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フラメンコ・ギター界において世界最高峰に君臨するカニサレス。
ジャンルを超越し、「驚異的」と称された音をご堪能ください。
ギター:ファン・マヌエル・カニサレス、ファン・カルロス・ゴメス
ギター:ファン・マヌエル・カニサレス
ファン・マヌエル・カニサレス(ギタリスト、作曲家)
Juan Manuel Cañizares, guitarrista y compositor
現代フラメンコを代表するギタリストであり、クラシックでもソリストとして活躍するスーパー・ギタリスト、作曲家。豊かな叙情性、超絶テクニックを駆使した切れ味鋭い速弾きと、澄んだ美しい音色が魅力。
1966年バルセロナ生まれ。16歳のときスペインで最も権威のあるナショナル・ギター・コンクールで優勝、プロの道を歩みはじめる。1989年からフラメンコ・ギターの巨匠パコ・デ・ルシアのトリオに参加し、セカンド・ギタリストとして10年間世界ツアーを共にする。
1997年に初のソロ・アルバム『イマンとルナの夜』を発表。ジャズ、クラシック、ロックなど、あらゆる要素を吸収した演奏と華やかなアレンジで高い評価を得て、一流音楽家としての地位を揺るぎないものとした。これまでに発売したアルバムは15枚、コラボレーション作品は100枚以上に参加。
また、作曲家として、スペイン国立バレエの作品や、映画音楽の作曲も手掛ける一方、カルロス・サウラ監督の映画『フラメンコ』や『J: ビヨンド・フラメンコ』には演奏家として出演もしている。近年はオーケストラのための作曲にも力を入れており、『地中海協奏曲』(2018年/バルセロナ交響楽団)や、『アル・アンダルス協奏曲』(2016年/スペイン国立管弦楽団)を手がけた。
2011年、サー・サイモン・ラトルが指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にソリストとして招かれ、『アランフェス協奏曲』を演奏した。この公演は大きな注目を浴び、映像作品としてもリリースされた。以来、フラメンコ・ギタリストとしての活動と平行し、世界トップクラスのオーケストラとの共演を重ねている。
2015年に新日本フィルハーモニー交響楽団、2017年にNHK交響楽団と共演。
日本には、2013年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン“熱狂の日”音楽祭」に出演して話題となる。その後2015年に自身のカルテット編成で、2018年にはクインテット編成で全国ツアーを行い、大きな成功を収めた。
2019年、待望の新作『カニサレスのロドリーゴ』を制作、同作はかの有名なアランフェス協奏曲の第2楽章のアダージョ「アランフェス・マ・ペンセ」や、ロドリーゴ氏の未発表作「夕暮れのプレリュード」が初収録されたことで、スペインで大きな話題となった。同作は2020年春に日本でリリースされるほか、秋には来日ツアーが予定されている。
最新アルバム
『カニサレスのロドリーゴ』
日本盤:2020年4月発売
レーベル:PLANKTON
ギター:ファン・カルロス・ゴメス
フアン・カルロス・ゴメス(セカンド・ギター)
Juan Carlos Gómez
1994年、権威あるカンテ・デ・ラス・ミナス・コンクールのギター最優秀賞「ボルドン・ミネーロ」を受賞し、ソリストとしても活躍する実力派ギタリスト。近年では、スペイン各地の音楽院での教授活動のほか、演劇への作曲でも注目を集める。5枚のソロアルバムをリリースしている。