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文芸・美術等の振興
上質で多彩な鑑賞
開催レポート
文芸

2022年しずおか連詩の会

日時 2022年11月6日(日)14:00開演(13:30開場)
会場 11階 会議ホール・風
料金 全席自由/1,000円
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
共催 静岡新聞社・静岡放送
後援 静岡県教育委員会、静岡県文化協会、静岡県詩人会、静岡県歌人会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000


グランシップマガジンvol.32

グランシップマガジンvol.32掲載(2022年12月号)
NEW<開催レポート・完成作品>


PDFや電子書籍でもご覧いただけます!

P3-7特集:しずおか連詩の会2022(PDF)

「GRAN SHIP」の電子書籍はこちら Shizuoka eboks

以下「2022年しずおか連詩の会」事前公演情報

5人の言葉の表現者が織り成す40編の創作現代詩を、本人の解説とともに披露します。

野村喜和夫(詩人)
堀江敏幸(作家・フランス文学者)
田中庸介(詩人・細胞生物学者)
木下龍也(歌人)
暁方ミセイ(詩人)


連詩-RENSHI-とは?

複数人で短い詩をリレーのように連ねていく創作現代詩。
伝統の中で新たに培われた連歌・連句の美学をもとに、新たに詩の可能性を探ろうと三島市出身の詩人・大岡信を中心にはじりました。
海外でも創作される、静岡県が世界に誇る文芸文化です。
「しずおか連詩の会」では、5行と3行の詩を繰り返し、3日間かけて40編の連詩を創作し発表会で披露します。


過去4回参加され、大岡信の長年の盟友でもあった詩人の谷川俊太郎さんのコメントを、チラシを本に見立て、帯文のように掲載しています。

創作開始以前までの「2022年しずおか連詩の会」にまつわる事前掲載情報などをまとめたページを作成しました。
谷川俊太郎さんのメッセージ動画もまとめページに掲載中。
「2022年しずおか連詩の会」関連 事前掲載情報まとめページ >


11/3(木・祝)文化の日から、3日間の創作がスタートしました。
最新情報は、グランシップTwitter静岡新聞|文化生活部Twitterで発信中!

野村喜和夫(のむら きわお)

詩人。詩集『特性のない陽のもとに』で歴程新鋭賞、『風の配分』で高見順賞、『ニューインスピレーション』現代詩花椿賞受賞など。評論『移動と律動と眩暈と』及び『萩原朔太郎』で鮎川信夫賞ほか著訳書多数。 戦後世代を代表する詩人の一人として現代詩の最先端を走り続けている。「しずおか連詩の会」では、2009年より創作の場をまとめるさばき手を務め、今回で17回目の参加となる。



堀江敏幸(ほりえ としゆき)

作家・フランス文学者・早稲田大学文学学術院教授。著書『おぱらぱん』『雪沼とその周辺』『河岸忘日抄』『なずな』『その姿の消し方』『音の糸』『曇天記』『定形外郵便』など多数。大岡信賞選考委員。「しずおか連詩の会」への参加ははじめて。



田中庸介(たなか ようすけ)

詩人、細胞生物学者。1989年「ユリイカの新人」としてデビュー、2022年詩集『ぴんくの砂袋』で第37回詩歌文学館賞。美術館における数字短歌ワークショップや詩創作プログラム等で新しい詩の可能性を探る。詩集に『山が見える日に、』『スウィートな群青の夢』『モン・サン・ミシェルに行きたいな』。雑誌「母の友」に童話も発表している。詩誌「妃 kisaki」主宰。「しずおか連詩の会」への参加ははじめて。



木下龍也(きのした たつや)

歌人。 著書は『つむじ風、ここにあります』『きみを嫌いな奴はクズだよ』『天才による凡人のための短歌教室』『あなたのための短歌集』。 また、岡野大嗣との共著に『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、谷川俊太郎・岡野大嗣との共著に『今日は誰にも愛されたかった』がある。「しずおか連詩の会」への参加ははじめて。

木下龍也Twitter @kino112



暁方ミセイ(あけがた みせい)

詩人。2012年『ウイルスちゃん』で第17回中原中也賞、2018年『魔法の丘』で第9回鮎川信夫賞、2019年『紫雲天気、嗅ぎ回る 岩手歩行詩篇』で第29回宮沢賢治奨励賞受賞。「しずおか連詩の会」への参加は2回目となる。

 

「2022年しずおか連詩の会」スペシャルインタビュー

インタビューページ、ブラウザ上で読めるテキストでもアップしました!
スペシャルインタビュー 歌人・木下龍也(テキスト掲載ページ) >

読む前と読んだ後の世界がわずかでも変わる、そういう歌を書きたい。
31音で現代人の悲喜を描く木下短歌。初めて作歌・投稿した短歌が採用され、 作歌1年で「全国短歌大会」(現代歌人協会主催)大会賞を受賞。
SNSで若者を虜にする、現代短歌ブームの立役者のひとりです。創作背景や初参加となる「しずおか連詩の会」への思いなどを聞きました。

開催レポート

2022年しずおか連詩の会

詩人・作家・歌人として、それぞれの言葉の世界を探求する5人が、3日間に渡り40編の詩(連詩)を制作。完成したばかりの連詩を披露するとともに、本人の朗読や解説付きで発表するオリジナル企画。詩人たちが語るお互いの言葉に触発される様子等について来場者たちは興味深く聞き入り、言葉がもたらす新しい世界や可能性に出会う機会となった。

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