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音楽文化等の普及・振興
誰もが主人公となる県民参加
開催レポート
音楽
クラシック

3000人で創る、真夏の大音楽祭!
グランシップ音楽の広場2019

日時 2019年8月4日(日)15:00~(14:15開場)
会場 大ホール・海
料金 SS席・S席・A席・B席は全席完売しました。

「グランシップ音楽の広場2019」当日券(C席)を販売します。(8/4(日)10:00~窓口のみで販売)
「グランシップ音楽の広場2019」の当日券として、当初、条件が悪く販売していなかったC席をグランシップチケットセンターにて販売します。
ステージ、スクリーン等が見えない部分がありますので、ご了承の上お買い求めください。

■料金
500円(大人・こども同額、4歳未満入場不可)

■販売期間
8月4日(日)10:00~「音楽の広場2019」第一部終了まで

■申込方法
グランシップチケットセンター窓口にて販売します。
※お電話、WEBでの取り扱いはございません。

■支払方法
現金支払いのみ

■お問合せ
グランシップチケットセンター TEL054-289-9000(10:00~18:30/休館日を除く)

■注意事項
・枚数限定の為、販売予定枚数が終わり次第、販売終了とさせていただきます。
座席の指定はできませんのであらかじめご了承ください。
・複数枚をご希望の場合、連番にならない場合がございます。
・友の会ポイントの付与はありません。
・お申込後のキャンセル、変更はお受けできません。
主催 (公財)静岡県文化財団、静岡県
後援 静岡県教育委員会、静岡市教育委員会、NHK静岡放送局、静岡新聞社・静岡放送、テレビ静岡、静岡朝日テレビ、静岡第一テレビ、朝日新聞静岡総局、産経新聞社静岡支局、中日新聞東海本社、毎日新聞静岡支局、読売新聞静岡支局、K-mix、FM Haro!、マリンパル76.3、ボイス・キュー、76.9FM Hi!、エフエム伊東、COAST-FM、エフエム熱海湯河原、ラジオf、FM島田
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

音楽を奏でる人と聴く人が、大空間で一体となり楽しむ真夏の大音楽祭。
クラシックにオペラアリア、ポップスにロックと、バラエティに富んだ曲目を迫力のステージでお届けします!

7月14日(日)にゲストも集合して行われた合同練習の様子はこちらから

■出演
指揮:広上淳一(京都市交響楽団常任指揮者、東京音楽大学教授)

ゲスト:小林厚子(ソプラノ)、笛田博昭(テノール)

演奏:グランシップ音楽の広場オーケストラ
    ヴァイオリン:徳永二男
    コンサートマスター:西本幸弘
    グランシップ音楽の広場合唱団(合唱指導:浅井隆仁、唐木晋一郎)

司会:堀尾正明

■曲目  ※曲目は変更となる場合があります。
E.エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
G.プッチーニ:歌劇「トスカ」より“星は光りぬ”、歌劇「蝶々夫人」より“ある晴れた日に”,“愛の二重唱”
G.ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」より“行け我が思いよ、金色の翼に乗って”
R.ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より 大行進曲“歌の殿堂をたたえよう”
F.v.スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲
E.ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「聖母(マドンナ)の宝石」より 間奏曲
N.ヘス:ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー「ラヴェンダーの咲く庭で」
A.ハチャトリアン:組曲「仮面舞踏会」より“ワルツ”
織田哲郎 作詞:さくらももこ:「おどるポンポコリン」
B.メイ~F.マーキュリー:We Will Rock You~We Are The Champions  他

■スタッフ
演出・音楽監督:渡壁煇
構成:井上頌一
編曲:轟千尋、萩森英明
副指揮者:石﨑真弥奈、松村詩史
舞台監督:幸泉浩司(アートクリエイション)
ステージマネージャー:猪狩光弘、遠藤敏博(IMS)
ライブラリアン:永沼栄子
字幕:杉理一
舞台・照明・音響・映像:(株)ステージ・ループ静岡
企画制作:(公財)静岡県文化財団

開催レポート

8/4(日)満員御礼!「グランシップ音楽の広場2019」を開催しました。

打ち上げの様子

8/4(日)、グランシップ大ホール・海で、今年で12回目となる真夏の大音楽祭「グランシップ音楽の広場2019」を開催しました。
静岡県を中心に集結したオーケストラ・合唱団は総勢約600名。出演者は公演日当日も朝から集合し、通し稽古をして最後の調整を行いました。

新元号が令和となり初の開催となる「音楽の広場2019」も完売御礼!満員のお客様をお迎えして幕を開けました。

司会の堀尾正明さんの紹介でマエストロ、広上淳一さんが登場。オープニングを飾るのは、イギリスの作曲家・エルガーの「威風堂々」。今回の「威風堂々」は日本語の合唱付きの特別バージョン!さらに、日本を代表するヴァイオリニストの徳永二男さんが、ヴァイオリンではなく、なんとヴィオラ持ってステージに登場。今年5月に新しく即位された天皇陛下がヴィオラを演奏されることにちなみ、今回はヴィオラをフィーチャーした特別な編曲と演出で新しい時代の到来をお祝いしました。

