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この事業は終了しました

伝統芸能の継承
関心・理解・親しみを深める教育普及
伝統芸能
歌舞伎
講演会

グランシップ伝統芸能シリーズ
国立劇場 歌舞伎鑑賞教室
はじめての歌舞伎にオススメ!

日時 2019年6月26日(水)午前の部11:00~/午後の部14:30~(開場は開演の30分前)
会場 中ホール・大地
料金 <6/19(水)直前割引開始!>
全席指定/一般3,600円 ⇒ 2,880円
     こども・学生1,000円
※こども・学生は1,000円です。窓口・電話(054-289-9000)・WEBからお買い求めいただけます。
※6/18~20はグランシップ休館日です。電話・窓口の方は6/21以降に御利用ください。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県、独立行政法人日本芸術文化振興会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

渡し守頓兵衛(中村鴈治郎)

娘お舟 (中村壱太郎)

歌舞伎役者が実演を交えて歌舞伎の楽しみ方を解説。後半に人気の演目を上演します。
歌舞伎鑑賞がはじめての方や学生のみなさんへ歌舞伎の魅力をお届けします。
★県東部地区の方におすすめ!らくらくバスツアーもご用意しています。

<演目>
「解説 歌舞伎のみかた」
福内鬼外=作 「神霊矢口渡 一幕 頓兵衛住家の場」

(主な配役)
渡し守頓兵衛   中 村 鴈 治 郎
娘お舟      中 村 壱 太 郎
船頭八助     中 村 寿 治 郎
傾城うてな    上 村 吉 太 朗

新田義峰     中 村 虎 之 介
下男六蔵     中 村 亀   鶴
                      ほか
※竹本の詞章の字幕表示がございます。

※学校単位で鑑賞する学生のみなさんと一緒にお楽しみいただきます。(午前の部、午後の部とも)

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★御殿場・三島発、らくらくバスツアー!        【申し込み終了】
【丸子宿名物”とろろ汁”の昼食&製茶工場見学とお茶詰め放題付き!グランシップ静岡『歌舞伎鑑賞』ツアー】
<行程>御殿場市民会館(8:00発)⇒御殿場駅(8:15発)⇒三島駅発(9:05発)⇒小柳津清一商店⇒一松園(昼食)⇒グランシップにて歌舞伎鑑賞(14:30~)⇒三島駅(18:10頃着)⇒御殿場駅(19:00頃着)⇒御殿場市民会館(19:15頃着)

出発日:6/26(水)
最少催行人数:30名 添乗員有
代金:お一人様 13,980円(食事代、チケット代、バス代、体験料含む)

詳しくはこちら
<旅行企画・申込先> 御殿場総合サービス(株)旅行事業部 TEL.0550-88-5771
(412-0045 静岡県御殿場市川島田1446-24)静岡県知事登録旅行業第2-600号 旅行業務取扱管理者:小野淳



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「グランシップ伝統芸能シリーズ」セット券   ※セット券は完売しました

①国立劇場 歌舞伎鑑賞教室
はじめての方や学生のみなさんにも分かりやすい解説付きの鑑賞教室。歌舞伎俳優が分かりやすい言葉で見どころなどを解説し、後半で人気の演目を上演。
出演:中村鴈治郎、中村壱太郎 ほか
6/26(水)午前の部11:00~/午後の部14:30~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定:一般3,600円 こども・学生1,000円

②グランシップ静岡能 能楽入門公演
20回目を記念して、これまでのグランシップの様々な能楽の取り組みを振り返ります。
演目:「一人翁」「祝言之式 高砂」
出演:山階彌右衛門、観世芳伸、観世三郎太 ほか
9/7(土)14:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/1,000円 

