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艶やかな歌声に酔う、芳醇なひととき。
グランシップ プレミアム・クリスマス・ジャズ・ライヴ 伊藤君子
日時 | 2018年12月15日(土)17:00開演(16:30開場) |
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会場 |
中ホール・大地 |
料金 |
一般5,100円、こども・学生1,000円 ※こども・学生は28歳以下の学生、未就学児入場不可 【12/8(土)10:00より直前割引開始!】 一般5,100円 ⇒4,080円 ※グランシップチケットセンター窓口、TEL(054-289-9000)、WEBからお買い求めいただけます。 ※こども・学生は1,000円です。 |
主催 | 公益財団法人静岡県文化財団・静岡県 |
問合せ |
グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000 |
日本を代表するヴォーカリスト、伊藤君子が季節にぴったりのクリスマス・ソングやジャズ・スタンダード、そして敬愛する美空ひばりのナンバーまで幅広いラインナップでお届けする大人のためのコンサート。
ストリングスも加わった贅沢なステージをお楽しみください。
今回のコンサートについて、伊藤君子さんからメッセージをいただきました!
動画はこちらから。
【出演】
伊藤君子(ヴォーカル)
宮本貴奈(ピアノ)
井上陽介(ベース)
ジーン・ジャクソン(ドラムス)
<会田桃子ストリングス>
会田桃子(ヴァイオリン)、中島優紀(ヴァイオリン)、角谷奈緒子(ヴィオラ)、島津由美(チェロ)
※ベーシストが坂井紅介さんから井上陽介さんに変更となりました。
【曲目】
ザ・クリスマス・ソング
サイレント・ナイト(聖しこの夜)
ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド
愛燦々
魅惑のワルツ 他
※曲目は変更となる可能性があります。
伊藤 君子
香川県小豆島生まれ。 4歳の時、ラジオから流れる美空ひばりの歌声に魅せられ、歌手を目指す。 1982年、 アルバム「バードランド(THE BIRDLAND)」でレコード・デビュー。 その後、ニューヨークのジャズクラブへの出演、 また、日野皓正グループをはじめとする日本の本格派ジャズグループとの共演で、 その歌唱力は国内外で高く評価された。
ソニー・ミュージックより、1989年、日米同時発売されたアルバム「フォロー・ミー(FOLLOW ME)」は、米ラジオ&レコード誌のコンテンポラリー・ジャズ部門の16位にチャート・インするという日本人女性ヴォーカリストとして初の快挙を成し遂げた。 ジャズ・ヴォーカリストとして確固たる地位を築いた伊藤君子は、 以降、 アルバム、 コンサート、海外のジャズフェスティバル(1997年、世界で最大のジャズ・フェスティバルである、スイス・モントルー・ジャズ・フェスティバルに小曽根真と共に出演)、 テレビ・ラジオ番組、 ライブハウス、と幅広い演奏活動を続け、スイングジャーナル誌の人気投票では1988~96年の女性ヴォーカリスト部門第1位を獲得した。
2000年に発売されたニューヨークでのスタジオ・レコーディング・アルバム「KIMIKO」は、プロデューサーに小曽根真を迎え、ヴォーカリストとしての伊藤君子の魅力を存分に引き出したものと評価され、スイングジャーナル誌2000年度ジャズディスク大賞日本ヴォーカル賞を受賞した。 2004年には、再度、小曽根真をプロデューサーに迎え、ビッグ・バンド(ノー・ネーム・ホーセズ)との共演アルバム「一度恋をしたら」を発表、更に、同年、押井守監督の映画『イノセンス』の主題歌を、2007年には津軽弁でジャズを歌ったミニ・アルバム「津軽弁ジャズ~ジャズだが?ジャズだじゃ!」を発表するなど、新しい挑戦を続けている。
2010年10月には6年振りのアルバムとなる「まっかなおひるね」が発売となった。これは同年2月にベルリンで録音されたもので、ベルリン在住のピアニスト、高瀬アキとのコラボレーション・アルバムで、全篇日本語の歌詞によるもので、芥川賞作家:多和田葉子、伝説的なビート詩人:白石かずこの詩に高瀬アキが曲を書き下ろした意欲作となっている。録音後、高瀬アキ、井野信義と共にパリ、ローマ、セネガルとコンサート・ツアーを行った。なお、「まっかなおひるね」のジャケットには世界的なポップアート作家、奈良美智の絵が使われている。更に、2015年10月、津軽弁によるジャズの第2弾「ジャズだべ!ジャズださ!」を発売、ゲストに佐藤竹善(シング・ライク・トーキング)、上妻宏光(津軽三味線)を迎えた。