演奏後には、徳永さんと、「グランシップ音楽の広場オーケストラ」のコンサートマスターである西本幸弘さんによるトークも。ヴァイオリンとヴィオラの特徴や、奏者のイメージについての質問への、「ヴィオラ奏者は協調性があり、奏者同士の仲が良いイメージ。ヴァイオリンは・・・主張が強い(笑)!」との答えには演奏者達からも笑いが。

オペラの名曲をたっぷり聴けるのも「音楽の広場」の魅力。今年はソプラノの小林厚子さんと、昨年に引き続きテノールの笛田博昭さんが登場。「トスカ」の“星は光りぬ”では笛田さんが悲劇的な場面をドラマチックに、「蝶々夫人」の“愛の二重唱”では友人同士でもある小林さんと笛田さんが息の合ったハーモニーを、“ある晴れた日に”では小林さんが蝶々夫人の切ない気持ちを切々と歌い上げました。

司会の堀尾さんが合唱団のメンバーをインタビューするシーンでは、出演者の素顔や歌への思いに触れることができました。合唱団の皆さんは、ヴェルディとワーグナーによる壮大なオペラの合唱でもいきいきとした声を響かせました。

休憩時は、エンディングで会場の皆さんと大合唱をする「不尽の山を望る歌」の練習コーナーも。多くの皆さんにご参加いただきました。


第二部は、喜歌劇「軽騎兵」序曲のトランペットの音で華々しく始まりました!

今回の音楽の広場では、県民の皆様からリクエスト曲を募集しました。「ラベンダーの咲く庭で(ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー)」も寄せられた曲の中から選ばれたひとつ。フィギュアスケートの演技でも使われることが多い曲ということで、氷上を舞う浅田真央さん、宇野昌磨さんの名場面がスクリーンに映し出される中、徳永さんのヴァイオリン・ソロが美しく響き渡りました。

記憶に新しいノートルダム大聖堂の痛ましい大火災。「ノートルダム」とは聖母マリアを意味します。マエストロは「ノートルダム大聖堂は和音誕生の地。音楽の歴史においてもとても大切な場所。」と語りました。ノートルダム大聖堂がいつの日か再建されることを願い、歌劇「聖母(マドンナ)の宝石」間奏曲が演奏されました。

ハチャトリアンの組曲「仮面舞踏会」のワルツでは、仮面をつけた出演者たちがステージでダンスするシーンも。

今回の音楽の広場では、音楽未経験の方にも参加していただきました。「静岡おもちゃの楽隊」の皆さんは「おもちゃのシンフォニー」の中で、水笛や小さな太鼓などを使って、曲に楽しいアクセントを加えてくれました。

そのメンバーの中には、なんとお名前が新元号と同じ「令和」さんが。今回のコンサートのために駆けつけていただきました!

大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」の中で使われた、イギリスの伝説的ロック・バンドQUEENの楽曲を音楽の広場で聴いてみたい!というリクエストにお応えして、今回のステージでは「We Will Rock You」と「We Are The Champions」をメドレーで披露。観客の皆さんも手を叩いたり、足で床を踏み鳴らしてリズムをとる中、笛田さんがデニムに白いTシャツ、サングラスというQUEENのヴォーカル、フレディのスタイルで登場!合唱団とともに拳を突き上げ熱唱しました。

観客の皆さんも参加して大盛り上がりの熱いステージから一転。女声合唱の皆さんが、小林さん、徳永さんと共に歌う「You Raise Me Up」では、会場が優しく温かな空気に包まれました。

昨年は、「ちびまる子ちゃん」の作者で静岡市出身のさくらももこさんが亡くなるという悲しい出来事がありました。さくらさんが残してくれた素敵なものをこれからも大切にしていこうという思いを込めて、川勝静岡県知事も加わり、さくらさん作詞の「おどるポンポコリン」が演奏されました。

最後は本日の出演者と観客の皆さんが「不尽の山を望る歌」を大合唱!万葉集にある富士山の美しさを讃える歌が歌詞となっているこの曲で華やかにフィナーレを迎えました。

あっという間の二時間半、音楽を通して多くの方とつながることができた素晴らしい一日となりました。

グランシップでは、秋から冬にかけても音楽や伝統芸能など多彩なラインナップの公演をご用意してご来場をお待ちしております。これからもぜひご注目ください!

≪おまけ≫

公演終了後の打ち上げの様子。

副指揮者の石﨑さんと松村さんは本番はもちろん、打ち上げも盛りあげてくれました!


