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音楽文化等の普及・振興
上質で多彩な鑑賞
音楽
文芸

ベストセラー小説を、作家・ピアニスト・調律師のトークと演奏で
本と音楽の素敵な出会い 「羊と鋼の森」

日時 2022年3月18日(金)19:00開演(18:30開場)
会場 中ホール・大地
料金 全席指定/一般3,800円 ⇒ 直前割引実施中 3,040円
     こども・学生1,000円
※こども・学生は28歳以下の学生。未就学児入場不可。
主催 公益財団法人静岡県文化財団・静岡県
後援 静岡県教育委員会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000
宮下奈都 作家 小説家 羊と鋼の森
宮下奈都(作家) (C)堀田芳香
福間洸太朗 ピアニスト ピアノ
福間洸太朗(ピアニスト) (C)Masaaki Hiraga
外山 洋司 調律師 
外山洋司(調律師)

2016年に本屋大賞を受賞、2018年に山﨑賢人主演で映画化もされた若き調律師の物語「羊と鋼の森」。
ピアノの音に魅せられた作家・ピアニスト・調律師が、トークに演奏、調律の実演と、様々な視点で作品の魅力に迫ります。

【出演】
宮下 奈都(作家)  ★グランシップマガジンスペシャルインタビュー・宮下奈都/『感情があふれそうで、書かずにはいられなかった。』
福間 洸太朗(ピアニスト)
外山 洋司(調律師)
ナビゲーター:浦久俊彦(文化芸術プロデューサー)

【曲目】
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」、ワルツ第6番 変ニ長調「子犬のワルツ」     
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調op.57 「熱情」
リスト:二つの演奏会用練習曲より 「森のささやき」 他

※曲目は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。


「羊と鋼の森」文春文庫 定価:本体715円(税込)
ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。
ピアノの調律に魅せられた一人の青年が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。


 

■お客様へのお願い
・発熱または風邪の症状がある方は、ご来場をお控えください。
・会場内でのマスク着用、検温、手指のアルコール消毒にご協力ください。
・会場内では会話をお控えください。
・新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、本公演を中止する場合や公演内容を変更する場合があります。
必ずグランシップホームページで最新情報をご確認の上、ご来場ください。

イベント時の感染防止策チェックリスト

宮下奈都(作家)


(C)堀田芳香

1967年、福井県福井市出身。89年上智大学文学部哲学科卒業。2004年、初めて書いた小説「静かな雨」で第98回文學界新人賞佳作に入選、デビュー。
著書に『スコーレNo.4』(2007年光文社)、『遠くの声に耳を澄ませて』(09年新潮社)、『よろこびの歌』(09年実業之日本社)、『太陽のパスタ、豆のスープ』(10年集英社)、『田舎の紳士服店のモデルの妻』(10年文藝春秋)、『メロディ・フェア』(11年ポプラ社)、『誰かが足りない』(11年双葉社)、『窓の向こうのガーシュウィン』(12年集英社)、『はじめからその話をすればよかった』(エッセイ集/13年実業之日本社)、『ふたつのしるし』(14年幻冬舎)、『たった、それだけ』(14年双葉社)、『神さまたちの遊ぶ庭』(エッセイ集/15年光文社)などがある。『羊と鋼の森』(15年文藝春秋)は、TBS系「王様のブランチ」ブックアワード2015大賞受賞、「2016年本屋大賞」第1位、「キノベス!2016」第1位で、史上初の三冠を受賞した。近著は『ワンさぶ子の怠惰な冒険』(21年光文社)。

福間 洸太朗(ピアニスト)


(C)Mark Bouhiron

パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学で学ぶ。20歳でクリーヴランド国際コンクール優勝(日本人初)およびショパン賞受賞。
これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、ウィグモアホール、サントリーホールでリサイタル他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など国内外の著名オーケストラとの共演も多数。2016年7月にはネルソン・フレイレの代役として急遽、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団定期演奏会において、トゥガン・ソヒエフの指揮でブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏し喝采を浴びた。CDは「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集」(ナクソス)など、これまでに16枚をリリース。
現在ベルリン在住。オフィシャル・サイト:http://www.kotarofukuma.com

外山洋司(調律師)

1963年愛媛県宇和島市生まれ。高校卒業後ヤマハの調律学校に学ぶ。
地元で一般家庭での調律に従事したのち、スタインウェイピアノの音に惹かれ、’88年東京の松尾楽器商会に入社。独ハンブルクのスタインウェイの工場で「整音」を重点的に学んだ後、全国のコンサートホールのスタインウェイの修理、保守管理、内外ピアニストのコンサート調律を担う。2015年einklangの屋号で独立。

浦久俊彦(文化芸構成・ナビゲーター/文化芸術プロデューサー)

文筆家、文化芸術プロデューサー。一般財団欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭、サラマンカホール音楽監督、三島市文化アドバイザー。著書に『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』、『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト』(以上、新潮社)、『138億年の音楽史』(講談社)など。2020年6月に『フランツ・リストはなぜ~』の韓国語版『フランツ・リスト~ピアニストの誕生』が、韓国で出版された。最新刊は『ベートーヴェンと日本人』(新潮社より2020年11月に刊行)。
公式ホームページ:http://www.urahisa.com

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