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日本舞踊の素養を持ち、柔らかな物腰や美しく着物を着こなす姿に女性ファンも多い一方、独特の艶がある巧みな語り口が往年の落語ファンを唸らせる古今亭菊之丞。
先輩28人を抜いての真打昇進が話題となり、江戸の情景や人物の心の動きを繊細に表現する品の良い語り口が魅力の古今亭文菊。
古典落語の若き名手として高く評価される兄弟弟子二人による正統派江戸落語を心ゆくまでお楽しみください。
【お客様へのお願い】
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古今亭 菊之丞(ここんてい きくのじょう)
1972年、東京都出身。1991年、二代目古今亭圓菊へ入門。新宿末廣亭にて初高座。1994年、二ツ目昇進。
2003年、初代古今亭菊之丞として真打昇進。
若き古典落語の名手。噺の巧さだけでなく、役者のような端正な顔立ちと柔らかい物腰、独特の色気と艶っぽいの語り口は、女性ファンをはじめ幅広い層の心をつかむ。
幼い時から寄席に通い高校卒業後すぐに落語の世界に飛び込む。二つ目時代にNHK新人演芸大賞を受賞するなど、実力を伸ばし、異例の単独真打昇進を遂げた、実力派。
https://kikunojo.com/
【受賞歴】
1998(平成10)年 北とぴあ若手落語家競演会大賞
2002(平成14)年 NHK新人演芸大賞・落語部門大賞
2008(平成20)年 平成19年度 国立演芸場花形演芸会金賞
2009(平成21)年 平成20年度 国立演芸場花型演芸会金賞
2011(平成23)年 平成22年度 国立演芸場花形演芸会金賞
2013(平成25)年 平成24年度 第63回芸術選奨 文部科学大臣新人賞(大衆芸能)
2017(平成29)年 平成28年度 第71回芸術祭賞優秀賞
2020(令和2)年 一般社団法人落語協会理事に就任
古今亭 文菊(ここんてい ぶんぎく)
1979年、東京都出身。2001年、学習院大学文学部史学科卒業後、翌2002年、二代目古今亭圓菊に入門。2008年、落語一番勝負若手落語家グランプリ、2009年新人演芸大賞の受賞を経て、2012年、先輩28人を抜いて古今亭文菊として真打昇進。同年、浅草芸能大賞新人賞。その後も2015年、第70回文化庁芸術祭賞大衆芸能部門優秀賞等受賞多数。
心地よい声の高さと口跡の鮮やかさ、テンポよく展開する語り口で噺を聴かせる。軸のぶれない落ちついた高座で、真剣に古典落語に取り組む姿は落語ファンのみならず人気を伸ばす若手実力派。
https://www.bungiku.com/
【受賞歴】
2008(平成20)年 落語一番勝負若手落語家グランプリ
2009(平成21)年 平成21年度 NHK新人演芸大賞
2012(平成24)年 浅草芸能大賞新人賞受賞
2015(平成27)年 第70回文化庁芸術祭賞 大衆芸能部門 優秀賞
2020(令和2)年 令和元年度 国立演芸場花形演芸大賞 大賞
2021(令和3)年 令和2年度 国立演芸場花形演芸大賞 大賞
開催レポート
完売御礼!グランシップ寄席「古今亭菊之丞×古今亭文菊 二人会」を開催。
共に古今亭圓菊師匠(島田市出身)に入門した兄弟弟子の二人が揃ってグランシップのステージに登場。春風亭いっ休さんによる開口一番の後、2017年以来の出演となる古今亭菊之丞さんは、「長短」で気の短い江戸っ子と関西生まれの気の長い男という対照的な二人を巧みに演じ分け笑いを誘った。続くグランシップ寄席初登場の古今亭文菊さんは、酒の肴を巡る騒動「猫の災難」をテンポの良い語り口で披露。仲入り後も、文菊さんが独特の軽妙な持ち味で語る「熊の皮」に会場が沸き、トリは菊之丞さんが廓噺の人気演目「明烏」を雰囲気たっぷりに演じ、静岡の落語ファンの期待に応えた。
【グランシップ寄席「古今亭菊之丞×古今亭文菊 二人会」演目】
無学者 春風亭いっ休
長短 古今亭菊之丞
猫の災難 古今亭文菊
-仲入り―
熊の皮 古今亭文菊
明烏 古今亭菊之丞