写真:グランシップサポーター 石橋健次、猪熊康夫、杉山美矢子






ゲストも集合!「音楽の広場」オーケストラ・合唱 合同練習会を開催しました。

2019年07月14日(日)

7/14(日)、「グランシップ音楽の広場2019」のオーケストラ・合唱合同練習会を開催しました。

今回の練習には、オペラ歌手の小林厚子さん、笛田博昭さん、ヴァイオリニストの徳永二男さんも参加!ほぼ全員の出演者が一堂に会し、本番に近い形で練習を行いました。

広上マエストロの指揮のもと、オーケストラが練習を開始。マエストロは各曲のテンポやイメージを共有するべく、言葉での説明だけではなく時にはピアニカを吹き、より具体的に指示を伝えます。オーケストラの皆さんも真剣な表情で耳を傾けます。

オーケストラに徳永さんも加わると、まるで本番さながらの演奏。「威風堂々」では合唱団も合流。今回の音楽の広場で披露する「威風堂々」はなんと合唱付き!普段はめったに聴けない日本語の歌詞がついた特別バージョンです。大ホールいっぱいに歌声が響き渡りました。

ゲストの小林さんと笛田さんが登場するオペラパートの練習にも余念がありません。

小林さんと笛田さんは共演経験もある友人同士ということもあり、息がぴったりの「愛の二重唱」が今から楽しみです。

笛田さんと合唱団が共演し、オーケストラメンバーにもファンが多いQUEENの楽曲にも期待が高まります。

今回は、楽器未経験者の方が演奏に参加するシーンも。オーケストラの中で、はじめは少しためらいがちな皆さんでしたが、マエストロからは「自由に演奏しよう!」とのアドバイスが。リラックスして演奏できたのか、終了後には笑顔が。

本番まで残りわずかとなりましたが、まだまだ練習は続きます。

人が生み出す音楽の力を体感できる「グランシップ音楽の広場」。チケットは好評発売中です。

真夏の一日、ぜひご一緒しませんか?

写真:グランシップサポーター 猪熊康夫、孫田仁





7/7(日)「音楽の広場オーケストラ」メンバーが集合!練習会を開催しました。

2019年07月07日(日)

こんにちは!現在グランシップのインターンシップに参加している静岡大学の菊田です。
本日は「グランシップ音楽の広場2019」の参加オーケストラ全パートが集まる練習会でした。朝の楽器ごとのパート練習から夜のオーケストラの全体練習までとてもハードな日程でしたが、一日中グランシップの館内は美しい音楽であふれていました。

今回はオーケストラのみの練習でしたが本番のようにセッティングされたステージで行う大勢での演奏はとても迫力があり、私たちインターン生は演奏が聞こえる度についつい聞き入ってしまいました。

オーケストラでは珍しい指揮者を囲むような配置も見応えがあり、目でも耳でも楽しめるのが音楽の広場だと感じました。

午後の練習は華々しい金管楽器のファンファーレから始まりました。本番ではさらにパワーアップしたファンファーレを聴くことができると思うとわくわくが止まりません。普段は違う団体で演奏している演奏の皆さんですが、演奏の一体感はまるで全員が同じ団体のメンバーかのようで圧巻でした。

大ホール中に響き渡るハーモニーは曲の場面ごとの情景を想像させ、仕事をする手を止めて聞きたいと思うほどでした。練習のときに聞いた演奏が今でも頭から離れません!!一度は聞いたことのある名曲も生で聴く大勢の演奏でキラキラと色が変わり始めます。本番は合唱やゲストの方々も加わり、さらにスケールは増します。とても楽しみです!!

本番まで一か月を切りましたが、練習を重ねもっともっと素晴らしい音楽が出来上がっていくと思います。

現在、「グランシップ音楽の広場2019」はチケット好評発売中です。大スケールでお送りするグランシップならではの音楽にぜひ触れてみてください。

写真:グランシップサポーター 猪熊康夫、杉山美矢子





6/29(土)「音楽の広場2019」オーケストラパートレッスンを行いました。

2019年06月29日(土)

こんにちは。現在グランシップでインターンをしている常葉大学の田畑です。
本日は「グランシップ音楽の広場2019」の練習を行いました。

私は練習を見学させていただきましたが、どのパートも美しい音色が響いていました。
パートごとに個性があって、迫力のある演奏や軽やかな演奏を聴いて本番の合奏がとても楽しみになりました。

特にコントラバスのパート練習は、ベースのメロディーを様々なテクニックで奏でていて、他の楽器や合唱と合わせたらどうなるのだろうと、より期待が高まりました。また、同じ楽器でも曲によって雰囲気が全く違って、ビックリしました。

出演者の一人一人が練習と真剣に向き合っていて、本日の蒸し暑さも吹き飛ばしてしまうほどの熱意を感じました。講師の方のお言葉を受けて楽譜にメモを取ったり、演奏の仕方を工夫したりしていて、練習を重ねるにつれて演奏もさらに磨きがかかっていくのだなと感じました。

まだ本番まで練習期間はありますが、出演者の皆さんにはこの調子で梅雨の蒸し暑さに負けずに頑張っていただければと思います。

「グランシップ音楽の広場2019」は現在チケット好評発売中です。出演者総勢約600人。グランシップの大ホール・海でしか見られない、大スケールのコンサートをぜひ一度ご覧ください。

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