この事業は終了しました
毎年恒例、新春を華々しく彩るニューイヤーコンサート。
今回も世界の歌姫・中丸三千繪を迎え、オペラの美しい名曲の数々をお送りします。
■スペシャルゲスト:中丸三千繪(ソプラノ)
■指揮:堤 俊作
■管弦楽:静岡交響楽団
■曲目
【第1部】
J.シュトラウス2世/喜歌劇「こうもり」序曲
ワルトトイフェル/ワルツ“スケートをする人びと”
J.シュトラウス/スポーツ・ポルカ
J.シュトラウス2世/皇帝円舞曲
【第2部】
ヘンデル/組曲「王宮の花火の音楽」より“序曲”
ヘンデル/歌劇「セルセ」より“オンブラ・マイ・フ”
ロッシーニ/歌劇「ウイリアム・テル」より“スイス軍の行進”
プッチーニ/歌劇「トスカ」より“歌に生き、恋に生き”
プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のいとしいお父さん”
ヴェルディ/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」より“ありがとう愛する友よ”
ヴェルディ/歌劇「椿姫」より“第1幕への前奏曲”
モリコーネ/映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より“愛のテーマ”
サルトーリ/タイム・トゥ・セイ・グッバイ
ソプラノ:中丸 三千繪
桐朋学園大学声楽科卒業、同大学研究科修了。在学中よりニューヨーク、ザルツブルグに留学。1986年、小澤征爾指揮、R.シュトラウス『エレクトラ』のタイトルロールでデビュー。87年イタリアに渡り、88年第3回ルチアーノ・パヴァロッティ・コンクール優勝。『ラ・ボエーム』でヨーロッパデビューを果たす。第4回マリア・カニリア・コンクール優勝、第27回フランチェスコ・パオロ・ネリア・コンクール優勝。89年『愛の妙薬』でルチアーノ・パヴァロッティと共演し、アメリカ・デビュー。90年RAI(イタリア国営放送)主催マリア・カラス国際声楽コンクールに優勝し、欧米各国より出演依頼が殺到する。
以来、ミラノ・スカラ座でのムーティ指揮、ワーグナー『パルジファル』など、世界各国の歌劇場で、プラシド・ドミンゴ、ホセ・クーラ、ロリン・マゼール、ケント・ナガノをはじめとする当代一流の音楽家と共演。94年にはベルサイユ宮殿での英仏チャリティ親善コンサートに、故ダイアナ妃臨席の下、フランス代表として出演。95年MODA(イタリア貿易復興会)Made in Italy賞を受賞。97年歌舞伎座にて史上初めてとなるソロ・リサイタルを行う。
EMIより20タイトルのCDをリリース、ローマ国立歌劇場のマスカーニ「イリス」、ベルリンフィル12人のチェリストとの録音にも参加。また、著書「マリア・カラス・コンクール スカラ座への道」、エッセイ集「声のある時間」を出版。98年より日本各地で小児がんを支援するチャリティコンサートを行っており、天皇皇后両陛下ご臨席のチャリティコンサートにも出演するなど、社会活動においても高い評価を受けている。
フィルハーモニア管弦楽団、ハンガリー放送交響楽団、スロヴァキア国立放送交響楽団などの日本公演にソリストとして出演、2001年ポーランド国立歌劇場日本公演『椿姫』で絶賛を博した。
06年イタリア文化の貢献で“イタリア連帯の星勲章”コメンダトーレ章(Commendatore dell’Ordinedella Stella della Solidarieta Italiana)がイタリア大統領より授与された。2010年は「アイーダ」役、イスタンブールやアンカラ、ミラノ、バチカンでコンサート、モノオペラ プーランクの「人間の声」に出演
日伊文化交流委員会組織委員。桐朋学園大学特任教授。梅光学院客員教授。
指揮:堤 俊作
桐朋学園大学卒業。斎藤秀雄門下。
東京交響楽団副指揮者、同正指揮者を経て、東京シティフィルを設立。
1974年ロンドンでルパート指揮者コンクールに入賞。
78年ジュネーブ国際指揮コンクールで最高位。
バレエ音楽のスペシャリストとしても内外で高い評価を得ている。
ロイヤルチェンバーオーケストラ、及びロイヤルメトロポリタン管弦楽団音楽監督、静岡交響楽団音楽監督、
桐朋学園大学講師、牧阿佐美バレエ団音楽監督、井上バレエ団音楽監督。
東京シティフィル桂冠指揮者。高松国際ピアノコンクール音楽監督。
2009年10月21日北京に於いて中国人民解放軍総政治部歌舞団による関峡作曲オペラ「木蘭詩編」を指揮、
人民解放軍創設来、初の外国人客演指揮者として話題を集め大成功に収めた。
管弦楽:静岡交響楽団
静岡交響楽団は県内在住者と県内出身者で東京を中心として活躍している演奏家が集まり、1988年11月「静岡室内管弦楽団“カペレ・シズオカ”」の名称で始まり、その後1994年静岡交響楽団と改称、県内初のプロオーケストラとしてスタートしました。
2008年3月、承認条件が難しいNHK交響楽団を初めとする財団法人日本オーケストラ連盟の準会員の承認を受け、名実ともに一流オーケストラの一員となりました。
2011年度静岡県より初めて補助金を得てコンサートがスタート、今年度は3公演を予定しています。
●静岡交響楽団ホームページ http://www.shizukyo.or.jp