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グランシップオリジナルクリスマスツリー「幸いの在り処」

日時 2021年11月27日(土)~12月25日(日)17:00
会場 1階エントランスホール
料金 観覧無料
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県

グランシップ館内に展示中の、Art@東静岡(グランシップ)2021年度後期展示「幸いの在り処」を制作した千葉広一さんによる、グランシップでしか見られないオリジナルクリスマスツリー。
小屋の扉を開けて、あなたの「幸いの在り処」に思いを馳せてみませんか。
館内展示とともにお楽しみください。

【作家の言葉】

幸いがどこにあるのか、本当は皆わかっている。

なのに、より多くを求め、

長い旅路を迷い、苦しみ、傷つき、傷つけ、歩み続ける。

 

クリスマス、街に華やかな電飾が煌めく中、

忙しなく行き交う人の心は何処に向っているのだろう。

 

僕らには帰る場所が必要だ。

 

どうぞ中に入り、あなたにとっての幸いの在り処を思いながら、時間を過ごしてください。

瞬き疲れた星たちも小屋の中で共に息を潜め、

束の間の休息を得て、

またあるべき場所に帰っていきます。

2021年11月27日

千葉広一

開催レポート

11/27(土)オリジナルクリスマスツリーが登場!「幸いの在り処」鑑賞ツアーを行いました。

グランシップでは、冬のおくりもの2021の期間中、1階エントランスにてオリジナルクリスマスツリーを飾っています。今年はArt@東静岡(グランシップ)2021年度後期展示「幸いの在り処」を制作した美術家・千葉広一さんが手掛け、世界に一つしかないものです。
11月27日(土)のグランシップオープンシアターデーでは、千葉広一さんナビゲートによる鑑賞ツアー、「Art@東静岡(グランシップ)の作品『幸いの在り処』をみて歩こう」を実施しました。

展示の内容に隠されたストーリーを解説しながら、一つ一つの作品に対する想いやメッセージを参加者に伝えていきます。
ショーウィンドウ<西側>に展示した「不在の家」は、普段はショーウィンドウの外からしか観覧出来ませんが、今回特別に中に入ることができました。
 
 ツアー参加者は、皆さん熱心に千葉さんの解説に耳を傾け、作品を眺めたり、写真に収めたりしました。

最後は、オリジナルツリー「幸いの在り処」へ。千葉さんの解説では、このオリジナルツリーも他の作品から繋がる物語になっていて「僕らにとっての帰る場所」として小屋が建てられたとのこと。
 クリスマスツリーは、元々「永遠の象徴」として存在し、電飾はキリストの生誕を知らせる「ベツレヘムの星」を現わしていると言われています。千葉さんの作品も電飾は星を表わしていて、小屋の扉を開けると瞬く星々が温かくどこか儚げに私達を迎え入れているようです。

短い時間での鑑賞ツアーでしたが、千葉さんと一緒に作品を巡ることで世界観を共有出来、とても有意義な時間となりました。

グランシップオリジナルツリーの公開は12月25日(土)17時まで。「幸いの在り処」は2022年3月7日(月)までご覧いただけます。
千葉広一さんInstagram(CHIBI(kouichiChiba))※ストーリー等にこまめに投稿されています。
https://instagram.com/chibichibin?utm_medium=copy_link

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