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グランシップ懐かしの映画会 洋画劇場

日時 2018年11月17日(土)
10:30~「禁じられた遊び」
13:30~「ファンタジア」
会場 2階 映像ホール
料金 全席自由/1作品500円 3歳~中学生100円
※事前申込制ですが、席に空きがあれば当日も可
主催 公益財団法人静岡県文化財団・静岡県
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000


禁じられた遊び

スクリーンを通して映像芸術の原点となる映画の素晴らしさをお伝えするグランシップサポーター企画「グランシップ懐かしの映画会 洋画劇場」。名作映画をスクリーンでお楽しみいただけます。
今回は映画史に残る名作と、子どもたちにも大人気の映画の2作品を上映。


10:30~12:22 「禁じられた遊び」1952年 フランス モノクロ 82分

13:30~15:35 「ファンタジア」 1940年 アメリカ カラー 125分


「禁じられた遊び」
原作:フランソワ・ボワイエ
脚本:ジャン・オーランシュ/ピエール・ポスト
監督:ルネ・クレマン
音楽:ナルシソ・イエペス
出演:ブリジット・フォセー/ジョルジュ・プージュリー/シザンヌ・クールタル
1940 年 6月、南仏の田舎。機銃掃射で両親を失い、さまよっていた5歳の少女ポーレットは、少年ミシェルと出会い彼の家に連れていってもらう。ポーレットのために死んだ子犬の墓を作るミシェルから、死んだものはこうやって葬ることを教わったポーレットはミシェルと一緒に次々とお墓造りをしていった…

「ファンタジア」
アニメーション 監督:ベン・シャープスティーン
動画監督:ウォード・キンボール
音楽監督:エドワード・H・プラム
脚本:ジョー ・グラント/ディック・ヒューマー
製作:ウォルト・ディズニー
クラシックの名曲をアニメーョンで表現。それぞれの曲に合わせて、物語やイメージが映し出されます。
収録曲:トッカータとフーガ ニ短調(バッハ)
    舞踊組曲「くるみ割り人形」(チャイコフスキー)
    交響詩「魔法使いの弟子」(デュカス)
    交響曲第6番ヘ長調「田園」(ベートーベン)
    歌劇「ジョコンダ~時の踊り~」(ポンキエリ)
    交響詩「禿山の一夜」(ムソルグスキー)
    アヴェ・マリア(シューベルト)

開催レポート

11/17(土)はグランシップオープンシアターデー!洋画劇場ディズニーの「ファンタジア」にご注目!

「ファンタジア」
「禁じられた遊び」
「禁じられた遊び」
「禁じられた遊び」

11/17(土)はグランシップオープンシアターデー!

13:00~13:15 グランシップオリジナルクリスマスツリーおひろめ会
グランシップだけでしか見られない世界にひとつだけのツリーをおひろめします!グランシップエントランスへどうぞ!

スタンプラリー、楽器体験コーナー、舞台のお仕事体験、クリスマスマルシェ、手作りワークショップなどイベント盛りだくさんでみなさまをお待ちしております!(詳しい時間・会場はグランシップHPでご確認ください!)

では、前回に続き、グランシップ懐かしの映画会 洋画劇場より「ファンタジア」をご紹介します!

こんにちは、グランシップサポーターのOです。

「グランシップ懐かしの映画会 洋画劇場」は、フランスのルネ・クレマン監督の傑作「禁じられた遊び」と、ウォルト・ディズニー製作のクラシック音楽とアニメーションを融合させた傑作「ファンタジア」をお送りします。

11月17日(土) 
グランシップ2階 映像ホール
10:30~12:22 「禁じられた遊び」
13:30~15:35 「ファンタジア」

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今日は「ファンタジア」を紹介します。

「ファンタジア」
(1940年 アメリカ映画 アニメーション映画 カラー125分)

監督:ベン・シャープスティーン
脚本:ジョー・グラント ディック・ヒューマー
製作:ウォルト・ディズニー
音楽:指揮=レオポルド・ストコフスキー
演奏=フィラデルフィア管弦楽団
司会:ディームス・テイラー

解説
ウオルト・ディズニーがクラシック音楽とアニメーションを融合させて製作したアニメーション映画。映画史上、他に類を見ない作品として時代を超えて人々を魅了し続けている作品です。
また、当時の大指揮者レオポルド・ストコフスキーが指揮するフィラデルフィア管弦楽団の演奏を、世界最初のマルチステレオで録音したことと、ディズニーのアニメーターたちが音楽を聴きながらキャラクターを創作し、アニメーションを制作した点でも画期的な作品です。
1942年 アメリカ・アカデミー名誉賞。


