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この事業は終了しました

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開催レポート
音楽
クラシック

ウィーン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
世界2大オーケストラの金管楽器奏者たちによる初めての共演が実現!

ブラス・クインテット・ウィーン=ベルリン
平成23年度文化庁優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業

日時 2012年2月10日(金)19:00開演(18:30開場)
会場 中ホール・大地
料金 当日券は、中ホール前にて18:00~販売します。(残りわずか!)

全席指定(税込)/S席3,500円、A席2,500円、学生1,000円 ※グランシップ友の会会員は1割引(学生、セット券を除く) ※学生は大学生以下かつ28歳以下、未就学児入場不可
主催 財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ

グランシップチケットセンター TEL054-289-9000


(c) R. Rindberger

(c) R. Rindberger

当日券は、中ホール前にて18:00~販売します。(残りわずか!)

ウィーン、そしてベルリン・フィルのトップメンバーで結成されたブラス・クインテットの初来日。
互いに最も信頼を寄せ合うメンバーたちが結集し“世界最高峰の響き”を奏でます。

◆メンバー◆
トランペット:ライナー・キューブルベック (ウィーン交響楽団) 
トランペット:ギヨーム・ジェル(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
ホルン:トーマス・イェプストル(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
トロンボーン:ディートマール・キューブルベック(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
テューバ:ジョン・サス(オーストリア・ブラス・コネクション) 


※出演者変更のお知らせ
当初出演を予定しておりましたテューバ奏者クリストフ・ギグラー(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)が、出演者の都合により来日不可能となりました。
代わってジョン・サス(オーストリア・ブラス・コネクション)が出演いたします。


また、トランペットのガボール・タルケヴィが、1月27日(金)に急性腸内感染のためベルリンの病院で緊急手術を受け、来日できなくなりました。26日に、ベルリン・フィルの公演を終えて帰宅し、翌朝に救急車にて搬送され、緊急手術を受けました。
それに伴い、メンバー全員の相談による決定で、ウィーン交響楽団首席ソロトランペット奏者のライナー・キューブルベックが代わりを務めることになりました。

何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。



曲目

クリスチャン・ミュールバッハー:ファンファーレ
マルコム・アーノルド:金管五重奏曲
ヴィクトル・エヴァルド:金管合奏のための交響曲
クリスチャン・ミュールバッハー:金管五重奏曲
ジャイルズ・ファーナビー:空想、おもちゃ、夢
アントン・ドヴォルザーク:ワルツ
レナード・バーンスタイン:ダンス組曲
アストル・ピアソラ:タンゴ組曲
イェネ・フバイ:チャルダッシュの情景第4番「ヘイレ・カティ」

プロフィール

■ライナー・キューブルベック Rainer Küblböck / Trumpet
1967年ウィーン生まれ。9歳よりウィーン交響楽団のバス・トロンボーン奏者であった父からトランペットの手ほどきを受ける。ウィーン国立音楽大学でC.ダウン=ラインホルト氏に、その後リンツ・ブルックナー・コンセルヴァトリウムでアイデンベルガー氏に師事。1985年にリンツ・ブルックナー管弦楽団に入団。1989年からはウィーン放送交響楽団の首席トランペット奏者として、そして1996年よりウィーン交響楽団首席ソロ奏者として活躍している。また、オーストリアの数々の室内楽団のメンバーとして活動しており、2004年にはウィーン・ブラス・アンサンブルのメンバーとして来日した。

■ギヨーム・ジェル Guillaume Jehl / Trumpet
8歳でフランスのアルザスでトランペットを始める。ミュルーズ音楽院を卒業後、パリ音楽院を首席卒業。1998年、ボルドー・アキテーヌ管弦楽団第2トランペット奏者に就任。その後、2000年にフランス国立管弦楽団の第2奏者、2001年には、バーゼル交響楽団のソロ・トランペット奏者、2006年には、フランス国立管弦楽団のソロ・トランペット奏者を経て、2009年に、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。近年は、バーゼル交響楽団、フランス国立管弦楽団のソリストとして出演する他、室内楽奏者としても活躍している。

■ディートマル・キューブルベック Dietmar Küblböck / Trombone
1963年6月8日リンツ生まれ。
父親のホルスト・キューブルベックにトロンボーンを学び、1982から1989年までウィーン交響楽団、1999年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・トロンボーン奏者を務めている。ヨーロッパ、ニューヨーク、台湾でリサイタルを行う他、ウィーン音楽大学で後進の指導にも力を注いでいる。