③人形浄瑠璃 文楽
太夫、三味線、人形遣いが三位一体となって創り上げる他にはない美しさと表現力が魅力の世界に誇る人形劇。
あらすじの解説や字幕表示もあるので、はじめての方もお気軽に。
昼の部:「生写朝顔話」~明石船別れの段~笑い薬の段~宿屋の段~大井川の段
夜の部:「ひらかな盛衰記」~松右衛門内の段~逆櫓の段、「日高川入相花王」~渡し場の段
10/6(日)昼の部13:30~/夜の部18:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/1階席3,700円 こども・学生1,000円 昼夜通し券6,660円 2階席1,000円

④グランシップ静岡能
特別出演として金剛流若宗家・金剛龍謹氏を迎えて、宝生流・金剛流の異流共演による豪華な舞台。
出演:宝生和英、金剛龍謹 ほか
2020年1/25(土)14:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/一般5,200円 こども・学生1,000円


①~④の全て(各1公演)が楽しめるお得なセット券。合計13,500円のところ、10,000円でお求めいただけます。
グランシップ友の会先行販売:4/7(日)~13(土)
一般発売:4/14(日)~


【注意事項】
・セット券は数に限りがあります。予定枚数に達し次第販売を終了します。
・セット券エリアの中でお好きな席をお選びいただけます。
・グランシップチケットセンターの窓口または電話予約のみでの取り扱いです。WEBでの取り扱いはありません。(発売初日は大変混み合いますのでご了承ください)
・電話予約後、ファミリーマートでチケットの引取ができます。
・単公演購入後にセット券への変更はできません。
・チケットのキャンセル、変更、再発行はいたしません。

「神霊矢口渡」あらすじ


本作は、江戸時代中期に活躍した異色の科学者・平賀源内が「福内鬼外」(ふくちきがい)のペンネームで書いた作品です。明和七年(一七七〇)一月に人形浄瑠璃で初演されました。鎌倉幕府滅亡後に朝廷が二派に分かれて対立した南北朝の動乱を描いた軍記物『太平記』を題材に、新田神社(東京都大田区)の由緒が作中に取り入れられています。今回上演する「頓兵衛住家」は、多摩川の矢口の渡しを舞台に、強欲非道な父親と恋しい人を命がけで守ろうとする娘とのドラマを描き、現在までたびたび上演されています。
南朝方の武将・新田義峰は、恋人のうてなを伴い、兄の義興を謀殺した矢口の渡しの渡し守頓兵衛の家に、偶然一夜の宿を求めます。頓兵衛の娘お舟は義峰に一目惚れし、家に招き入れます。下男の六蔵が義峰のことを通報しようとするので、お舟は六蔵と夫婦になることをほのめかし、その場をしのぎます。六蔵から様子を聞いた頓兵衛が帰宅し、義峰を暗殺しようと床下から刀を突き刺しますが、悲鳴を上げたのはお舟でした。義峰とうてなを事前に逃がしたお舟は、苦痛に耐えつつ頓兵衛に改心を迫りますが、頓兵衛はお舟を突き飛ばして義峰を追います。義峰が逃げ切れるようにするため、お舟は六蔵と争いながら、村々の囲みを解く合図の太鼓を打ち鳴らします。一方、頓兵衛にはどこからともなく矢が飛んできて……。
 前半では、義峰に思いを寄せるお舟の可愛らしい動きや、父への孝心と義峰への恋心との板挟みになった苦悩を義太夫節の演奏に乗せて表現するお舟の演技〝クドキ〟が見どころです。後半で頓兵衛が登場すると、刀の鍔(つば)を鳴らしながらの〝蜘蛛手蛸足〟と呼ばれる特殊な動作での花道の引込みなど、頓兵衛の見せ場が続きます。頓兵衛の徹底した悪人ぶりによって、ヒロインであるお舟の悲劇性が一層際立ちます。負傷したお舟が義峰の身を案じて太鼓を打とうと決心する件で、今回は、人形浄瑠璃の人形の動きを真似た演技〝人形振り〟の演出を取り入れ、お舟の感情の高まりを巧みに表現します。
鴈治郎が頓兵衛を、壱太郎がお舟を、それぞれ初役で勤める父子共演の舞台です。目が離せない劇的な展開で、初心者の方でもお楽しみいただけます。

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