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開催レポート
舞台

静岡県文化プログラム
ふじのくに伝統芸能フェスティバル
~地域とともに、大人からこどもたちへ~

日時 2019年9月22日(日)14:00開演(13:30開場)
会場 中ホール・大地
料金 全席自由/入場無料(事前申込制、先着順)
申込み方法:お電話にてお名前・住所・電話番号・参加人数を、下記までお伝えください。【8/1(木)~受付開始】
TEL.054-289-9000(グランシップチケットセンター/営業時間10:00~18:30)

受付後、入場券をお送りいたしますので当日お持ちください。

事前申し込みは9/17(火)18:30まで。それ以降は、直接会場で入場券を配布いたします。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県文化プログラム推進委員会
後援 静岡県教育委員会、静岡県文化財保存協会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000


笹間神楽保存会

遠州横須賀三社祭礼囃子保存会

長谷川晴彦(観世流能楽師)

2020年に向けた静岡県文化プログラムとして2回目の開催となる「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」。
県内に数多く残る様々な民俗芸能は、古くから各地域の大人から子どもたちへ、脈々と継承されています。中でも、地元の子どもたちが積極的に活動している芸能は、地域の祭りや学校行事のといった生活の一部となり、子どもたちのアイデンティティを育みながら保存と継承が行われています。
今回は、様々な工夫と努力によって芸能を次世代に受け継ぎながら地域振興に取り組む芸能団体が集結。
舞台で繰り広げられる芸能の実演に加え、その成功事例の周辺環境にも迫ります。


出演:笹間神楽保存会(島田市)、遠州横須賀三社祭礼囃子保存会(掛川市)獅子舞かんからまち保存会(掛川市)、
静岡県立駿河総合高等学校 和太鼓部(静岡市)、富士宮囃子保存会(富士宮市)、
長谷川晴彦(観世流能楽師)

  
司会:久保ひとみ  コメンテーター:岩下尚史



【プログラム】 (予定)
<第1部> 
・静岡県立駿河総合高等学校 和太鼓部
・笹間神楽保存会、笹間地区の活動紹介
・獅子舞かんからまち保存会
・遠州横須賀三社祭礼囃子保存会、掛川市の活動紹介

<第2部>
・伊豆地域の三番叟について
・「伝統芸能こどもサミット」について
・舞囃子/観世流能楽師 長谷川晴彦
・次回の2020年「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」にむけて/富士宮囃子保存会紹介

※出演者等内容が変更になる場合がありますのでご了承ください。

開催レポート

2回目の「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」を開催しました。

2020年東京オリンピックパラリンピックの文化プログラムとして、3回シリーズで開催している「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」。
第2回目はグランシップ中ホールで開催しました。今回のサブタイトルは、「地域とともに、大人からこどもたちへ」。

多くのお客様に関心を持っていただき、会場前から長い列が。

今回の公演では、県内で様々な伝統芸能に関わる団体を御紹介し、その活動の様子や子どもたちにどのように伝承しているのかについてお話ししていただきました。

川根の笹間神楽保存会は、「三宝太刀の舞」を披露。日頃は川根中学校の生徒のみなさんにも芸能の指導を行い、地域と学校が協力して取り組んでいます。

掛川獅子舞かんからまち保存会は、掛川市瓦町に伝わる獅子舞や道行などを披露。小さな子どもたちが行列に参加している様子から、幼いころから自然にお祭りや芸能に触れる環境になっています。

同じく掛川の遠州横須賀三社祭礼囃子保存会は、お囃子と祢里(ねり)が特徴。華やかなお囃子とひょっとこの舞など、楽しいお祭りの雰囲気に包まれました。

また、トップバッターと最後を飾ってくれたのは、静岡県立駿河総合高等学校の和太鼓。迫力ある太鼓の音と会場の照明が相まって、ダイナミックかつ繊細な太鼓の音色を聞かせてくれました。

今回は、静岡県民におなじみの久保ひとみさんが司会、テレビやラジオで活躍している作家の岩下尚史さんがコメンテーターとして参加してくださいました。

テンポよく息の合った二人のお話しで、2時間の公演があっという間に過ぎていきました。

地域に伝わる芸能は、その地域で脈々と受け継がれているもの。是非次の機会には、各地域のお祭りに足を運んでそれぞれの芸能をお楽しみいただければと思います。

次回の「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」は2020年5月に開催予定。お楽しみに!

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