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伝統芸能の継承
関心・理解・親しみを深める教育普及
開催レポート
伝統芸能
歌舞伎
講演会

日本が世界に誇る歌舞伎をわかりやすく、おもしろく。
山川静夫の「ここがみどころ・ききどころ~歌舞伎音楽にせまる~」
三味線の実演もあります!

日時 2012年5月26日(土) 14:00開演
会場 6階 交流ホール
全席自由
料金 一般1,000円  学生500円
主催 (財)静岡県文化財団、静岡県
問合せ

グランシップチケットセンター(「山川静夫のここがみどころききどころ」係)
TEL054-289-9000/FAX054-203-5716

6/26(火)に開催される、「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室」に連動した事前講演会。
静岡市出身で伝統芸能に造詣が深く、名人たちとも親交のある山川静夫さんが歌舞伎について、分かりやすくお話します。
今回は、歌舞伎の重要な役割を担っている音楽についてのお話や映像上映、また歌舞伎黒御簾音楽演奏者による三味線の実演も行います。

いつかは歌舞伎を観てみたいと思っていた方や、学生さんにもオススメの貴重な機会です。

【出演】
<唄>
 鳥羽屋 里一郎
 鳥羽屋 長 孝  
<三味線>
 杵屋 栄七郎
 鳥羽屋 里 松 
   

講師 山川静夫

昭和8年静岡市生まれ。
昭和31年國學院大学卒業。NHK入局。
昭和43年東京アナウンス室勤務となる。昭和49年より『紅白歌合戦』白組司会者を9年連続で務めたのをはじめ、『ひるのプレゼント』『邦楽百選』『ウルトラアイ』などを担当。以後、エッセイストとして、執筆、講演活動のほか、芸能評論家(特に歌舞伎、文楽)。国語審議会委員、NHK用語委員等を歴任し、現在、「三越名人会」企画委員、ポーラ文化財団理事。


 

開催レポート

山川静夫さんの歌舞伎レクチャー開催しました!

2012年05月26日(土)

来月26日に開催される「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室」の公演に先立ち、本番がもっと楽しく、分かりやすくなるために歌舞伎についての事前レクチャー「山川静夫のここがみどころ・ききどころ~歌舞伎音楽にせまる~」を開催しました。

今日もお客様がたくさん。
講師は静岡市出身で元NHKアナウンサーの山川静夫さんです。
みなさんご存じのとおり、伝統芸能に造詣が深く、俳優さんたちとも交流があります。

本日の講演会は、前半に6月に上演される「俊寛」についてのおはなし。
俊寛を演じる中村橋之助さんについてもいろいろとお話してくださいました。
島流しにされてしまう俊寛は、やはり細身の体型の方が似合うようです。
最後の場面で波がせまってくる場面は特に見どころとのこと。

後半は今回の講演会のメインである、歌舞伎音楽について。
普段舞台上の黒御簾の中にいて、唄や三味線で場面の情景を表現している音楽演奏者の方々。

今日は特別に東京からご来場いただきました!

三味線の音色で、川の音や雪、暗闇を表現したりできるのです。
普段歌舞伎を観るときは、やはり俳優さんの動きに気を取られていますが、それを影で支えている音楽は、本当に舞台にとって重要な役割を担っています。

こんな間近で黒御簾演奏者を観ることはできないですよね。

今日ご来場いただいた皆さんは、本当に貴重な経験となったでしょう。
このように、歌舞伎というお芝居の中で音楽に焦点をあててみたりすることで、きっと次に歌舞伎を観る視点が変わってくると思います。

本公演の「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室」は6月26日(火)開催。

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