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この事業は終了しました

伝統芸能の継承
関心・理解・親しみを深める教育普及
伝統芸能
歌舞伎

はじめての歌舞伎にオススメ!
国立劇場 歌舞伎鑑賞教室

日時 2018年6月26日(火) 午前の部11:00~/午後の部14:30~
会場 中ホール・大地
料金 一般3,600円 こども・学生1,000円   ⇒<6/19~直前割引実施中> 一般2,880円  ※こども・学生は1,000円

グランシップ伝統芸能シリーズセット券15,500円 ※販売終了

★当日券は6/26(火)10:00より、中ホール前にて販売開始。
午前の部、午後の部とも同時販売。
若干数ですので、完売次第販売終了します。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県、独立行政法人日本芸術文化振興会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

「歌舞伎のみかた」(昨年の公演より)

歌舞伎役者が実演を交えて歌舞伎の楽しみ方を解説。後半に人気の演目を上演します。
歌舞伎鑑賞がはじめての方や学生のみなさんへ歌舞伎の魅力をお届けします。
※「連獅子」では、舞台上部に字幕表示があります。



【演目】
「解説 歌舞伎のみかた」
河竹黙阿弥=作 「連獅子」長唄囃子連中


親獅子の精(中村又五郎)
仔獅子の精(中村歌昇)




【出演】
中村又五郎、中村歌昇、坂東已之助、中村福之助、中村隼人 
  中村歌昇

  


主な配役はこちら



※学校単位で鑑賞する学生のみなさんと一緒にお楽しみいただきます。(午前の部、午後の部とも)

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【県東部地区にお住いの方におすすめのらくらくバスツアー】
<『浮月楼』で駿河の幸「桜海老炊込み御飯~慶喜公好み」昼食&静岡グランシップ「歌舞伎鑑賞」ツアー>

御殿場市民会館(7:45発)→御殿場駅(8:00)→三島駅(8:50発)→フェルケール博物館→浮月楼昼食→グランシップにて歌舞伎鑑賞教室(14:30~)三島駅(18:10頃着)→御殿場駅(19:00頃着)→御殿場市民会館(19:15頃着)

旅行代金:お一人様13,980円(食事代、チケット代、バス代、入館料含む)
最少催行人数:27名(添乗員有)

旅行企画・申込・お問合せ:御殿場総合サービス株式会社 0550-88-5771

チラシはこちら

※バスツアーは、定員に達したため受付終了しました。キャンセル待ちについては、以下にお問合せください。
御殿場総合サービス(みくりやの旅):0550-88-5771(8:30~17:00)




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「グランシップ伝統芸能シリーズ」セット券  ※販売終了
①国立劇場 歌舞伎鑑賞教室
はじめての方や学生のみなさんにも分かりやすい解説付きの鑑賞教室。歌舞伎俳優が分かりやすい言葉で見どころなどを解説し、後半で人気の演目を上演。
6/26(火)午前の部11:00~/午後の部14:30~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/一般3,600円 

②三谷文楽「其礼成心中」
三谷幸喜作・演出による文楽を静岡で初上演!笑いと涙に溢れた人情物語。
8/10(金)19:00~、8/11(土)14:00~、8/12(日)14:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/S席7,500円

③グランシップ静岡能 能楽入門公演
観世流能楽師が、能楽の魅力を実演を交えながら分かりやすく解説。
9/8(土)13:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/1,000円 

④グランシップ静岡能(観世流)
本格的な能楽を鑑賞できる新春恒例の能楽公演。88
2019年1/27(日)14:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/一般5,100円 

⑤人形浄瑠璃 文楽
太夫、三味線、人形遣いが三位一体となって創り上げる他にはない美しさと表現力が魅力の世界に誇る人形劇。
あらすじの解説や字幕表示もあるので、はじめての方もお気軽に。
昼の部:「義経千本桜」~椎の木の段~すしやの段
夜の部:「義経千本桜」~道行初音旅、「新版歌祭文」~野崎村の段
2019年3/23(土)昼の部13:30~/夜の部18:00~
グランシップ 中ホール・大地
全席指定/1階席3,600円 


①~⑤の全て(各1公演)が楽しめるお得なセット券。合計20,800円のところ、15,500円でお求めいただけます。
グランシップ友の会先行販売:3/25(日)~31(土)
一般発売:4/1(日)~

【注意事項】
・セット券は数に限りがあります。予定枚数に達し次第販売を終了します。
・セット券エリアの中でお好きな席をお選びいただけます。
・グランシップチケットセンターの窓口または電話予約のみでの取り扱いです。WEBでの取り扱いはありません。(発売初日は大変混み合いますのでご了承ください)
・電話予約後、サークルK・サンクス、ファミリーマートでチケットの引取ができます。(1回の予約で8枚まで)
・単公演購入後にセット券への変更はできません。
・チケットのキャンセル、変更、再発行はいたしません。

 

 

「連獅子」

歌舞伎舞踊の中でも屈指の人気を誇る本曲は、河竹黙阿弥の作詞による長唄舞踊で、能の『石橋』を題材にした作品群「石橋物」の代表作です。歌舞伎では、本曲が発表されてから十一年後の明治五年(一八七二)に初演されました。後年、能舞台を模して羽目板に松を描いた舞台装置「松羽目」を使用し、狂言の『宗論』をアレンジして挿入した構成で上演され、現在ではその演出が定着しました。

手獅子を携えた二人の狂言師が登場し、知恵を司る文殊菩薩が住む中国・清涼山の険しくそびえ立つ風景や、そこにかかる石橋の謂れを、連れ舞で表現します。そして、親獅子が仔獅子を谷へ突き落とし、駆け上がってきた子だけを育てるという〝獅子の子落とし〟の故事を描いた踊りが前半の見どころです。子を心配する親心や親を慕う子の健気さ、谷を駆け登る子の逞しさなど、親子の情愛を緩急自在の呼吸の合った踊りで巧みに表現します。

再び手獅子を手にした狂言師たちが蝶に誘われるように去っていくと、浄土宗の僧と法華宗の僧が登場し、自分の宗派が優れていると互いに主張して言い争います。興奮するうちに互いの念仏と題目を言い間違えるなど、二人の僧のやりとりがコミカルに描かれ、緊張感を和らげます。

その後、「乱序」という音楽で荘重な雰囲気が漂う中、白毛の親獅子の精と赤毛の仔獅子の精が現れて、勇壮な獅子の狂いを見せます。長い毛を前に垂らして左右に振る「髪洗い」や舞台に叩きつける「菖蒲叩き」、腰を軸にして鮮やかに回転させる「巴」など、技巧を駆使した数々の毛振りは、「石橋物」に欠かせない演出で、見逃せません。

又五郎・歌昇親子が襲名披露の巡業で演じた狂言師右近後ニ親獅子の精と狂言師左近後ニ仔獅子の精を、本興行で初めて勤めます。親子の情愛をテーマにした本曲で親子の俳優が躍ると一層実感がこもり、感動も深まります。歌舞伎らしい色彩美に溢れた華やかな舞台をお楽しみください。

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