各種事業アーカイブ


この事業は終了しました

伝統芸能の継承
上質で多彩な鑑賞
開催レポート
伝統芸能
浪曲
講談
落語

落語、浪曲、講談の多彩な話芸をご堪能!
グランシップ寄席~春風亭一之輔・玉川奈々福・神田松之丞~

日時 2018年10月13日(土) 14:00開演
会場 中ホール・大地
料金 ※完売しました。
全席指定/一般3,500円 こども・学生1,000円
※こども・学生は28歳以下の学生、未就学児入場不可
※2階席1列目は手すりが視界に入りますので、ご了承ください。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

玉川奈々福 浪曲 沢村豊子
玉川奈々福
春風亭一之輔 落語
春風亭一之輔
神田松之丞 講談
神田松之丞

※完売しました。
寄席を代表する話芸、落語・浪曲・講談が揃い踏み。
平成の寄席ブームを牽引する、今もっとも勢いのある実力派が登場!

出演:春風亭一之輔(落語)、玉川奈々福(浪曲)、神田松之丞(講談) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寄席セット券  ※完売しました。
落語、浪曲、講談のたっぷりの寄席から、東西聴き比べの寄席まで、にっぽんの話芸をご堪能!

①グランシップ寄席~春風亭一之輔、玉川奈々福、神田松之丞~
10/13(土)14:00~ 中ホール・大地
3,500円

②グランシップ寄席~林家正蔵、桂米團治~
2019/2/17(日)14:00~ 6階交流ホール
3,500円

2公演セットで7,000円のところ、6,000円!1,000円オトクに楽しめます。
友の会先行販売:7/1(日)~7(土)
一般発売:7/8(日)~


【注意事項】
・セット券は数に限りがあります。予定枚数に達し次第販売を終了します。
・セット券エリアの中でお好きな席をお選びいただけます。
・グランシップチケットセンターの窓口または電話予約のみでの取り扱いです。WEBでの取り扱いはありません。(発売初日は大変混み合いますのでご了承ください)
・電話予約後、サークルK・サンクス、ファミリーマートでチケットの引取ができます。(1回の予約で8枚まで)
・単公演購入後にセット券への変更はできません。
・チケットのキャンセル、変更、再発行はいたしません。

玉川奈々福

神奈川県横浜市出身 1994(平成6)年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995(平成7)年7月7日玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001(平成13)年より浪曲師として活動開始。
 2004(平成16)年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005(平成17)年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006(平成18)年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。同年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目興行を行う。
 さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。

≪奈々福公式ブログ ななふく日記≫
http://tamamiho55.seesaa.net/

2006年5月 本橋成一監督作品映画『ナミイと唄えば』出演。
2006年、東中野ポレポレ坐で新作浪曲「悲願千人斬りの女」全四作連続公演。
2006年12月、美穂子改め玉川奈々福として、名披露目興行。
2007年10月、関西の菊地まどか、春野恵子とともに「浪曲乙女組!」結成。
2007年12月、国立演芸場にて「名披露目ファイナル!」を行う。
2009年11月、武蔵野文化事業団主催「高畑勲作品の会」にて、高畑勲監督作品「平成狸合戦ぽんぽこ」を浪曲化して、披露。
2010年9月、「義太夫節と浪花節を聴く会」@木馬亭プロデュース。
2010年10月、春野恵子と、音曲漫才ユニット「あとまわシスターズ」結成、カメリアホールにて、「浪曲タイフーン!」公演を行う。
2010年12月、「銭形平次捕物控 雪の精」(野村胡堂原作・大沢初一作)長編浪曲一挙公演の会@木馬亭
2011年12月NHK-FM浪曲十八番初出演。以後定期的に出演。
2012年5月、「悲願千人斬の女」長編浪曲一挙口演の会@木馬亭
初のCD「玉川奈々福のほとばしる浪花節! 寛永三馬術」発売
2012年7月、明治神宮より依頼を受け、明治天皇百年祭にて「浪曲 明治天皇」を製作、口演、奉納。
2012年11月、「銭形平次捕物控 雪の精」長編浪曲一挙口演の会@カメリアホール
2013年7月 NHK総合「演芸図鑑」出演
2013年9月 京都造形芸術大学非常勤講師
2014年4月、明治神宮より依頼を受け、昭憲皇太后百年祭にて「浪曲 昭憲皇太后」製作。口演、奉納。
2015年4月~「玉川奈々福の浪曲破天荒列伝!」全5回@木馬亭を行う

