この事業は終了しました
グランシップ伝統芸能シリーズ
人形浄瑠璃 文楽
文楽協会創立60周年記念公演
日時 |
2023年10月8日(日) 昼の部13:00~/夜の部17:30~ ※開場は開演の30分前 ※(夜の部)16:00より2階ホワイエのみ開放します。 |
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会場 |
中ホール・大地 |
料金 |
全席指定/(昼の部)1階席3,800円 (夜の部)1階席3,300円 こども・学生1,000円 昼夜通し券6,400円 2階席2,000円 <10/1(日)10:00より直前割引を開始します!> 昼の部(1階席)3,800円 ⇒ 3,040円 夜の部(1階席)3,300円 ⇒ 2,640円 2階席2,000円 ⇒ 1,600円 ※未就学児入場不可、こども・学生は28歳以下の学生 ※2階席は舞台を上から見下ろすため、人形や舞台の一部が見えにくい場合があります ※昼夜通し券は9/30(土)までの販売です ★当日券は10/8(日)12:00より、昼の部・夜の部とも販売開始します。 |
主催 | 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県、公益財団法人文楽協会 |
後援 | 静岡県教育委員会、静岡市教育委員会 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))│独立行政法人日本芸術文化振興会、朝日新聞文化財団 |
問合せ |
グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000 |
ユネスコ無形文化遺産であり、日本が世界に誇る「人形浄瑠璃 文楽」。
太夫・三味線・人形遣いの三業が互いに息を合わせ“三位一体”で創り上げられる舞台は、世界のほかの人形劇とは全く異なる文楽ならではの特徴です。
「グランシップ伝統芸能シリーズ」の中でも、年々ファンが増え、様々な楽しみ方ができるのが魅力です。
【昼の部】 義経千本桜 ~椎の木の段~すしやの段
【夜の部】 桂川連理柵 ~六角堂の段~帯屋の段~道行朧の桂川
<主な出演者>
[太夫]竹本錣太夫・豊竹呂太夫
[三味線]鶴澤清治(人間国宝)
[人形]桐竹勘十郎(人間国宝)
<10月地方公演配役表>
*舞台左側に字幕表示がございます。席によっては字幕が見えにくい場合がございますので予めご了承ください。
*出演者の急病はその他やむを得ない事情により、代役もしくは演目を変更して上演する場合がございます。
*客席内での写真撮影、録画録音ならびに携帯電話やスマートフォン等の使用は固くお断りいたします。
★公演当日、お着物でご来場の方に先着でプレゼントをご用意!
★開演前、ロビーにて文楽人形がお客様をお迎えします。
昼の部/12:30~12:55 夜の部/17:00~17:25
*写真はイメージです。
★★夜の部へご来場の方へ4つの特典!★★
①開演前(昼の部終了後)、中ホール2階ホワイエに休憩コーナーをご用意(16:00~17:30)
②文楽人形遣いによるミニレクチャーあり(16:15~16:45) \NEW!/講師:桐竹勘次郎さん
③日本茶インストラクターによる呈茶サービスあり
④夜の部ご来場の方全員に、文楽クリアファイルプレゼント
★★御殿場・裾野・三島地区発! らくらくバスツアー★★
グランシップでの「人形浄瑠璃 文楽」の鑑賞(昼の部)を含め、グルメやお買物も一緒に楽しめるバスツアーをご用意!
入船鮨「特上駿河湾御膳」の昼食と静岡市歴史博物館の見学付! グランシップ「人形浄瑠璃 文楽」鑑賞ツアー
出発日:2023年10月8日(日)
旅行代金:お一人様 15,800円 (食事代、チケット代、バス代、施設使用料、保険代含む)
行程:御殿場市民会館(7:00)→裾野駅(7:40)→三島駅(8:00)→静岡市歴史博物館→エスパルスドリームプラザ「入船鮨」(昼食・買物)→グランシップ「人形浄瑠璃 文楽」鑑賞(13:00)→三島駅(18:30頃)→裾野駅(18:50頃)→御殿場市民会館(19:30頃)
最少催行人数:27名 ※添乗員有
申込・問い合わせ・旅行企画:御殿場総合サービス(株) 営業・旅行事業課 TEL.0550-88-5771
〒412-0045 静岡県御殿場市川島田1446-24 静岡県知事登録旅行業第2-600号 (一社)全国旅行業協会正会員
チラシはこちら
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★文楽を支える技芸員のみなさんの”ひみつ”を動画で紹介中!
