022年/韓国/カラー/130分
監督・脚本:是枝裕和
出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨン 他
古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。
彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。
アカデミー賞作品賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』で全世界を瞠目させた韓国の国民的俳優ソン・ガンホや韓国トップ歌姫として圧倒的人気を誇り、女優としての新境地に挑むイ・ジウン(歌手名IU)などの俳優陣、韓国の一流スタッフと是枝監督の才能の出会いから生まれた熱い命が吹き込まれた作品。
(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
◇「東アジア文化都市」とは
「東アジア文化都市」とは日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を毎年原則1都市選定し、文化交流、文化芸術イベント等を実施する国家的プロジェクトです。これにより、アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指します。東アジア文化都市に選定された都市がその文化的特徴を生かして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的としています。
2023年は静岡県が選定され、期間中に多彩なイベントが開催されます。
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