春風亭一之輔

1978年1月28日生まれ。千葉県野田市出身。
春風亭一朝に入門後、先輩噺家21人を抜いて、柳家小三治に大抜擢され真打ち昇進を果たした実力派。
きれいな高座姿とさわやかな語り口で古典落語を得意とし、今もっとも注目されている新進気鋭の噺家。

2008年10月 第4回東西若手落語家コンペティション優勝
2009年2月 第19回北とぴあ若手落語家競演会大賞
2010年10月 平成22年度NHK新人演芸大賞受賞「初天神」
2010年10月 平成22年度文化庁芸術祭大衆芸能部門「新人賞」受賞「茶の湯」
2012年4月 平成23年度 国立演芸場花形演芸大賞 大賞
2013年4月 平成24年度 国立演芸場花形演芸大賞 大賞

自他共に認める「十八番」のある噺家を目指し、テレビ・ラジオの出演なども多数。

神田松之丞

1983年6月4日生まれ。東京都豊島区出身。日本講談協会、落語芸術協会所属。

2007年11月 三代目神田松鯉に入門
2012年6月 二ツ目昇進
2015年10月「読売杯争奪 激突! 二ツ目バトル」優勝
2016年4月「今夜も落語漬け」3分講談優勝
2016年12月「真冬の話術」優勝
2017年3月「平成28年度花形演芸大賞」銀賞受賞

趣味は落語を聴くこと。
「連続物」と言われる、宮本武蔵全17席、慶安太平記全19席、村井長庵全12席、天保水滸伝、天明白浪伝全、畔倉重四郎 etc また、「端物」と言われる数々の読み物を異例の早さで継承した講談師。
持ちネタの数は10年で130を超え、独演会のチケットは即日完売。
講談普及の先頭に立つ活躍をしている。

開催レポート

10/13(土)完売御礼!「グランシップ寄席~春風亭一之輔・玉川奈々福・神田松之丞~」を開催しました。

柳家あお馬さん
神田松之丞さん
春風亭一之輔さん
玉川奈々福さん

10/13(土)、グランシップ中ホール・大地にて「グランシップ寄席~春風亭一之輔・玉川奈々福・神田松之丞~」を開催しました。落語・浪曲・講談という寄席を代表する3つの話芸を今最も勢いのある演者によって聞けるというこの企画、お陰様で全席完売となりました。今回の出演メンバーは、一之輔師匠曰く、「東京でもやっていない、今回が初めての組み合わせ」なのだそうです。

開口一番は柳家あお馬さん。「子ほめ」で会場の雰囲気を和らげました。

続いて登場したのは、「今最もチケットが取れない講談師」こと神田松之丞さん。

まず、松之丞さんが講談という芸や現代の講談事情について解説。この時すでに爆笑が。

その後、伝説の力士「雷電」の半生を描いた「雷電の初土俵」を披露。緊張感溢れる取り組みの様子や、雷電というスーパースターの登場に浮き足立つ江戸っ子たちの姿が生き生きと浮かんでくるようでした。

講談の次は落語。グランシップには3年半ぶりの出演、今や大人気の春風亭一之輔さんが登場。一之輔さんは仲入りを挟んで「百川」と「ガマの油」の2席を披露し、満員のお客様の期待に応えてくれました。

トリを務めたのは玉川奈々福さんと曲師の沢村豊子師匠。演題には静岡の大井川を舞台にした「寛永三馬術 大井川乗り切り」を選んでいただきました!

曲師の伴奏で歌う流麗な「節」で情景や人物の心情を歌いあげると、すんなりとイメージが浮かんできます。キレのある啖呵も痛快で、大井川の濁流を馬で渡るシーンはまるでアクション映画のような迫力がありました。

公演終了後のアンケートでは、「松之丞さんに興味があって来たが、最後に浪曲があったのがよかった。」、「講談がこんなに楽しいと思わなかった。」、「一之輔さんを見に来たが奈々福さんも最高だった。」、「講談/浪曲を初めて聴いたが面白くて好きになった。」等、別ジャンルの話芸に興味を持つきっかけとなったというご意見を多数いただきました。

グランシップでは今後も日本の話芸を楽しむ企画として、年明けの2/17(日)に、東西の落語を一度に楽しめる「グランシップ寄席~林家正蔵・桂米團治~」を予定しております。こちらもぜひご来場くださいませ!

 
写真:グランシップ撮影サポーター 石橋健次、猪熊康夫

ページの先頭へ