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子ども・子育て世代への支援
上質で多彩な鑑賞
開催レポート
音楽
クラシック

極上の演奏が、名曲に新たな命を吹き込む。
NHK交響楽団名曲コンサート

日時 2019年6月27日(木)19:00~(開場18:30)
会場 中ホール・大地
料金 【6/20(木)10:00~直前割引開始!】
全席指定
S席7,200円 ⇒ 5,760円
A席6,200円 ⇒ 4,960円
こども・学生1,000円 
※こども・学生は28歳以下の学生、未就学児入場不可

チケットセンター窓口、電話(054-289-9000)、WEBからお買い求めいただけます。
※ご注意:6/18(火)~20(木)はグランシップ休館日です。窓口、電話の方は6/21(金)以降に御利用ください。
 WEB販売は6/20(木)より通常通りご利用いただけます。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

下野竜也 NHK交響楽団 指揮 
下野竜也 (C)Naoya Yamaguchi
菊池洋子 ピアニスト ピアノ
菊池洋子 (C)Yuji Hori

下野竜也率いるNHK交響楽団が、ベートーヴェンとモーツァルトの名曲をお届けします。第8回モーツァルト国際コンクールで日本人として初めて優勝したピアニスト・菊池洋子も登場!

■出演

指揮:下野竜也
ピアノ:菊池洋子
管弦楽:NHK交響楽団

■曲目
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K467
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92

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年間を通してクラシックコンサートをお得に楽しめる「クラシックセット券」を限定枚数で販売!
※販売は終了しました。

①NHK交響楽団名曲コンサート
6/27(木)19:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/S席7,200円

②グランシップ リサイタル・シリーズ 宮田大
若きチェロの名手・宮田大がグランシップに登場!
11/22(金)19:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/3,700円 

③バッハ・コレギウム・ジャパン「メサイア」
美しい合唱と古楽の温かな音色。クリスマスを彩る宗教曲「メサイア」をお届けします。
12/20(金) 18:30~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/S席7,300円

①~③の全てが楽しめるお得なセット券。合計18,200円のところ、14,500円でお求めいただけます。
グランシップ友の会先行販売:3/24(日)~30(土)
一般発売:3/31(日)~

【注意事項】
・セット券は数に限りがあります。予定枚数に達し次第販売を終了します。
・セット券エリアの中でお好きな席をお選びいただけます。
・グランシップチケットセンターの窓口または電話予約のみでの取り扱いです。WEBでの取り扱いはありません。(発売初日は大変混み合いますのでご了承ください)
・電話予約後、ファミリーマートでチケットの引取ができます。
・単公演購入後にセット券への変更はできません。
・チケットのキャンセル、変更、再発行はいたしません。

下野竜也(指揮)

1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学ぶ。1996年にはイタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮のディプロマを取得。1997年大阪フィル初代指揮研究員として、(故)朝比奈隆氏をはじめ数多くの巨匠の下で研鑽を積む。1999年文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれ、ウィーン国立演劇音楽大学に留学、2001年6月まで在籍。
2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴びる。国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、海外においても、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、ミラノ・ヴェルディ響、ストラスブールフィル、ボルドー管、ロワール管、ウィーン室内管、カンヌPACA管、チェコフィルハーモニー管、シュツットガルト放送響、南西ドイツフィルコンスタンツ、シリコンバレー響をはじめとした国際舞台での活躍が目覚ましい。
2006年に読売日本交響楽団初代正指揮者、2013年4月から2017年3月まで同団の首席客演指揮者を務める。その間、2011年には広島ウインドオーケストラ音楽監督、2014年には京都市交響楽団常任客演指揮者に就任し、現在は、同団常任首席客演指揮者。2017年4月、広島交響楽団音楽総監督に就任。更に京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授として後進の指導にもあたる。
2002年出光音楽賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、2006年第17回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2007年第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣賞、平成25年度第46回MBC賞、2014年度第44回東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、2016年南日本文化賞・特別賞などを受賞。
鹿児島市ふるさと大使。おじゃんせ霧島大使。
公式ホームページ http://www.tatsuyashimono.com/

写真:Naoya Yamaguchi

菊池洋子(ピアノ)

