この事業は終了しました
2023年本屋第大賞第2位!の“スパイ×音楽”小説『ラブカは静かに弓を持つ』で大注目の作家・安壇美緒さんと国際的に活躍するチェリストの横坂源さんが、演奏とクロストークを展開。人の心を惹きつけて止まない物語の魅力に迫ります。
文学と音楽の出会いから生まれる、心に響く言葉やチェロの音色。ジャンルを超えた発見がここに。
『ラブカは静かに弓を持つ』を刊行した集英社の公式WEBサイト「集英社文芸ステーション」では、安壇美緒さんのインタビューのほか、作家の篠田節子さん、声優・俳優の斉藤壮馬さん達と語り合う3つのスペシャル対談、スペシャルショートストーリー等もご覧いただけます。
グランシップ広報誌「GRANSHIP」vol.35に安壇美緒さんのスペシャルインタビューを掲載中!
【安壇美緒さんからメッセージをいただきました!】
https://www.youtube.com/shorts/nxduDgwR2pI
【出演】
安壇美緒(小説家)
横坂源(チェリスト)
沼沢淑音(ピアニスト)
浦久俊彦(構成・ナビゲーター)
【曲目】
J.Sバッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調BWV1007より プレリュード
J.ブラームス:5つの歌曲Op.105より 第1番「歌の調べのように」
カッチーニ:アヴェ・マリア
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19より 第3楽章 他
【『ラブカは静かに弓を持つ』(集英社/2022年)】
少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。
師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……。
想像を超えた感動へ読者を誘う、心震える“スパイ×音楽”小説!
安壇美緒(小説家)
横坂源(チェリスト)
桐朋学園女子高等学校(男女共学)、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュツットガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。
2002年、全日本ビバホール・チェロコンクール史上最年少で第1位受賞。2010年、ミュンヘン国際音楽コンクール第2位受賞。室内楽部門では2009年に全ドイツ学生音楽コンクールで第1位受賞。これまでに出光音楽賞(2005年)、齋藤秀雄メモリアル基金賞(2008年)、ホテルオークラ音楽賞(2012年)を受賞。
13歳で東京交響楽団とソリストデビュー。2019年/2020年に演奏活動20年を迎え、ドイツでWürth PhilharmonikerとS.スヴィリドフのチェロ協奏曲 『つばき』の新作委嘱・世界初演と、東京交響楽団(齋藤友香理指揮)との日本初演を行い、日本フィルハーモニー交響楽団(山田和樹指揮)とM.ルグランのチェロ協奏曲の日本初演を果たした。
浦久俊彦(構成・ナビゲーター)
文筆家、文化芸術プロデューサー。パリを拠点に文化芸術プロデューサーとして活躍。帰国後、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、現在、浦久俊彦事務所代表。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭、三島市文化アドバイザーなど、その活動は多岐にわたる。2021年3月、サラマンカホール音楽監督として企画した『ぎふ未来音楽展2020』が、サントリー芸術財団第20回佐治敬三賞を受賞した。著書に『138億年の音楽史』(講談社)、『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト』『ベートーヴェンと日本人』(以上、新潮社)、『オーケストラに未来はあるか(指揮者・山田和樹との共著)』(アルテスパブリッシング)など。最新刊は『リベラルアーツ~「遊び」を極めて賢者になる』(集英社インターナショナル)。公式ホームページ:http://www.urahisa.com
沼沢淑音(ピアニスト)
桐朋女子高等学校音楽科ピアノ科を首席で卒業、あわせて桐朋学園音楽部門より特別奨学金を授与される。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマを経て(公財)ロームミュージックファンデーションの奨学生としてエリソ・ヴィルサラーゼ氏のもと2015年にモスクワ音楽院を卒業。
ケルン国際音楽コンクール3位入賞、シュニトケ国際コンクール、ポリーニも過去に優勝した権威あるポッツォーリ国際ピアノコンクールで優勝。2017年4月より桐朋学園非常勤講師。