そして、幼少の頃、ラジオから流れる美空ひばりの歌声に憧れ、歌手を志した伊藤君子が、美空ひばり生誕80周年にあたる2017年5月29日(美空ひばりの誕生日)に日本コロムビアより「Kimiko Sings HIBARI」が発売された。
近年も精力的な演奏活動と共に、後進の指導にも時間を割くなど、日本のジャズ・ヴォーカルの「至宝」としてその存在感は増すばかりである。
開催レポート
12/15(土)「グランシップ プレミアム・クリスマス・ジャズ・ライヴ 伊藤君子」を開催しました。
12月15日(土)、グランシップ中ホール・大地で「グランシップ プレミアム・クリスマス・ジャズ・ライヴ 伊藤君子」を開催しました。
今回の公演はグランシップだけのスペシャルバージョン。
著名ミュージシャンからの信頼も厚い宮本貴奈さん(ピアノ)、井上陽介さん(ベース)、ジーン・ジャクソンさん(ドラムス)が伊藤さんののびやかな歌声を支え、そこへ弦楽器のカルテット「会田桃子ストリングス」が加わるという豪華なメンバーでお届けしました。
オープニングのピアノ・ベース・ドラムのトリオによる演奏が終わると、伊藤君子さんがにこやかにステージに登場。
温かみのある歌声が会場を包み込むように響きます。
楽しいおしゃべりを挟みつつ、バラエティ豊かな楽曲を次々と披露。
ジャズ・スタンダード「My Favorite Things」など3曲は津軽弁で。独特の語感が不思議とジャズのリズムにマッチします。
観客の皆さんは手拍子をしたり体を揺らしながら楽しんでいました。
伊藤さんが歌手を目指した原点であり憧れの人である美空ひばりさんの「東京キッド」で幕を開けた第二部。伊藤さんは黒いドレスで再登場。ストリングスと共に「愛燦燦」や、ひばりさんもカバーしていた「Fascination(魅惑のワルツ)」などを歌いあげました。
今回の曲目の中には、アレンジャーとしても活躍するピアノの宮本さんがこのコンサートのために編曲した曲も。伊藤さんの歌声とストリングスの響きが重なり、ジャズのスイング感やエネルギッシュさに、繊細な優美さが加わった音色が生まれました。
本編最後の曲は季節にぴったりの「The Christmas Song」。メンバー全員でお揃いのサンタ帽を身に着けて演奏。
アンコールの「Silent Night」は、しっとり落ち着いた雰囲気と思いきや、伊藤さん曰く「noisy night」!ソウルフルな歌声と演奏で盛り上がりました。
終演後にはサイン会も。出演者はファンの皆さんとの会話を楽しんでいました。
出演者の皆さんから一足早いクリスマスプレゼントをいただいたようなコンサートでした。
グランシップでは来年もジャズやクラシックなど様々な音楽公演を予定しています。新年もぜひご注目ください。
≪おまけ≫
ステージ裏にて記念撮影。元気な女子たちと優しい男子2名で和やかな雰囲気の皆さんでした。
写真:グランシップ撮影サポーター 猪熊康夫、孫田仁
秋晴れの静岡に、ジャズ・ヴォーカリストの伊藤君子さんがやってきました!
2018年10月10日(水)
12/15(土)に開催するグランシップ プレミアム・クリスマス・ジャズ・ライヴに出演する伊藤君子さんが静岡にやってきました!伊藤さんは前日には大阪、週末には愛知で3日間連続のライヴを控えており、多忙な中での来静でしたが、笑顔で取材に応えてくださいました。
伊藤さんの気さくな人柄のせいか、記者の方々ともすぐに打ち解けて、フレンドリーな雰囲気の中でのインタビューとなりました。
そしてSBSラジオの老舗ジャズ番組「インビテーション・トゥ・ジャズ」の収録では、パーソナリティーの今村政司さんとの26年ぶりとなる再会も!今村さんは私物である伊藤さんのLPレコードを用意して歓迎してくれました。
ジャズを見つめ続けてきた二人のトークが聞ける「インビテーション・トゥ・ジャズ」では11月・12月の2週に渡り伊藤君子さんを特集する予定です。ぜひこちらもご注目ください!
普段はライブハウスでのステージが多い伊藤さん。12月に行うグランシップの公演では、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロも登場し、ライヴハウスとはまた一味違ったゴージャスなステージに立つことを楽しみにされているのだとか。
季節にぴったりのクリスマスナンバーやジャズ・スタンダードはもちろん、今回は伊藤さんが敬愛し、歌手を目指すきっかけとなった美空ひばりさんの曲もお届けします。
音楽へのプロフェッショナルで真摯な姿勢と、チャーミングな素顔にますますファンになりました。
クリスマスが近づく冬の日、伊藤君子さんの歌声で素敵な時間を過ごしませんか?12/15(土)「グランシップ プレミアム・クリスマス・ジャズ・ライヴ 伊藤君子」のチケットは好評発売中です。