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この事業は終了しました

音楽文化等の普及・振興
上質で多彩な鑑賞
開催レポート
音楽
クラシック

ポップスのメンタリティを備えたクラシックはいかが?
カレファックス・リード・クインテット
リード楽器たちが生み出すユニークな極上アンサンブル

日時 2011年11月6日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場 6階 交流ホール
料金 完売しました!
全席指定(税込)/一般3,500円、学生1,000円 ※グランシップ友の会会員は1割引(学生とセット券を除く) ※学生は大学生以下かつ28歳以下、未就学児入場不可
主催 財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ

グランシップチケットセンター TEL054-289-9000

カレファックス
(c) Deen van Meer
カレファックス
(c) Rob Marinissen

完売しました!

オランダの木管五重奏。
サックスやバス・クラリネットを含む一風変わった編成が、今までに聴いたことのないような響きを生み出します。
クラシックからジャズアレンジまで、彼らの多種多様な演奏をご堪能ください。

■出演
オリヴァー・ブックホールン(オーボエ)
イーヴァル・べリックス(クラリネット)
ラーフ・ヘッケマ(サックス)
イェルテ・アルタウス(バス・クラリネット)
アルバン・ウェスリー(ファゴット)

曲目

アルバン・ウェスリー:コント ~リード楽器が組立てられ、アンサンブルが出来るまで~
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より 小序曲
グリーグ:ホルベルク組曲
デューク・エリントン:ジャズ組曲「くるみ割り人形」より
フランチェスコ・ベンドゥージ:新鮮な草木の上で / ラ・モニーナ
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲集「調和の霊感」より 第11番ニ短調
R. シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ピアソラ:フガータ

※曲目は変更になる場合がございます。

カレファックス・リード・クインテット  Calefax Reed Quintet

1985年にオランダの中学で結成された木管五重奏団(オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、バス・クラリネット、ファゴットという珍しい編成)。今やその技術、革新的なプログラミング、そして魅力的なコンサートで世界に知られている。
なにより、彼らはそのユニークなラインナップに適するため、8世紀からの音楽(古楽、ルネッサンス、バロック、印象派、ジャズ、初演作品)を自分たちで編曲、再作曲、そして咀嚼して演奏する。カレファックスの手にかかれば、すべての音は新鮮で新しい。
カレファックスは、その演奏の質の高さで国際的に認知され、ヨーロッパの様々な現代音楽や古楽フェスティヴァルにも参加。またコンサートに加えて、若い音楽家、作曲家および音楽大学の学生のためにマスタークラスとワークショップを行っている。
2005年7月には、ノースシー・ジャズ・フェスティヴァルにおいて、トニー・オーバーウォーター・トリオともに2つのエリントン組曲を共演してデビュー。この組曲のCDは、現在に至るまでたくさんのプレス・レビューを生み出している。
1997年フィリップ・モリス芸術賞、2001年 Kersjes van de Groenekan賞、また2004-2005年期にオランダで行われた室内楽公演VSCDクラシック音楽賞2005を受賞。
日本では、2008年に続き、2009年に公演。ファンを着実に増やし、今回の来日に至る。
http://www.calefax.nl/

メンバー プロフィール

オリヴァー・ブックホールン/オーボエ
1970年生まれ。メンバーの中ではもっとも若い奏者である。音楽教育をハーグとアムステルダムの音楽院で受けた。また、デンマークのグループ“マッド・カウ・シングズ”と“コブラ・ラ・プリンシパル・ダムステルダム”のメンバーでもあり、北欧における主要なアンサンブルやオーケストラで定期的に演奏。余暇には、オランダの海岸沿いの砂丘の上をパラグライディングで楽しんでいる。

イーヴァル・ベリックス/クラリネット
1967年生まれ。バス・デ・ヨングやジョージ・ピーターソンに師事し、優秀な成績でパフォーミング・アーティストとして卒業。カレファックスの他にも、さまざまな形の室内楽に参加している。また、北欧の主要オーケストラでもフリーランス奏者として参加。

ラーフ・ヘッケマ/サクソフォーン
カレファックスのレパートリーのほぼ半分を編曲。通常はクラシックや現代のサクソフォーン曲のソリストとして活躍しているが、実際は編曲を好んでいる。ソロ活動としては、ニュー・アンサンブル、北オランダフィルハーモニー・オーケストラ、ベートーヴェン・アカデミー(ベルギー)、オーケストラ・ド・シャンブル・ド・ラ・ジロンド(フランス)などと共演。また、パガニーニ作曲ヴァイオリン協奏曲2番をサクソフォーン用に編曲し初演。最近では、パガニーニのヴァイオリンのためのカプリースを自分でサクソフォーン用に編曲している。そのために、彼はヴァイオリンの巨匠ルドルフ・ケールマンに師事をした。

