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伝統芸能の継承
関心・理解・親しみを深める教育普及
開催レポート
伝統芸能
能楽

グランシップ伝統芸能シリーズ
グランシップ静岡能 能楽入門公演
アクロバティックな演出が見どころの『忠信』を上演!

日時 2018年9月8日(土)13:00開演(12:30開場/15:00終演)
会場 中ホール・大地
料金 全席指定/1,000円 ※未就学児入場不可

*当日券は、9/8(土)12:00より中ホール前にて販売
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県、静岡県能楽協会、静岡新聞社・静岡放送
共催 一般財団法人観世文庫
協力 株式会社紺文シルク
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000


「忠信」撮影:前島吉裕

「グランシップ伝統芸能シリーズ」として、観世流能楽師が能楽の魅力や演目の見どころを実演を交えて解説する毎年人気の入門公演。
2020年に向けて、日本の魅力ある文化を改めて多くの方に触れていただくため、「日本を知ろう!」 をテーマに日本の伝統芸能を多角的に紹介します。
19回目を迎える今回は、源義経の家臣である佐藤忠信を主題にした能『忠信』を上演。
『忠信』は、全国的にみても上演機会が少なく、斬り合いの場面が印象的な見どころにあふれた演目です。
能面をつけない”直面”という演出にもご注目を。

手頃な料金で、はじめて能をごらんになる方、学生のみなさんにもオススメです。

ロビーでは、実際に手に取って付けることのできる「能面体験コーナー」をご用意しています。
記念撮影もお気軽にどうぞ!


【第1部】
・能楽教室参加者による謡、仕舞発表会
【第2部】
・観世流能楽師による能楽入門公演
 解説/山階彌右衛門
 「能楽についてのおはなし」(能、装束、楽器についての紹介)
 「謡の体験」(安宅)
 「忠信」解説、ダイジェスト能「忠信」 シテ坂口貴信
出演:山階彌右衛門、観世芳伸 他


★公演当日、お着物でご来場の方に先着でプレゼントをご用意しています。

「忠信」あらすじ

吉野山中に逃れた義経一行のもとに、今夜にも夜討ちがあると聞いた伊勢三郎義盛(ワキ)は、この旨を義経(ツレ)のもとに伝えに参じます。義経は、落ち延びることを決めますが、防ぎ矢もせずに落ちることは後代までの恥辱と、防ぎ矢をする者を義盛に選ぶよう命じます。義盛は誰に手も決め難く、義経は佐藤忠信を召し出し、防ぎ矢の任を命じます。義経より一人選ばれたことは忝いことと思いながらも、主君をはじめとして、皆々への名残惜しさに、不覚にも涙します。やがて一行の出立の時となり、防ぎ矢の任を全うし、必ずまた御供するようにとの言葉に、忠信は涙しながら見送ります。(中入)
やがて、夜更けに衆徒(僧兵・ツレ)達が押し寄せ、忠信は高櫓に駆け上がり、先ずこの矢を受けてみよと射ると、数多の兵が倒れます。忠信は刀を抜いて腹を斬ると見せかけて、高櫓の上より後ろの谷へ転び落ちます。敵の兵は忠信の首を取ろうと一度に駆け寄りますが、忠信は密かに偲び出て、兵を斬り払いながら跳び翔って、都を目指して急ぐのでした。

開催レポート

“1,000円”で、はじめての能楽を!

2018年06月30日(土)

2008年、ユネスコ無形文化遺産にはじめて登録された能楽。学校の教科書などで必ず取り上げられる日本を代表する伝統芸能です。
誰もが言葉として知っている能ですが、生の舞台をごらんになったことはありますか?
日本人として、日本の文化を知ること、文字や映像だけでなく自分の体験として見るということはとても大切なこと。
特に、これから世界で活躍していく子どもたちこそ、日本の伝統芸能に触れて欲しいと願い、グランシップではお手頃価格で分かりやすい公演を開催。

9/8(土)に行われる「グランシップ静岡能 能楽入門公演」では、観世流能楽師・山階彌右衛門さんによる分かりやすい解説や、客席のみなさんも一緒に体験する謡のお稽古など、気軽に能楽に触れることができます。

後半には、能「忠信」を上演しますので、解説から体験、鑑賞までを楽しむことができます。

チケット料金は、全席1,000円!
小学生以上でしたら、どなたでもご入場いただけますので、是非ご家族でどうぞ。
子どもたちが日本の伝統芸能に触れるのにおすすめの公演です。

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