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文芸・美術等の振興
上質で多彩な鑑賞
展示
美術

めぐるりアート+ 2021年展示
「ことばのまわり ~船とゆく~」 乾 久子

日時 2021年3月1日(月)~9月13日(月)
※休館日を除く
会場 ①ショーウィンドウ(東側/西側)
②エントランスホール
③エントランスホール 中ホール側
④2階エスカレーター踊り場
⑤3階エスカレーター付近
⑥9階エレベーターホール
⑦10階エレベーターホール
料金 観覧無料
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ 公益財団法人静岡県文化財団
文化事業課 054-203-5714

「ことばのまわり ~船とゆく~」 乾 久子

2021年3月1日(月)~ 2021年9月13日(月)
会期中のグランシップ開館時間にご覧いただけます。
※一部展示は5/21(金)~
※休館日を除く。休館日はこちら

①ショーウィンドウ(東側)
「いつまでも広がる」
①ショーウィンドウ(西側)
「気象、あるいは水のことば 雲のことば」
②エントランスホール
「帆は風とともに」
③エントランスホール 中ホール側
「くじびきドローイング過去作品」
④2階エスカレーター踊り場
「綴られたもの」
⑤3階エスカレーター付近
「くじびきドローイングアーカイブ」
⑥9階エレベーターホール
「突然投げ込まれた花のように」
⑦10階エレベーターホール
「青の地形図#3」
「めぐるりアート+(プラス) 」とは

「めぐるりアート+(プラス)」は、2020年度、第8回をもって終幕した地域連携による美術展「めぐるりアート静岡」に関わったアーティストへの新たな発表の場の提供に加え(プラスし)、グランシップにご来館のみなさまに日常的にアート作品に触れていただくことを目的とした展覧会です。館内のさまざまな場所に置かれた作品による、空間の変容をお楽しみいただければ幸いです。

乾 久子 -いぬい ひさこ-

1958年 藤枝市生まれ 浜松市在住
静岡大学卒 東京学芸大学大学院修士課程修了

イメージからイメージへと広げていくドローイングを制作の基本とする。
オイルバー、刺繍糸、水性クレヨン、色鉛筆、アキーラ絵具など多様な素材を使って、ある時は繊細にある時はおおらかに日々描き続けている。国内外での個展グループ展多数。

2008年にくじびきドローイングワークショップを発案。言葉と絵のリレーで美術と社会をやわらかくつないできた。2015年、2016年「めぐるりアート静岡」に参加。その後、全国で展開している。

http://hisakoinui.com「乾久子の仕事」
http://kujidoro.net 「くじびきドローイングのすべて」

めぐるりアート+ キュレーター白井嘉尚による作家紹介

乾久子の活動には三つの軸が見てとれます。一つは自ら描くドローイング。次に「くじびきドローイング」ワークショップ。そして、公開を前提とした往復書簡など言葉や写真によって想念を伝える表現です。
ドローイングとは、あらかじめ決められたゴールをもたず、描画材を手に線や色やイメージがわき上がるがままに描く素描のこと。

そして言葉。
言葉は、乾のすべての活動の根源です。それは明確な意味をともなって表れたり、「くじびきドローイング」のように、意味と無意味そして言葉とイメージとの境界で遊んだり、普通の意味では言葉とはいえない、なにかの徴(しるし)あるいは身ぶりのようなものもあります。

乾は、このコロナ禍で飛び交う、警告や悲鳴に似た「強い言葉」に毎日切りつけられるように感じたという。本展のテーマ「ことばのまわり」とは、そんな自分のための、あるいは私たちのために、やわらかな言葉をさがし求める営みなのかもしれません。

(めぐるりアート+キュレーター 白井嘉尚)

[終了しました] 3/20(土・祝) アーティストトーク「描いてみてわかること」

アーティストトーク「描いてみてわかること」

作家本人によるこれまでの活動紹介と展示作品解説、くじびきドローイングワークショップを行います。
参加無料・事前申込制定員15名

[日時]2021年3月20日(土・祝)14:00~16:00 
[会場]グランシップ2階 映像ホール

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