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8/26(土) <公演鑑賞前に、事前レクチャーに参加しましょう!> *終了しました
10/8(日)の公演に先駆けて、「人形浄瑠璃 文楽」をより楽しめるよう、8/26(土)に事前レクチャーを開催。
テレビや雑誌、グランシップマガジンの連載コラムでも人気の作家・岩下尚史さんが、日本文化の幅広い知識を元に、注目ポイントをご案内します。
また、文楽人形遣い・桐竹勘十郎さんをゲストに迎え、人形の解説や仕組み、演目の魅力に迫ります。
「岩下尚史の伝統芸能へようこそ!~文楽人形遣い・桐竹勘十郎を迎えて~」
日時:8月26日(土) 14:00開演
会場:グランシップ 6階交流ホール
全席自由:1,000円
「義経千本桜 ~椎の木の段~すしやの段」
平家は滅亡。しかし、その嫡流、平重盛の子の維盛は生きていて、高野山へ入ったとの噂。京郊外に身を隠していた御台所は幼子を連れて高野山をめざし、偶然にも吉野で夫と再会。維盛は、かつて重盛に恩を受けた鮓屋の弥左衛門に匿われ、奉公人に身をやつしていました。
とは知らずに愛し、夫婦になるつもりでいたのが、この家の娘お里。思いもよらない現実が明らかとなり、こらえられない涙。
一方、兄の権太は、ゆすり、かたりも日常茶飯事の悪党。鎌倉から詮議に来た梶原景時に、討ち取った維盛の首と、捕らえた御台所、若君を差し出し、褒美の金を要求。忠義をほめ、梶原が去るや、激怒して、息子を刺す弥左衛門。
ところが、維盛一家は無事。首は維盛ではなく、連行されたのは権太の妻子でした。維盛の存在とその危機に気づき、これを機に心を入れ替えようと一念発起した権太。大きな犠牲を払って、みごとに梶原をだまし、維盛を救うことができた―と思いきや、昔、重盛に命を助けられた頼朝には維盛を殺す気などなく、出家させるのが望みで、梶原は偽首と知りつつ受け取っていたことが判明。だまされていたのは自分の方だった…権太は、今こうして命を落とすのも、これまでのかたりの報いと悟って、悪事を悔い、絶命。維盛は、髻(もとどり)を切り、妻子と別れて高野山へ…。
並木千柳・竹田出雲(二代目)・三好松洛合作、浄瑠璃三大傑作の一つに数えられる五段続きの時代物で、延享4年(1747)、人形浄瑠璃全盛期に大坂の竹本座で初演されました。『平家物語』の中の、都に残した妻子を恋い慕いつつ、戦場を去って高野山で剃髪、那智の沖で入水した維盛の物語を題材として、奈良県吉野郡下市町の老舗「つるべすし弥助」を舞台に一家の悲劇を描き、愛しい妻子を犠牲にした権太の悲しみが胸に迫る三段目をお届けいたします。
「桂川連理柵 ~六角堂の段~帯屋の段~道行朧の桂川」
帯屋長右衛門は、24歳も年下の隣家の娘お半と関係―旅先で、夜中、いやらしい丁稚から逃げて来たお半を、まだ子供だと思って自身の蒲団の中で寝かせてやったのが、間違いのもと。しかも、お半は妊娠。恩のある隣家、妻にはもちろん養父にも顔向けできない、取り返しのつかない過ちに、自らを責め、苦しむ長右衛門。それに対し、お半は、妊娠に悩みながらも、小さいときから大好きだった長右衛門以外、夫を持つ気などないとのこと。
このスキャンダルを利用して、長右衛門を店から追い出そうと企むのが、養父の後妻とその連れ子。店の金をくすねて、罪を長右衛門になすりつけ、旅先での関係を記した長右衛門宛のお半の手紙を読み上げて、長右衛門を窮地に。
それを救ったのは妻と養父。けれども、長右衛門がお半のことを苦にして自害するのではないかと、不安でなりません。どうか死なないでほしい、二人の切なる願いを聞けば聞くほど、辛さが増す長右衛門。死んで詫びるほかない問題をさらにもう一つ抱えて、すでに死を覚悟していたのです。
この恋を思い切る、そう伝えて去ったお半が残したものは、桂川に身投げするとの手紙。15年前、桂川で芸子と心中するつもりでいながら、芸子の身投げ後、気が変わって死ぬのをやめた長右衛門は、芸子がお半に生まれ変わって死へと招くように思われ、桂川へ…。
菅専助による上下二巻の世話物で、安永5年(1776)に大坂の北堀江市ノ側の芝居で初演。題材は、1761年に京都の桂川で年齢差のある男女の死体が見つかった事件で、真相は不明ですが、一月後に心中として人形浄瑠璃化され、その後、宮薗節の歌謡になり流行しました。
ご覧いただく下巻のうち、「帯屋」では、後半の養父、妻、長右衛門それぞれの思いやりに満ちた真情吐露が聞きどころ。後妻親子が派手に動く前半の丁稚との抱腹絶倒のやりとりも、ぜひお楽しみください。道行は、原作にはなく、のちに宮薗節から取り入れたものです。