■トーマス・イェプストル Thomas Jöbstl / Horn
1979年ヴォルフベルク生まれ。ウィーンの音楽大学にて、ローランド・ベルガー教授の元で学ぶ。1992年ウィーン学友協会にソリストとして出演。1997年ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団の首席奏者に就任。1999年にはBunkamuraオーチャードホール賞を受賞。2000年よりベルガー教授のアシスタントとして後進の指導にあたる。2001年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団第2ホルン奏者として活動。その他、ソリストとして、また室内楽奏者として楽団で活動し、ウィーン・ホルン・アンサンブルやウィンナ・ホルンズの創立メンバーでもある。2004年より、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団団員。

■ジョン・サス Jon Sass / Tuba
現在、世界最高峰のテューバ奏者のひとり。ニューヨーク、ハーレムの生まれ育ち。ボストン大学在学中より、ボストン、ニューヨーク、ウィーンを股にかけ活躍、その多才ぶりは絶賛され、ジャズ、クラシックの両方における幅広い活躍は世界中で大きな話題を呼んでいる。初のソロCDでは魂に満ちた心に染み入る音色が高い評価を受け、現在最もクリエティブなテューバ奏者としての名声を確立。レコーディングは75を超え、テューバのソロ楽器としての確立に大きく貢献。これまでの共演者にはジャンルを問わず一流音楽家が名を並べ、また名門オーケストラやビッグバンドとの共演、ブラスフェスティヴァルなどへも多く招かれている。ヨーロッパに留まらず、アジア、アメリカ、ラテンアメリカなどでも多くツアーを行い、ワークショップも開催。また教則本の執筆や自ら作曲、編曲も手がける。現在、オーストリア・ブラス・コネクションのメンバー。

開催レポート

2/10ブラス・クインテット・ウィーン=ベルリンが終了しました。

ジョン・サス(オーストリア・ブラス・コネクション)

2012年02月12日(日)

2月10日(金)、「ブラス・クインテット・ウィーン=ベルリン」の公演が無事終了しました。

今回、世界2大オーケストラのウィーン・フィルとベルリン・フィルのトップ奏者たちが初結成・初来日!ということで、告知し出した昨年10月頃…

テューバ奏者が原発の影響で来日不可となり、
全メンバーが“世界で最も有名なテューバ奏者”と称し
絶大な信頼を寄せるジョン・サスにメンバー変更。

そして先月27日には、この来日のために五重奏を結成した要でもある
タルケヴィの突然の入院。
急遽トロンボーンのディートマルの弟であり
ウィーン交響楽団の首席ソロ・トランペッターである
ライナー・キューブルべックにメンバー変更。

2回のメンバー変更となりましたが、
2月10日(金)の公演前に、14:00から吉田町立吉田中学校にて開催した
ミニ・コンサートは、たいへん素晴らしい演奏で、スタッフの不安は吹っ飛びました。

金管楽器とは思えない滑らかかつ繊細な音、
そして、五重奏とは思えないほど壮大なハーモニーが
吉田中の体育館に響き渡り、
生徒の皆さんは、静かにじっくりと聴いていました。

しかも、キューブルベック(Tb)の司会に対し、「Hello!」や「Yes!」等投げかけ返す姿に、「自分の中学生だった頃は恥ずかしくてできなかったよな…」と思いながら、吉田中の皆さんの反応の良さに驚いていました。

7曲ほど演奏した後、ブラスクインテットのメンバーへのお礼にと
吉田中全校生徒による合唱で、「旅立ちの日に」を披露してくれました。

その合唱がとても素晴らしく、メンバーたちはステージから写真を撮るなど感動しているようでした。

同行した私たちスタッフも、
「男子中学生があんなに一生懸命歌っているのを初めて見た!」
と、心の底から感動していました。
 
メンバーとハイタッチや握手する生徒もいたり…
サインのための出待ちがあったり…

メンバーも、吉田中学の皆さんにたくさんの元気をもらったんじゃないでしょうか。

その後、19:00からのグランシップ公演に間に合わせるため、
吉田から急いで静岡に。

開場直後のロビーはお客様で賑わっています。

「ウィーン・フィルやベルリン・フィルの奏者が静岡に来る!」
という絶好の機会ということもあってか、お客様の約半数は学生で、
そのほとんどが静岡県内の中学・高校の吹奏楽部員です。

そして、いよいよ開演。

第一部は、「これぞ、金管五重奏!」的曲の数々。
特に吹奏楽部員の皆さんは、アンサンブルの課題曲もあって
参考になった方も多かったのではないでしょうか。
「あんなに息の合った演奏は初めて!」
「演奏に取り入れたい」というコメントをいただきました。

第一部終了後の休憩では、演奏の素晴らしさからか
あっという間にメンバーのソロCDが完売!

