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講演会

「人形浄瑠璃 文楽」事前レクチャー
山川静夫のここがみどころ・ききどころ~文楽人形遣いにせまる~
実演を交えた楽しい解説

日時 2017年8月29日(火)14:00~
会場 6階 交流ホール
料金 一般1,000円 こども・学生500円 ※事前申込制
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

ユネスコ無形文化遺産で、日本が世界に誇る伝統芸能「人形浄瑠璃 文楽」。グランシップでは、2005年より毎年上演し、2010年からは「グランシップ伝統芸能シリーズ」として、県内で貴重な上演機会として多くの方にお楽しみいただいています。
文楽は、太夫、三味線、人形遣いの三役が揃ってはじめて成立する総合舞台芸術。
本講演は、文楽にまだ触れたことのない方、より深く公演を鑑賞してみたいという方のために、伝統芸能に造詣が深く、楽しいおしゃべりが人気の、静岡市出身・元NHKアナウンサーの山川静夫さんが、分かりやすくお話しします。
また、今もっとも人気の人形遣い吉田一輔さんをお招きし、普段見られない人形遣いの技術や人形の仕組みを実演を交えながらご案内します。
伝統芸能を支える技芸員の方から、直接お話しを聞く事ができる貴重な機会です。

山川静夫

1933年静岡浅間神社の神主の長男として生まれる。56年國學院大學卒業後、NHKに入局。
『紅白歌合戦』司会者を9年連続で務め、ユーモアにあふれたしゃれた話しぶりがお茶の間に人気を呼ぶ。また『ウルトラアイ』『邦楽百選』など、科学、邦楽、歌舞伎番組等を担当。幅広い視聴者層の支持を獲得する。大学時代からの歌舞伎愛好家で、文楽通としても知られる。
現在はエッセイストとして活躍。著書に『勘三郎の天気』『文楽の男』『文楽の女』『私の出会えた名優たち』『歌右衛門の六十年』『花舞台へ帰ってきた』『大向うの人々』『歌舞伎の愉しみ方』『歌舞伎は恋』など多数。

開催レポート

「山川静夫のここがみどころ・ききどころ~文楽人形遣いにせまる~」を開催しました!

サイン会

静岡市出身の元NHKアナウンサー山川静夫さんは、歌舞伎や文楽に造詣が深く、今でも伝統芸能に関する様々な本を書かれています。グランシップでは毎年、山川さんに文楽の楽しみ方やその年に上演する演目のあらすじなどを楽しく解説してくれる事前レクチャーを開催しています。

今年も人形遣いの吉田一輔さんをゲストに迎え、山川さんの楽しいお話を聞くことができました。

登場時には、人形がお客様に握手をしながらごあいさつ。

美しい人形に、みなさん笑顔。

人形の仕組みを解説した場面では、着物を付けない状態で人形を遣って3人の人形遣いの動き、人形の仕組みをみることができました。

人形はシンプルな構造ではありますが、舞台では人間らしい動きやしぐさで観客を魅了します。

女性の人形は、男性の人形と作りが異なり、足遣いの動きも変わってきます。

また、今回は特別に文楽座のみなさんが、普段の舞台に臨む前にどんな事をしているのか、楽屋での様子の一部を写真で紹介。

人形遣いのみなさんは、当日使用する人形の着物はご自身で縫っていきます。

若いお弟子さんは早く楽屋入りして、師匠の着物の準備なども行います。

普段見ることのできない、貴重なものを見せていただきました。

文楽座のみなさんが、長い修行をしながら伝統芸能を守り、継承している事を感じられる一場面でした。

 最後には、人形遣いのみなさんによる実演を鑑賞。美しいしぐさや動きにうっとり。

終演後には、山川静夫さんの最新刊をご購入の方にサイン会を実施。

驚きと感動のため息が何度も聞こえる事前レクチャーでした。

次は是非、生の文楽をグランシップでお楽しみくださいね!

10/7(土)「人形浄瑠璃 文楽」

昼の部13:30~/夜の部18:00~

チケットの購入、詳しい内容はこちらから↓

http://www.granship.or.jp/event/detail/1722

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