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ショパン国際ピアノコンクール優勝者と、今話題のマエストロの熱き共演!
アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮 フランクフルト放送交響楽団 ピアノ:チョ・ソンジン

日時 2018年6月10日(日)14:00開演(13:30開場)
会場 中ホール・大地
料金 全席指定/S席12,300円、A席9,800円、B席7,200円、こども・学生1,000円
※こども・学生は28歳以下の学生、未就学児入場不可

※A席・B席は完売しました。


【6/10(日)13:00より、当日券(若干数)を販売します。】
S席(若干数)を直前割引価格の9,840円にて販売します。
販売場所:中ホール・大地前
※お電話・WEBではお買い求めいただけません。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
後援 静岡県教育委員会、静岡市教育委員会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000


アンドレス・オロスコ=エストラーダ (C)Werner Kmetitsch

チョ・ソンジン (C)Harald Hoffman/DG

フランクフルト放送交響楽団 (C)Ben Knabe

2009年第7回浜松国際ピアノコンクールで最年少優勝し、2015年第17回ショパン国際ピアノコンクールで優勝を果たした、今世界で最も注目されている若手ピアニスト、チョ・ソンジンがグランシップに初登場!若手注目指揮者、アンドレス・オロスコ=エストラーダ率いるドイツの名門オーケストラ、フランクフルト放送交響楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番で熱き共演を繰り広げます。
映画「ベニスに死す」で使用された第4楽章「アダージェット」で知られるマーラーの交響曲第5番との魅力的な組み合わせをお聴き逃しなく!

【出演】
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団(管弦楽団)
チョ・ソンジン(ピアノ)

【演目】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

アンドレス・オロスコ=エストラーダ(音楽監督/指揮)

2014/15シーズンよりフランクフルト放送交響楽団(hr-Sinfonieorchester)の音楽監督を務めており、その間に契約は2021年まで延長されている。2014年からはヒューストン交響楽団の音楽監督も務めている。さらに2015年にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に選任された。

1977年にコロンビアで生まれ、ウィーンで学んだアンドレス・オロスコ=エストラーダは、同世代の指揮者のなかで今日もっとも人気のある一人である。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、マーラー室内管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、フランス国立管弦楽団、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、シカゴ交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団を含む世界の一流オーケストラと定期的に共演している。

コロンビアのメデジン生まれのオロスコ=エストラーダは、音楽はヴァイオリンから始め、15歳のとき指揮の勉強を始める。1997年、ウィーンへ渡り、権威あるウィーン国立音楽大学で、伝説的指揮者ハンス・スワロフスキーの弟子であるウロシュ・ラヨビチに指揮を学んだ。
(C)Werner Kmetitsch

フランクフルト放送交響楽団

ドイツ初の放送交響楽団のひとつとして1929年に創立されたフランクフルト放送交響楽団は、伝統の維持と現代の一流オーケストラに求められる課題の挑戦という、微妙なバランス調整に成功し、世界の舞台での演奏とリリースしたCDの数々の受賞で世界的に高い名声を博している。

フランクフルト放送交響楽団は、管楽器セクションの質の高さ、弦楽器の豊かな音色、そしてこのオーケストラの伝統であるダイナミックな演奏で定評があり、幅広い様式の音楽を人々に届けている。音楽監督であるアンドレス・オロスコ=エストラーダとともに、極上の音楽を演奏するだけでなく、楽しく変化に富んだレパートリーに取り組んでもいる。

フランクフルト放送交響楽団は、ロマン派および後期ロマン派の楽曲の新たなスタンダードとなる革新的なCD録音を行って注目され、今では世界一流のマーラーおよびブルックナー演奏のオーケストラと評価されている。エリアフ・インバルから始まったこの音楽的伝統は、ドミトリー・キタエンコ、ヒュー・ウルフが音楽監督だった時代を経て、現桂冠指揮者パーヴォ・ヤルヴィへと受け継がれてきた。
(C)Ben Knabe

チョ・ソンジン

2015年10月に行われたワルシャワのショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し、国際的な脚光を浴びる。その圧倒的な才能と自然な音楽性で、チョ・ソンジンはたちまち世界的な活躍を開始し、同世代の中で最も際立つアーティストのひとりと見なされている。

