スクリーンを通して映像芸術の原点となる映画の素晴らしさをお伝えするグランシップサポーター企画「グランシップ懐かしの映画会　洋画劇場」。名作映画をスクリーンでお楽しみいただけます。
今回はヒッチコック監督の最高傑作と評される一級サスペンス「裏窓」と、ミュージカル映画の金字塔「雨に唄えば」を上映。

「裏窓」（10：30～12：23　1954年　アメリカ　カラー　113分）

監督：アルフレッド・ヒッチコック
脚本：ジョン・マイケル・ヘイズ
音楽：フランツ・ワックスマン
出演：ジェームズ・ステュアート、グレース・ケリー

自由気ままな生活を送っていたカメラマンのジェフは事故で足を骨折し、車椅子生活を余儀なくされる。そんな彼にできる楽しみは、カメラの望遠レンズを使って裏窓から見える隣のアパートの住人たちの人間模様の観察であった。ある日、いつも口喧嘩が絶えなかった夫婦の妻がこつ然と姿を消す。夫の行動に不審を抱いたジェフは警察に相談するが…。

「雨に唄えば」（13：30～15：12　1952年　アメリカ　カラー　103分）

監督：ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン
脚本：アドルフ・グリーン、ベティ・カムデン
音楽：ナシオ・ハーブ・ブラウン
出演：ジーン・ケリー、デビー・レイノルズ、ドナルド・オコナー

舞台はサイレント映画の時代末期のハリウッド。トップスターのドンとリナは共演作がヒット続きの黄金カップルとして名を馳せていた。しかし実際はリナが一方的な恋人気取りなだけで、ドンはわがままで高飛車なリナにうんざり。そんなある夜、ドンは歌も踊りも上手い新進女優のキャシーと恋に落ち…。