菊池洋子は、2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝、一躍注目を集めた。その後、ザルツブルク音楽祭に出演するなど国内外で活発に活動を展開し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である。
前橋市生まれ。故田中希代子、故林秀光の各氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科卒業後、イタリアのイモラ音楽院に留学、フランコ・スカラ、フォルテピアノをステファノ・フィウッツィに師事。
1997年、ミラノにおいてソロ・リサイタルを行う。同年ユベール・スダーン指揮、シチリア交響楽団のコンサートツアーのソリストに抜擢され、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を3夜連続コンサートで演奏し、イタリアの新聞紙上で絶賛された。2002年1月、ザルツブルクで行われた第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝し、一躍注目を浴びる。
2003年には夏のザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネに出演、アイヴァー・ボルトン指揮/ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団と共演し大成功をおさめた。2004年秋にはライプツィヒ弦楽四重奏団と日本ツアーを行ない、2006年は、ウィーンでのリサイタル、オーケストラ・アンサンブル金沢のアジア・ツアーのソリスト、アフラートゥス・クインテットとの共演及びレコーディング、11月から12月にかけては、サントリーホール(東京)、ザ・シンフォニーホール(大阪)、札幌コンサートホールKitaraなど、全国6都市の主要コンサートホール大ホールにてリサイタルを行うなど大きな話題を集めた。  
その後も、2008年アンサンブル・ウィーン=ベルリンとの共演、2010年チューリッヒ・トンハレでのリサイタル、2011年以降、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭にたびたび招かれているほか、2012年にはイスラエルのエイラット音楽祭出演や、ミラノのヴェルディホールでのリサイタル、ボローニャのマンゾーニ劇場シーズン演奏会出演、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団との共演など活動の場を広げている。2015年プラハの春音楽祭でアフラートゥス・クインテットと出演した模様は、チェコ国営テレビで放送され、好評を博した。
2009、2018年にモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲をフォルテピアノとモダンピアノを用いて演奏するといった意欲的な企画に取り組み好評を得た。
これまでに、国内主要オーケストラとの共演をはじめ、ザルツブルク室内管、フランツ・リスト室内管、グルベンキアンオーケストラ、南西ドイツフィルハーモニー、オーヴェルニュ室内管、ベルリン響、ルーマニア・フィル、ニューヨーク・ヴィルトゥオージ室内楽団、スロベニア放送響、上海響、香港シンフォニエッタと共演。
バレエとのコラボレーション公演にも出演し、世界的バレエダンサー ディアナ・ヴィシニョーワや吉田都ほかと共演している。
CD録音も活発に行い、2005年「モーツァルト・アルバム」(エイベックス)でデビューし、第18回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門録音・録画作品 (日本人アーティスト)賞を受賞。2006年9月には、アフラートゥス・クインテットと共演したモーツァルトとR.シュトラウスのCD(オクタヴィア)を、11月には「モーツァルト・アルバム第2弾」(エイベックス)がリリースされた。2009年1月には「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」をリリース(エイベックス)。2011年には、ホルンの世界的名手ラデク・バボラークと共演したアルバムを2枚リリース(オクタヴィア)し好評を博している。
第1回上毛芸術文化賞(音楽部門)受賞。2007年第17回出光音楽賞受賞。

公式ホームページ http://www.yokokikuchipf.com/
写真:Yuji Hori

NHK交響楽団(管弦楽)

NHK交響楽団の歴史は、1926年10月5日にプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年に日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称。この間、ドイツからジョセフ・ローゼンストックを専任指揮者として迎え、日本を代表するオーケストラとしての基礎を築いた。演奏活動の根幹となる定期公演は1927年2月20日の第1回予約演奏会に始まり、第2次大戦中も中断することなく続けられた。以来、今日に至るまで、ヘルベルト・フォン・カラヤン、エルネスト・アンセルメ、ヨーゼフ・カイルベルト、ロヴロ・フォン・マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘、また、話題のソリストたちと共演し、歴史的名演を残している。
近年NHK交響楽団は、年間54回の定期公演をはじめ、全国各地で約120回のコンサートを開き、その演奏は、NHKのテレビ、FM放送で日本全国に放送されるとともに、国際放送を通じて欧米やアジアにも紹介されている。また、2013年8月にはザルツブルク音楽祭に初出演、2017年春にベルリン、ウィーンをはじめ、ヨーロッパ主要7都市で公演を行うなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。
現在N響が擁する指揮者陣は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージ、名誉客演指揮者アンドレ・プレヴィン、正指揮者 外山雄三、尾高忠明。

公式ホームページ https://www.nhkso.or.jp

開催レポート

6/27(木)「NHK交響楽団 名曲コンサート」を開催しました。

6/27(木)、グランシップ中ホール・大地にて「NHK交響楽団 名曲コンサート」を開催しました。

今年3月にグランシップで行われた「NHK交響楽団×野平一郎プロジェクト シリーズⅡ 」にN響のメンバーが登場してから約3か月。今回は、国内外での活躍やNHK大河ドラマの指揮でも知られる下野竜也マエストロがフルオーケストラを率いて登場するということで、大雨が予想される天候でしたが、多くのクラシックファンや日頃音楽活動に取り組む学生の皆さんにご来場いただきました。

第一部は、ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」序曲で始まりました。オープニングを飾るのにふさわしい勢いよく華やかな楽曲で、この後に続く演奏への期待が高まります。

二曲目では、ピアニスト・菊池洋子さんが加わり、モーツァルトの名曲、ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467が披露されました。

モーツァルトの故郷・ザルツブルグで2002年に行われたモーツァルト国際コンクールのピアノ部門で日本人として初めて優勝した菊地さん。自身もライフワークと語るモーツァルトへの真摯な思いが感じられる演奏でした。

演奏後、菊地さんが再びステージに登場。モーツァルトの「トルコ行進曲」を軽やかに披露し、第一部を締めくくりました。

第二部ではベートーヴェンの交響曲第7番イ長調作品92が演奏されました。この曲を日本最高峰のオーケストラであるN響の演奏で聴くことを楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか。下野マエストロのダイナミックかつ繊細な指揮で、気持ちが晴れやかになるような演奏でした。

アンコールでは、ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」の行進曲が演奏されフィナーレとなりました。

終演後には、マエストロと菊池さんによるサイン会も。観客の皆さんと言葉を交わしながら、和やかな雰囲気の中で行われました。

来場者の皆さんからは「始まった瞬間から活き活きとした引き込まれる演奏だった」、「ベートーヴェンの7番の魅力にあらためて気づくことができた」、「ピアニストの繊細な表現、オーケストラとの一体感も素晴らしかった」と感想をいただきました。

グランシップでは、今後も音楽公演など多彩な劇場体験ができるプログラムをご用意しています。

これからもぜひご注目ください。


写真:グランシップサポーター 杉山美矢子、服部益躬

 

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