思慮深く詩的で堂々としながらやさしく、ヴィルトゥオーソ的で色彩豊かなソンジンの演奏は、貫禄と純粋さを兼備しており、強い印象を与える自然なバランス感覚によって生み出されている。

2017/18シーズン及び2018/19シーズンの主なコンサート活動には、デトロイト交響楽団及と音楽監督レナード・スラットキン、ロンドン交響楽団と首席客員指揮者ジャナンドレア・ノセダ、ハンブルクのNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団とクシシュトフ・ウルバンスキ、グスターボ・ヒメノ指揮フィンランド放送管弦楽団、聖チェチーリア管弦楽団とアントニオ・パッパーノ共演のツアー、ロンドン交響楽団とマイケル・ティルソン・トーマス、ケルン放送交響楽団とマレク・ヤノフスキ、フィラデルフィア管弦楽団とヤニック・ネゼ=セガンとの共演が含まれる。また、リサイタルでもヴェルビエ音楽祭、ミュンヘンのプリンツレーゲンテン劇場、シュツットガルトのリーダーハレ、キッシンガー・サマー・フェスティバル、ハイデルベルクの春音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン、バーデン・バーデン祝祭劇場等、重要な会場で演奏する。
(C)Harald Hoffman/DG

開催レポート

6/10(日)満員御礼!「アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮 フランクフルト放送交響楽団 ピアノ:チョ・ソンジン」を開催しました。

オロスコ=エストラーダさん
チョ・ソンジンさん

6月10日(日)に、海外オーケストラシリーズ「アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮 フランクフルト放送交響楽団 ピアノ:チョ・ソンジン」を開催しました。チケットは完売!多くのお客様にご来場いただきました。

グランシップでは毎年世界の優れたオーケストラの公演を行っています。今年は、注目の若手指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダが、高い演奏力で定評のあるドイツの名門オーケストラ、フランクフルト放送交響楽団を率いて登場しました。

オロスコ=エストラーダは、今年4月に巨匠、ズービン・メータの代役に急遽抜擢されヨーロッパツアーを行ったり、2021/2022シーズンからウィーン交響楽団の音楽監督への就任が決定したりと、華やかな話題が続く人気と実力共にトップクラスの若手指揮者です。

そのオロスコ=エストラーダと、彼が音楽監督を務めるフランクフルト放送交響楽団の強力タッグに加わるのは、2015年に行われた第17回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者、チョ・ソンジン。

2009年の浜松国際ピアノコンクールでは最年少優勝を果たしたことも大きな話題となりました。今回の来場者の中には当時コンクールの場にいたという方も。大舞台を経て、さらなる成長を遂げたピアノ演奏を楽しみにされている方も多かったのではないでしょうか。

第一部では、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18」を演奏。

オーケストラの生み出すダイナミックで流麗な音に、ピアノの繊細かつ力強い音が加わり圧巻の演奏でした。

感動冷めやらぬ中、第一部のアンコールでは再びチョ・ソンジンがステージに登場!シューマンの「幻想小曲集 作品12-7」で、聴衆の大拍手に応えました。

第二部はマーラーの「交響曲第5番 嬰ハ短調」。オロスコ=エストラーダの明瞭で躍動感あふれる指揮に、オーケストラも高い技術で応えます。来場者からは「このオーケストラでマーラーが聴けてとてもよかった。」、「各パートの音色と音のバランスが素晴らしかった。」、「管楽器の演奏がすごかった。」、「指揮者のファンになった。」とのご感想をいただきました!

第二部終了後にはアンコール演奏も。曲はなんと日本の歌「ふるさと」。指揮者が観客に向けて促すと、会場内から歌声が。温かい雰囲気に包まれて演奏会は幕を閉じました。

グランシップでは今後も多彩な音楽公演をご用意しています。ご家族で楽しめるもの、一流の演奏を気軽に楽しめるもの、ジャズ・レジェンドの登場など、見どころ満載の公演が続々登場します。ぜひチェックしてみてくださいね。

7/8(日)「ナポリ・マンドリン・オーケストラ」

8/5(日)「グランシップ 音楽の広場2018」

8/19(日)「グランシップ ビッグバンド・ジャズ・フェスティバル2018」

9/2(日)「スティーブ・ガッド・バンド」


写真:グランシップ撮影サポーター 大池利雄、鈴木勇樹

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