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グランシップ リサイタル・シリーズ
アレクサンダー・ガジェヴ ピアノ・リサイタル
2021年10月、第18回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位!
日時 |
2023年10月23日(月) 19:00開演(18:30開場) ※開演後はご入場を制限させていただく時間がありますので、開演時間に遅れないよう、ご注意ください |
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会場 |
中ホール・大地 |
料金 |
<当日券は10/23(月)18:00より中ホール前で販売開始!> 全席指定:一般4,200円 ⇒<10/16より直前割引>3,360円 こども・学生1,000円 ※未就学児入場不可、こども・学生は28歳以下の学生 ※2階席1列目の前に手すりがありますので、一部ステージが見えにくい場合があります。 ● 「グランシップリサイタル・シリーズ2023」セット券 <セット券の販売は終了しました> 2021年ショパン国際ピアノ・コンクール入賞者のリサイタルをお楽しみいただける贅沢なセット券。 枚数限定、お早めに。 ①10/23(月)19:00~ 中ホール・大地 「アレクサンダー・ガジェヴ ピアノ・リサイタル」(一般4,200円) ②11/29(水)19:00~ 中ホール・大地 「小林愛実 ピアノ・リサイタル」(一般4,200円) ①+②をセットで購入すると7,000円! セット券は、グランシップチケットセンターまたはグランシップホームページのみで販売 ※<数量限定>先行販売分、一般販売分とも予定枚数に達し次第終了。予約後の変更、キャンセル不可。 【友の会先行販売分は予定枚数に達したため販売終了しました。7/9(日)より一般発売(若干数)】 ※こども・学生のセット券は2公演で2,000円 ※おひとり様5セットまで購入可。 |
主催 | 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県 |
後援 | 静岡県教育委員会 |
問合せ |
グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000 |
2021年10月、反田恭平とともに第18回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位、最優秀ソナタ賞を受賞のピアニスト、アレクサンダー・ガジェヴのピアノ・リサイタル。
2015年には第9回浜松国際ピアノコンクールで優勝、聴衆賞も受賞。
A.ガジェヴの生まれ故郷・ゴリツィア(イタリア)はスロベニアとの国境に近い中央ヨーロッパの街で、多様な人々・文化・言語がごく自然に交差。
彼は幼少期からここで様々な音楽様式や音楽言語を吸収し、自身の嗜好に合わせて変化させていく能力や感性を自分のものとしてきました。
その豊かな経験や人間性から生みだされる音楽に是非ご期待ください。
曲目/J.S.バッハ:フランス組曲第4番 変ホ長調BWV815
ショパン:ノクターン Op.15-1&2
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 ほか
―アレクサンダー・ガジェヴからプログラムに込めたメッセージが届きました―
今回のリサイタルは、「心の動き」を巡るプログラムです。最初に演奏するバッハの変ホ長調のフランス組曲第4番は、私たちの魂を高揚させてくれます。そこからフランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」へと旅を続けます。オルガン作品に基づくその美しい旋律は、メランコリックなスロー・ワルツを思わせます。遠い過去に思いを馳せるひと時となるでしょう。
続いて3曲取り上げるショパンの夜想曲は、美しくも不穏なざわめきを喚起します。その心の動揺は、スケルツォ第3番で頂点を迎えます。ポーランドの作曲家ショパンが残した最もドラマティックな作品の一つですが、激しい展開の中にも心穏やかなコラールが姿を現します。それは冒頭のバッハと繋がる世界なのです。
後半はムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」です。東方正教会の精神性を宿すこの作品は、キリスト教会と異教との主題が絡み合い、高雅と野卑、聖と俗、悲劇と喜劇とが融合して、ロシア文化の大いなる魅力を映し出します。
この音楽の旅を皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。
アレクサンダー・ガジェヴ
アレクサンダー・ガジェヴ Alexander Gadjiev (ピアノ)
2021年10月、第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位及びクリスチャン・ツィメルマン賞(ソナタ最優秀演奏賞)を受賞。
2021年7月シドニー国際ピアノ・コンクールで優勝。
2018年 モンテカルロのワールド・ピアノ・マスターズで優勝。
2015年 第9回浜松国際ピアノ・コンクールで優勝および聴衆賞を受賞。
ゴリツィア(イタリア)でピアノ教師である両親のもとに生まれる。9歳でオーケストラと初共演、10歳で初リサイタルを開いた。17歳で優等な成績をおさめ学位を取得したことで、イタリアの教育機関で最高評価を得た若手音楽家だけが競うコンクール「プレミオ・ヴェネツィア」(2013年)への出場を許され、覇者となった。その後2015年から現在まで出場するコンクールでは、ほぼすべて優勝している。2019年には BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれた。
これまでルイージ指揮/RAI国立響、ゲルギエフ指揮/マリインスキー劇場管、ボレイコ指揮/ワルシャワ・フィルをはじめ、指揮者ではテミルカーノフ、ヴィト、井上道義、高関健、山田和樹らと共演している。今後はハレ管、ミラノ・ヴェルディ響などと共演を予定。
音楽祭への参加も多く、ヴェルビエ音楽祭やオールドバラ音楽祭などに参加している。