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ロビー・ラカトシュが率いる由緒正しいジプシー・ヴァイオリンのアンサンブル。
「世界最速のヴァイオリン弾き!!」と言われた超絶技巧の演奏がエネルギッシュに弾ける!
ロビー・ラカトシュ本人からメッセージが届きました! NEW
ハンガリーの民族楽器ツィンバロンから始まるラカトシュ・アンサンブルの演奏も少しだけ公開中!
「動画を見たら、実物を見てみたくなった!」という声を多数いただいています。
ロビー・ ラカトシュ(ヴァイオリン)
超絶技巧の“キング・オブ・ジプシー・ヴァイオリン“ 「世界最速のバイオリン弾き‼」
(イギリス「デイリー・テレグラフ」紙)
祖先はリストやベートーベン(!)にも影響を与えたというハンガリーの伝説的ジプシー・ヴァイオリンの名家に生まれたラカトシュ。
1999年の初来日から20年、楽器を自在に操り、「ヴァイオリンの怪人」と称されるロビー・ラカトシュが、待望の静岡 初登場!
前回の来日は2016年、東京や兵庫(完売)で、多くの聴衆の心を奪いました。
一度聴いたら忘れられない、確かなテクニックに裏打ちされたジプシー・ヴァイオリンの味のある響きを、ぜひ体感ください!
[ラカトシュ・アンサンブル]
ラースロー・ボーニ(第2ヴァイオリン)
カールマーン・チェーキ・ジュニア(ピアノ)
イェヌー・リステシュ(ツィンバロン/スネア・ドラム)
ラースロー・バログ(ギター)
ラースロー・リステシュ(コントラバス)
曲目
チャールダーシュ(モンティ)/剣の舞(ハチャトゥリアン)
ハンガリー舞曲(ブラームス)/ひばり(ルーマニア⺠謡)
オブリビオン(ピアソラ)/ブエノスアイレスの冬(ピアソラ)
リベルタンゴ(ピアソラ)/ラ・クンパルシータ(ロドリゲス) ほか
※曲⽬は変更になる場合がございます。
11/13(水)公演直前 速報!
日本バンドネオン界のプリンス 三浦一馬さんが、グランシップ公演にも特別に登場決定!
11/14(木)キング・オブ・ジプシー・ヴァイオリン
— GRANSHIP/(公財)静岡県文化財団・グランシップ (@GRANSHIP_) October 18, 2019
ラカトシュ・アンサンブル
埼玉と東京で共演される三浦一馬さん(バンドネオン)が語っていらっしゃいます!ご注目ください!
「え!『あのラカトシュさん』と!?」
が第一声のようです!https://t.co/O7tBYZeX0C
ロビー・ラカトシュ
1965年、ハンガリーの伝説的ジプシー・ヴァイオリンの名家・ラカトシュ家に生まれる。リストやベートーベンにも影響を与えたという“ジプシー・ヴァイオリン中興の祖”ヤーノシュ・ビハリを祖先にもつ。
9歳にして早くもプロ・デビュー。
ハンガリーの首都ブタペスト「ベーラ・バルトーク音楽院」に進み最優秀ヴァイオリニストとなり、「リスト音楽院」では首席で卒業。
クラシック以外のアーティストでは初めて「ドイツ・グラモフォン」と契約。ユーディ・メニューインから「次代を担う天才」と称賛されたのはラカトシュが19歳の時だった。
クラシックではナイジェル・ケネディ、ワディム・レーピン、ジャズではステファン·グラッペリ、ビレリ・ラグレーン、ランディー・ブレッカーらジャンルを問わず世界の巨匠たちとの共演を果たし、ニューヨーク・カーネギーホール、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールなど名だたる劇場で成功を収める。
ラカトシュ・アンサンブル
ラースロー・ボーニ(第2ヴァイオリン)
1968年ブタペスト生まれ。ラカトシュの父のもとでヴァイオリンを学ぶ。 日本への来日多数。
カールマーン・チェーキ・ジュニア(ピアノ)
1982年ブタペスト生まれ。 父(カールマン・チェーキ)もピアニストであり、ラカトシュ・アンサンブルのメンバーであった。幼いころからジプシー音楽、クラシック、ジャズなど様々なジャンルをピアノだけでなく様々な楽器を学ぶ。
イェヌー・リステシュ(ツィンバロン/スネア・ドラム)
1986年ブタペスト生まれ。若い世代の中で最も才能のあるツィンバロン奏者とされる。弱冠12歳でツィンバロンコンクール入賞。ブタペストのフランツ・リストアカデミー卒業。
ラースロー・バログ(ギター)
1987年ブタペスト生まれ。幼少時ツィンバロンを学び、12歳よりギターに転向。フランツ・リストアカデミー卒業。
ラースロー・リステシュ(コントラバス)
メンバー最年少。1988年生まれ。ツィンバロンのイェヌーとは兄弟である。9歳までヴァイオリンを、その後コントラバスを学ぶ。
開催レポート
11/14(木)「キング・オブ・ジプシー・ヴァイオリン ラカトシュ・アンサンブル」を開催しました。
