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子ども・子育て世代への支援
上質で多彩な鑑賞
開催レポート
伝統芸能
浪曲

歌と語りの「和風ひとりミュージカル」!即興浪曲や三味線体験も。
にっぽんこども劇場 ~浪曲わんだーらんど~

日時 2022年11月23日(水・祝) 13:00~14:00/15:00~16:00
会場 6階 交流ホール
料金 ※11/23(水・祝)12:30~6階交流ホール前にて、当日券を販売します。
大人1,500円 こども・学生500円(対象年齢4歳~) ※公演当日3歳以下無料

*対象年齢は鑑賞の目安としてください。0歳児からご入場いただけます。
ただし、小さなお子さまが泣いてしまうなどの際には、落ち着かれるまでロビーへの移動をご案内する場合がありますので、ご了承ください。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000


玉川奈々福(浪曲師)

ハデな身振り手振りに、キレのいい語り!三味線の音色にのせて、物語のキャラクターが生き生きと動き出す!
こどもたちのはじめての話芸は浪曲から。親子で日本の文化を楽しんで学ぼう♪

《同日開催》家族で楽しめるミニコンサートやワークショップも!
11/23(水・祝)13:00~17:00 会場:大ホール・海、6階展示ギャラリー 他
「グランシップ冬のおくりもの オープンシアターデー」★《入場無料》


【出演】
玉川奈々福(浪曲師)、沢村まみ(曲師)

【内容】
★聴いてみよう!「浪曲シンデレラ」
みんなが知っているあの童話が浪曲になったら、面白さ百倍かも!?
奈々福さんが、声・表情・身振りも多彩に、登場人物たちをユーモアたっぷりに演じ分けます。

★わくわく抽選会&即興浪曲~私の日常が浪曲に!~
来場者のみなさんから募集したエピソードをその場で抽選で選び、浪曲にして披露!
当選者には「奈々福さんオリジナル手ぬぐい」をプレゼント!
好きなあそびやおともだちのこと、最近あった楽しかったことなど、
あなたのエピソードを抽選券に書いて、当日お持ちください。(対象:チケット購入者)
選券はこちらから!

★〈体験コーナー〉鳴らしてみよう!「三味線体験」
浪曲に欠かせない楽器・三味線を鳴らしてみよう。楽器についての解説も。


★みんなで撮ろう!写真撮影コーナー
この日の思い出に、浪曲師気分でパチリと記念撮影。年賀状にもぴったり!


★来場したこどもたちにはオリジナルシールをプレゼント!

〈奈々福さん!浪曲って何ですか?〉
「大道芸から生まれた浪曲は、浪花節(なにわぶし)とも呼ばれています。
街角や広場で育ってきた芸なので、遠くにまで響く声を出します。
浪曲師の節(歌)と啖呵(セリフ)と呼ばれる腹の底から響く独特の声は、そのためなんですね、
この語りに三味線が加わって、譜面もないのに息ぴったりに聴く人を物語の世界に誘い込んでいきます。
捧腹絶倒の面白さあり、手に汗握る迫力あり。
アクロバティックとさえ思える声づかいと節回しが魅力の熱い語り芸です。」


玉川奈々福(たまがわ ななふく)

神奈川県横浜市出身。浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)。
三波春夫先生と同じ7月19日生まれ。
1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。
1995年7月、二代目玉川福太郎に入門。三味線の修行をしていたが、師の勧めにより、2001年より浪曲師としても活動。
2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回をプロデュース、全10回公演がすべて大入り満席となる。
2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。
さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲や、長編浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。
平成30年度文化庁文化交流使として、イタリア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、キルギス、ウズベキスタンの七か国で公演を行った。中国、韓国でも公演を行った。第11回伊丹十三賞受賞。

開催レポート

浪曲は「和風ひとりミュージカル」!?日本の伝統的な話芸・浪曲を親子で体験。

11/23(水・祝)、グランシップ6階交流ホールにて「にっぽんこども劇場~浪曲わんだーらんど~」を開催!

和の設えで整えられた会場には、人気浪曲師の玉川奈々福さんが登場し、誰もが知る童話「シンデレラ」を浪曲で披露しました。
個性あふれる登場人物達を一人で演じ分け、三味線の音色にのせて歌いながら語るその様子はまさに「和風ひとりミュージカル」。コミカルな味付けをされた「浪曲シンデレラ」に、会場内には親子の笑い声が響き渡りました。

今回は、子どもたちが持ち寄ったエピソードをその場で抽選し、選ばれたものを浪曲にアレンジする「わくわく抽選会&即興浪曲~私の日常が浪曲に!」を初めて実施。
子どもたちの微笑ましいエピソードが、楽しい節や悲しい節にのせられ、その時限りのオリジナル浪曲となり語られました。

また、浪曲に欠かせない楽器・三味線を体験できるコーナーでは、子どもたちが初めて弾く三味線の音色に驚きの表情を見せていました。

(写真:撮影サポーター鈴木勇樹)

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