この事業は終了しました
グランシップでは、2014年度から静岡県ゆかりの音楽家が、県内の学校等に音楽をお届けする『音楽アウトリーチ活動』に取り組んできました。
2022年度より制度をリニューアルし、「グランシップ登録アーティスト」として新たな活動をスタート！
活動１年目の集大成として、４組のアーティストが交流ホールに集結します。素敵な演奏をお楽しみに！
<出演者>
ALBOSトリオ（アルボストリオ）
マリンバ、ピアノ、パーカッションによる女性3人組ユニット。『ALBOS アルボス』とは、ラテン語で「樹」という意味。3人の楽器がそれぞれ木で作られていることに由来。メンバー個々の活動を経て2014年から「ALBOSトリオ」として本格始動。2015年第2期グランシップアウトリーチ登録アーティストとして県内の学校にてアウトリーチ公演を実施。 現在、イベント等での演奏や、自主公演として「ALBOS TRIO LIVE」や「親子で楽しむファミリーコンサート」等を企画する他、県内文化財団等と連携し様々な公演を行っている。
パーカッション／古川 春美（ふるかわ はるみ）静岡市在住
ピアノ／久米 涼子（くめ りょうこ）吉田町出身
マリンバ／望月 惠（もちづき めぐみ） 静岡市在住
Duologue（デュオローグ）
フルートとピアノのデュオ。 「Duologue（デュオローグ）」とは「二人の対話」という意味。
二つの楽器の対話、音との対話、お客様との対話...真摯に向き合うことを大切に演奏している。2016年の結成以降、多くのアウトリーチや演奏会に出演。2016年より第3期グランシップアウトリーチ登録アーティストとして活動する。子どもから大人まで幅広いレパートリーに定評がある。
フルート／大川 美南（おおかわ みなみ） 島田市在住
ピアノ／田中 亜希子（たなか あきこ） 島田市在住
TrioWINGS（トリオウィングス）
2014年結成。サクソフォン×サクソフォン×ピアノによるアンサンブル。“アンサンブルの楽しさ”をテーマに、サクソフォンならではの柔軟性で、クラシックのみならず様々なジャンルの楽曲を演奏する。これまでに静岡県内の学校、ロビーコンサート、ホールコンサートなど多数のイベント・演奏会に出演し、好評を得ている。
ピアノ／村上 夢子（むらかみ ゆめこ） 焼津市在住
サクソフォン／戸村 愛美（とむら まなみ） 沼津市出身
サクソフォン／三浦 玲太（みうら りょうた） 函南町出身
ミナトニカ
2008年に結成したアンサンブル。メンバーは静岡県出身の音楽家で、ヴァイオリン・サクソフォン・ピアノという性質の異なる楽器が、様々なジャンルの音楽を奏でる。
ヴァイオリン／西川 奈穂（にしかわ なほ） 富士宮市在住
ピアノ／金原 麻美（きんぱら あさみ） 浜松市在住
サクソフォン／池谷 隼人（いけがや はやと） 藤枝市在住
<プログラム>
ビル・ウィーラン：リバーダンス
セシル・シャミナード：コンチェルティーノ op.107
アストル・ピアソラ：ブエノスアイレスの四季より
フランス民謡・池谷隼人：キラキラ星ファンタジー 他
※曲目は変更になる場合がこざいます
「グランシップ登録アーティスト」とは？
静岡県ゆかりの音楽家を3年間の任期で採用し、半年間に渡る研修プログラムを受け、県内小学校、特別支援学校等でのアウトリーチプログラムやグランシップ主催公演に関連したコンサートに取り組んでいます。静岡県内各所で活躍できる実演家に羽ばたくことを目指しています。
開催レポート
3/18（土）、第1期登録アーティストファーストイヤー公演「あなたと出会うコンサート」を開催しました。
ALBOSトリオ
ALBOSトリオ
TrioWINGS
TrioWINGS
Duologue
Duologue
ミナトニカ
ミナトニカ
出演者全員による記念撮影
学校アウトリーチの様子をスライド投影
グランシップでは、平成２６（２０１４）年度より「グランシップアウトリーチ登録アーティスト」制度を開始し、令和4（２０２２）年度に「グランシップ 登録アーティスト」制度と改め、静岡県ゆかりの音楽家４組による音楽アウトリーチに取り組んできました。
活動１年目の成果として４組の合同コンサート「あなたと出会うコンサート」を実施しました。
まずトップバッターは、マリンバ、ピアノ、パーカッションのよる３人組ユニットALBOSトリオ。得意のラテンメドレーなど息の合った演奏を披露しました。
次に登場したのは、サクソフォン２本とピアノのTrioWINGS。「アンサンブルの楽しさ」をテーマに３曲を披露。TrioWINGSとして初めて臨んだ楽曲、「天頂の恋」は七夕の恋物語をソプラノサクソフォンとテナーサクソフォンの掛け合いでしっとりと聴かせてくれました。
休憩を挟んで登場したのは、フルートとピアノのデュオDuologue（デュオローグ）。「フルートのことを大好きになってもらいたい」というメッセージを込めてフルートの美しい音色とピアノの優雅さが合わさった演奏を披露。
最後に登場したのは、ヴァイオリン、サクソフォン、ピアノのトリオ、ミナトニカ。弦楽器、管楽器、鍵盤楽器の融合した豊かな音色で、学校のアウトリーチプログラムでも好評のブラームス「ハンガリー舞曲第５番」からスタート。最後は、「天国と地獄」として有名なジャック・オッフェンバック「喜歌劇『地獄のオルフェ』より 序曲」で締めくくりました。
４組それぞれの魅力が十分伝わる演奏で会場の沢山のお客さんに音楽を届けることが出来ました。演奏前や休憩中には学校でのアウトリーチ活動の様子をスライドで投影。登録アーティストを知ってもらい、好きになってもらう機会となりました。登録アーティストの２年目の活動もご期待ください。
【あなたと出会うコンサート 曲目プログラム】
ALBOSトリオ
●ハリー・ブリュアー：ジョプリン・オン・ウッド
●ネイ・ロサウロ：マリンバ協奏曲 第3楽章
●クロード・ドビュッシー月の光
●ラテンメドレー
オエコモヴァ～ラテンパーカッションサミット～ランカンカン
●ビル・ウィーラン：リバーダンス
TrioWINGS
●Ｗ.Ａ.モーツァルト：アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章
●アストル・ピアソラ：ブエノスアイレスの四季より 春
●長生淳：天頂の恋
Duologue
●フランソワ・ジョゼフ・ゴセック：ガヴォット
●Ｗ.Ａ.モーツァルト：きらきら星変奏曲より
●ジョルジュ・ビゼー：アルルの女より メヌエット
●ガブリエル・フォーレ：シシリエンヌ
●セシル・シャミナード：コンチェルティーノ
ミナトニカ
●ヨハネス・ブラームス：ハンガリー舞曲 第5番
●フランス民謡／池谷隼人：キラキラ星ファンタジー
●岡野貞一：故郷
●ジャック・オッフェンバック：喜歌劇「地獄のオルフェ」より 序曲
[写真：撮影サポーター砂田学、平尾正志]