「世界最速のヴァイオリン弾き」、「ヴァイオリンの怪人」との異名を持つ、ロビー・ラカトシュが率いる「ラカトシュ・アンサンブル」が、11月14日(木)グランシップのステージに登場しました。
ジプシー・ヴァイオリンの名家に生まれ、高い技術に裏打ちされた自由奔放な演奏で人々を魅了してきたラカトシュ。今回は、第二ヴァイオリン、ギター、コントラバス、ピアノ、そしてハンガリーをはじめとする中央・東欧で見られる楽器「ツィンバロン」のメンバーと共に静岡へ。クラシックにジャズやタンゴ、民族音楽と、様々なエッセンスが織り込まれたラカトシュ・アンサンブル独自の音楽で、会場はまるでヨーロッパのミュージックホールのような雰囲気に。
ラカトシュといえば、「高速」、「神業」と称される速弾き。驚くほどの速さにも関わらず、音色が美しく一音一音がクリア。激しい演奏がこれでもかと繰り出されたかと思えば、ほんの一瞬で、スローな「聴かせる」ムードになったりと、一曲の中でもめまぐるしく展開する刺激的な演奏に、曲が終わるごとに大きな拍手と「ブラボー!」の声が起こりました。駆け抜けるような躍動感あふれる演奏に、体でリズムをとりながら聴く方も。
ラカトシュが「マエストロ!」と呼ぶツィンバロン奏者、イェヌー・リステシュ。彼が生み出す金属音でありながら柔らかさも備えた豊かな音色に注目された方も多かったのではないでしょうか。ラカトシュとの「速弾き対決」のようなエキサイティングなシーンも。
第一部のアンコールでラカトシュと共に現れたのは、なんとバンドネオン奏者の三浦一馬さん!ラカトシュは三浦さんにとって長らく憧れの存在だったそうです。スペシャルゲストの三浦さんが加わった7人編成で「ラ・クンパルシータ」を演奏しました。
後半は、ラカトシュ風味たっぷりの、ブラームス「ハンガリー舞曲」で幕を開けました。リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」のツィンバロンのソロでは大喝采が起こりました。
アンコールでは、再び三浦一馬さんがステージへ。ピアソラの「リベルタンゴ」を熱演!
その後のアンコールでは6人編成に戻り、「黒い瞳」、そして日本の歌「さくら」演奏し幕を閉じました。観客の中にはスタンディングで拍手を送る方も。
終演後にはラカトシュのサイン会を開催!・・・の予定でしたが、そこへ急遽5人のメンバーも参加し、にぎやかな時間となりました。
グランシップでは、年末にかけて、注目の演奏者たちによる多彩な音楽公演をご用意しております。
冬のひと時、ぜひ素晴らしい時間をグランシップでお過ごしください。
11月22日(金)「グランシップリサイタル・シリーズ 宮田大 チェロ・リサイタル」
12月7日(土)「グランシップ プレミアム・クリスマス・ジャズ・ライヴ ロン・カーター“Four plus Four" 」
12月20日(金)「バッハ・コレギウム・ジャパン ヘンデル:「メサイア」(全曲) 」
写真:グランシップサポーター 成瀬勇、平尾正志
≪演奏曲目≫
【第一部】
ロビー・ラカトシュ:ニューアリエンス/R.Lakatos:NEW ALLIANCE
D.ブラスバンド:ティク・タク/D.Blasband:Tic Tac
M.ルグラン:パパ、聞こえますか? (イエンテルより)/M. Legrand: Papa Can You Hear Me (from “Yentl”)
R.ラカトシュ:マラケシュ時間/R. Lakatos: Hora Marrakachi
ジェリー・ボック:屋根の上のヴァイオリン弾き/Jerry Bock: Fidler On The Roof
ロシア民謡:二つのギター/Traditional:Deux guitares
ヘラルド・マトス・ロドリゲス:ラ・クンパルシータ/Gerardo Matos Rodríguez:La Cumparsita
― 休憩 ―
【第二部】
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番/Brahms: Hungarian Dance No 5
N.リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行/N. Rimsky-Korsakov: Flight of the bumble bee
A.ピアソラ:チキリン・デ・バチン(バチンの少年)/A. Piazzolla: Chiquilin de Bachin
V.モンティ:チャルダッシュ/V. Monty: Czardas
【アンコール】
A.ピアソラ:リベルタンゴ/A.Piazzolla: Libertango
ロシア民謡:黒い瞳/Traditional: Dark Eyes
さくら