あらすじ
8曲のクラシックの名曲に合わせて、ディズニーのキャラクターが躍動します。*主なキャラクター

1.トッカータとフーガ ニ短調(J.S.バッハ)
音楽を楽器とカラーの変化で表現
*指揮者、楽団員、楽器のシルエットなど

2.舞踊組曲「くるみ割り人形」(チャイコフスキー)
大自然の四季のファンタジー
*しずくの精、花の踊子、金魚、秋の精、霜の精など

3.交響詩「魔法使いの弟子」(デュカス)
魔法使いの弟子であるミッキーマウスとほうきのコメディ
*ミッキー・マウス、イエン・シッド(魔法使い)、ほうきなど

4.舞踊組曲「春の祭典」(ストラヴィンスキー)
宇宙と天地創造の壮大なドラマ
*宇宙、恐竜、生物など

5.交響曲「田園」(ベートーヴェン)
ギリシャ神話をテーマにした可愛い動物のロマンス
*ペガサス、ユニコーン、バッカス、ゼウス、アポロン、キューピッドなど

6.歌劇「ジョコンダ」より時の踊り(ポンキエルリ)
ダチョウ、カバ、ゾウ、ワニのコミカルなダンス
*ダチョウ・カバ・ゾウ・ワニのバレリーナなど

7.交響詩「禿山の一夜」(ムソルグスキー)
墓場の幽霊が解き放たれる悪魔の夜
*悪魔、幽霊

8.アヴェ・マリア(シューベルト)
明け方の森に巡礼の行列
*巡礼者


みどころ
各音楽の曲想に応じたキャラクターがたくさん登場しますが、ディズニーのアニメーターの想像力と技術力に感心させられます。
特にディズニーのシンボルキャラクターのミッキーマウスが「魔法使いの弟子」に登場し、魔法に失敗し魔法使いに怒られるシーンは、今も変わらない愛らしい彼の魅力が出ていてみどころです。
そのほか、大自然の四季を描いた「くるみ割り人形」、天地創造をドラマチックに描いた「春の祭典」、ギリシャ神話を題材にし、牧歌的に描いた「田園」などがみどころの代表と言えます。司会者が一曲ごとに、丁寧に案内をしてくれます。この映画の楽しみが増しますので、お聞き逃しの無いようにご注目ください。

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こんにちは、グランシップサポーターのOです。


「グランシップ懐かしの映画会 洋画劇場」は、フランスのルネ・クレマン監督の傑作「禁じられた遊び」と、ウォルト・ディズニー製作のクラシック音楽とアニメーションを融合させた傑作「ファンタジア」をお送りします。

 

11月17日(土) 
グランシップ2階 映像ホール
10:30~12:22 「禁じられた遊び」
13:30~15:35 「ファンタジア」

 

今日は「禁じられた遊び」を紹介します。

「禁じられた遊び」(1952年 フランス映画 モノクロ82分)
監督:ルネ・クレマン
脚本:ジャン・オーランシュ ピエール・ポスト
原作:フランソワ・ボワイエ
音楽:ナルシソ・イエペス(愛のロマンス)

○解説
フランスの映画監督で「太陽がいっぱい」、「居酒屋」など数々の傑作、話題作を発表したルネ・クレマンの最高傑作と言われる「禁じられた遊び」です。戦争の悲惨さと残酷さを、子供たちの目を通して描いています。国際的にも高く評価され、ナルシソ・イエペス作曲の哀愁を帯びた美しいギター曲「愛のロマンス」は今でも広く愛されています。

○受賞歴
・米国アカデミー賞 名誉賞(最優秀外国語映画賞)
・ヴェネツィア国際映画祭 サン・マルコ金獅子賞(最高賞)
・ニューヨーク映画批評家連盟賞 最優秀外国語映画賞
・「キネマ旬報ベストテン」外国映画第1位
・英国アカデミー賞 総合作品賞


あらすじ
1940年6月フランス、パリはドイツ軍に占領され、南へ急ぐ避難民にドイツ軍の爆撃機は容赦なく爆弾を投下し、機銃掃射による攻撃が続いた。5歳の少女ポーレット(ブリジット・フォッセー)は、逃げ惑う途中、両親と子犬が犠牲になり一人ぼっちになった。ポーレットは、死んだ子犬を抱いて彷徨ううちに、牛を追ってきた近くの農家の少年ミシェル(ジョルジュ・プージュリー)と出会う。ミシェルは気の毒に思い家に連れて帰ると、家族も温かく迎えてくれ、面倒を見るようになった。ミシェルはポーレットのために近くの水車小屋に子犬の墓を作り、手作りの十字架も立てた。ポーレットは子犬だけだと可哀そうだと思い、周りにモグラやヒヨコ等の小動物の墓を次々と作ったため、十字架が足りなくなり、ポーレットとミシェルは墓地や教会から十字架を盗んでくるような危険な遊びをするようになっていった。そして・・・

みどころ
冒頭で、ドイツ軍の爆撃機や戦闘機が容赦なく爆撃や機銃掃射する場面は、リアルに描かれています。戦争の恐ろしさや悲惨さを、身を以て感じられ、ルネ・クレマンのリアリズム描写が冴えています。
5歳の少女ポーレットを演じたブリジット・フォッセーの演技力には驚きです。両親の死に直面する様は、幼いながらもリアリティに溢れており、彼女はその後も演技派女優として活躍します。また、11歳のミシェル役のジョルジュ・プージュリーも映画界で活躍します。
ドレ家に引き取られたポーレットは、ミシェルが主に面倒を見てやり、家族にも心を開き、家庭がほのぼのとした雰囲気になっていきます。そのドレ家と、隣のグラーレ家は因縁の仲で、家族同士の争いを滑稽に描写されているところもみどころです。
ラストシーンでは、戦争孤児であるポーレットの悲痛な叫びにより、戦争の悲劇を目の当たりにして涙を誘います。戦争の悲惨さ、虚しさと、子どもの無邪気さが融合された名作をぜひご堪能ください。


日時    2018年11月17日(土)
    10:30~「禁じられた遊び」
    13:30~「ファンタジア」
会場    2階 映像ホール
料金    全席自由/1作品500円 3歳~中学生100円

    ※事前申込制ですが、席に空きがあれば当日可
申込    グランシップ窓口
    グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000
    グランシップホームページ申込フォーム


グランシップオープンシアターデーは、「懐かしの映画会 洋画劇場」・グランシップ提携公演「富士シティウインドアンサンブル 第5回演奏会」のみ有料で、それ以外は入場無料です!

どなたもどうぞお気軽にお越しください!

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