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グランシップ伝統芸能シリーズ「人形浄瑠璃 文楽」事前レクチャー
山川静夫のここがみどころ・ききどころ~文楽人形遣いにせまる~
はじめての方も、より深く楽しみたい方も!

日時 2019年1月29日(火)14:00~(開場13:30)
会場 6階 交流ホール
料金 全席自由/一般1,000円 こども・学生500円 ※未就学児入場不可
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

ユネスコ無形文化遺産で、日本が世界に誇る伝統芸能「人形浄瑠璃 文楽」。グランシップでは、2005年より毎年上演し、2010年からは「グランシップ伝統芸能シリーズ」と銘打って、県内での貴重な上演機会として多くの方にお楽しみいただいています。
文楽は、太夫、三味線、人形遣いの三役が揃ってはじめて成立する総合舞台芸術。この事前レクチャーでは、文楽にまだ触れたことのない方、より深く公演を鑑賞してみたいという方のために、伝統芸能に造詣が深く、楽しいおしゃべりが人気の、静岡市出身・元NHKアナウンサーの山川静夫さんが、分かりやすくお話しします。

また、今もっとも人気の人形遣い吉田一輔さんをお招きし、普段見られない人形遣いの技術や人形の仕組みを実演を交えながらご案内。
他にも、人形遣いのみなさんが本番を迎えるため楽屋でどのように人形の首や衣裳を準備しているのかといったオフショットも特別にごらんいただきます。伝統芸能を支える技芸員の方から、直接お話しを聞く事ができる貴重な機会です。

山川静夫(やまかわ しずお)

1933年静岡浅間神社の神主の長男として生まれる。56年國學院大學卒業後、NHKに入局。『紅白歌合戦』司会者を9年連続で務め、ユーモアにあふれたしゃれた話しぶりがお茶の間に人気を呼ぶ。また『ウルトラアイ』『邦楽百選』など、科学、邦楽、歌舞伎番組等を担当。幅広い視聴者層の支持を獲得する。大学時代からの歌舞伎愛好家で、文楽通としても知られる。
現在はエッセイストとして活躍。著書に『勘三郎の天気』『文楽の男』『文楽の女』『私の出会えた名優たち』『歌右衛門の六十年』『花舞台へ帰ってきた』『大向うの人々』『歌舞伎の愉しみ方』『歌舞伎は恋』など多数。

吉田一輔(よしだ いちすけ)

1983年、13歳のときに父・桐竹一暢に入門。桐竹一輔と名のる。1985年国立文楽劇場で初舞台。2004年5月三代吉田簔助門下となり、吉田姓を名のる。国立劇場文楽賞、文楽奨励賞、咲くやこの花賞、大阪文化祭賞奨励賞ほか受賞。2014年に長男の簑悠が吉田簔助に入門し、初の親子四世代での人形遣いが話題となった。
世襲制ではない文楽の世界では珍しい人形遣いの三代目、これからの文楽界を担う逸材である。

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