第二部では、ピアソラやバーンスタインなど凝った曲を中心に演奏。

やはりトップクラスのオーケストラで活躍しているメンバーだけあり、
お客様からは
「迫力のある音にびっくり」
「テクニックに感動した」
「音がひとつひとつしっかりと聴こえた」
という、技巧の素晴らしさに対する声が寄せられました。

アンコールは、
・フリッツ・クライスラー:愛の喜び
・ヨハン・シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ
の2曲を演奏。

耳馴染みの良い曲に、拍手喝采!でした。

終演後のサイン会では、CDだけでなく、パンフレットやポスターにもサインOK!
ということで、長蛇の列!!

中高生から大人まで、たくさんの方々がサインと握手で笑顔になって
お帰りになっていく様子が印象的でした。
 
そこで…今回の公演を見逃してしまった!という方、
他のプログラムを聴いてみたい!という方に朗報です!

3月5日(月)6:00から、NHK BSプレミアムにて、

今回の来日ツアーの東京文化会館公演が放映されます。

是非ご覧になってみてくださいね。





ウィーン&ベルリン・フィル、豪華共演&初来静が実現!

2011年11月28日(月)

中・高・大学生のブラスバンドの方、
ブラス経験のある大人の方はもちろん、
ダンス音楽が好きな方、
音楽のコンサートに行ったことのない方に
オススメの公演をご紹介します
ブラス・クインテット・ウィーン=ベルリン
(c) R. Rindberger

ブラス・クインテット・ウィーン=ベルリン
(平成23年度文化庁優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業)

ウィーン、そしてベルリンフィル
世界2大オーケストラの金管奏者たちによる
初めての共演が実現

ベルリン・フィルの首席トランペッター・タルケヴィを中心に
ウィーン、そしてベルリン・フィルのメンバーで結成された
ブラス・クインテットの初来日

互いに最も信頼を寄せ合うメンバーたちが結集し
“世界最高峰の響き”を奏でます

今回テューバに、ソリストとしてCDや教本も出すなど活躍中の
ジョン・サスを加えての公演です。

ガボール・タルケヴィのCD等詳細は こちら

■メンバー
トランペット:
  ガボール・タルケヴィ、ギヨーム・ジェル
  (ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
ホルン:
  トーマス・イェプストル
  (ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
トロンボーン:
  ディートマール・キューブルベック
  (ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
テューバ:
  ジョン・サス(オーストリア・ブラス・コネクション)※

※出演者変更のお知らせ
当初出演を予定しておりましたテューバ奏者クリストフ・ギグラー(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)が、出演者の都合により来日不可能となりました。代わってジョン・サス(オーストリア・ブラス・コネクション)が出演いたします。何卒ご理解の程お願いいたします。
ジョン・サス

■曲目
前半は吹奏楽部員おなじみの曲、後半はダンス曲中心にお送りします!
クリスチャン・ミュールバッハー:ファンファーレ
マルコム・アーノルド:金管五重奏曲
ヴィクトル・エヴァルド:金管合奏のための交響曲
クリスチャン・ミュールバッハー:金管五重奏曲
ジャイルズ・ファーナビー:空想、おもちゃ、夢
アントン・ドヴォルザーク:ワルツ
レナード・バーンスタイン:ダンス組曲
アストル・ピアソラ:タンゴ組曲
イェネ・フバイ:チャルダッシュの情景第4番「ヘイレ・カティ」

■日時:2012年2月10日(金) 19:00開演(18:30開場)

■会場:グランシップ 中ホール・大地
(JR東静岡駅南口隣接/静岡市駿河区池田79-4)

■入場料:全席指定(税込)/
 S席3,500円、A席2,500円、学生1,000円
 ※学生は大学生以下かつ28歳以下、未就学児入場不可

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■チケット販売・お問い合わせ
グランシップチケットセンターTEL054-289-9000
グランシップホームページからは空席状況に応じてお好きな席を購入できます。

■主催:財団法人静岡県文化財団、静岡県

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