イェルテ・アルタウス/バス・クラリネット
1967年生まれ。アムステルダムのスウィーリンク音楽院において、クラリネットをヘルマン・ブローネやジョージ・ピーターソンの元で学び、1993年にパフォーミング・アーティストとして卒業。またその間、ハリー・スパルネイにバス・クラリネットを学び、優秀な成績でパフォーミング・アーティストとして卒業。1994年にカレファックスのメンバーになり、現在はもっとも活躍中のアレンジャーでもある。ロイヤル・コンセルトヘボウやネザーランド放送室内オーケストラで、フリーランスの演奏家として参加。カレファックスでは、主にバス・クラリネットとバセット・ホルンを担当。

アルバン・ウェスリー/ファゴット
1967年生まれ。カレファックスの共同創立者の一人でもあり、またアレンジャーでもある。また、ドイツの室内楽団ムジークファブリックのメンバーで、主要なオランダの室内楽やオーケストラのフリーランスもしている。音楽教育は、アムステルダムとハーグの音楽院で受け、最終試験では1996年にコルフショーテン賞を受賞している。最近では、ジズスブレヒト・ロイェ、カールハインツ・ストックハウゼン、マウリコ・カーゲル、ハインツ・ホリガー、メイケ・ナス、ペーター・エオティヴォスらの作曲家と仕事をしている。

開催レポート

11/6 カレファックス開催報告!

2011年11月11日(金)

遅くなりましたが、11月6日(日)開催の
「カレファックス・リード・クインテット」公演の報告です

当日は「完売御礼」ということで、約300人のお客様が来場されました

メンバーのアルバン・ウェスリー作曲による
「コント~リード楽器が組み立てられ、アンサンブルが出来るまで~」に始まり、
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」小序曲
グリーグの「ホルべアの時代より」
デューク・エリントンによる「くるみ割り人形」ジャズ組曲
で第1部は終了

300人限定の空間で、表情や音を間近に感じられ、
最初は固かった会場の雰囲気も、彼らの素敵な演奏と姿に
徐々にほぐれた様子

「これぞアンサンブル!」と評したいほど、
お互いの音を感じ合って楽しそうに演奏していました

第2部は、会場の3方向の扉からメンバーが登場する演出も…

ヴィヴァルディの「調和の霊感」や、バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」、
ピアソラの「フガータ」などを演奏し、第2部が終了

また、事前にメンバーによるアンサンブルクリニックを行った
長田西中学で、生徒からカレファックスへの演奏のプレゼントとして
大河ドラマ「江」のテーマ曲を演奏したのですが、
今回、カレファックスからのお返しサプライズということで、
アンコールに「江」を演奏してくれました

アウトリーチに行った際、先生に楽譜をもらっていたのは見ましたが、
ツアーの最中にアレンジをしてくれたと思うと、本当に感激です
もちろん生徒も先生も(泣いて?)喜んでいました

※なんと、「江」の演奏はツアーの中でグランシップだけだったようです

そのほか、アンコールに
ドメニコーニの「サーカス・ミュージック」 を演奏

最後は大きな拍手でした

CD販売、サイン会も大盛況

何よりカレファックスの人柄が素晴らしかったので、
また是非来てもらいたいと思っています。
(音楽事業スタッフ一同の個人的な意見ですが…)

そして、「グランシップではこんなにおもしろい演奏会が行われているんだな」
と、お客様に実感していただけたらうれしく思います





「カレファックス・リード・クインテット」が静岡の長田西中学に!

2011年10月30日(日)

10/29(土)オランダを代表する木管集団「カレファックス・リード・クインテット」が
静岡市立長田西中学校の吹奏楽部員を対象にアンサンブル・クリニックを行いました!

1日遅れましたが、その模様をレポートします。

28日に来日そのまま浅草観光に出かけ、次の日にここ静岡…と大忙しのメンバー達。
陽気な感じで学校入りし、そのまま少し楽屋で音出しで会場へ。

まず、格技場に集まって、ミニ・コンサートを開催!!

1曲目は、ファゴットのアルバン・ウェスリーさん(写真中央)が作曲した
「コント ~リード楽器が組み立てられ、アンサンブルが出来るまで~」

リード楽器が…

だんだんと…

組み立てられ…

アンサンブルに…

言葉は一切発せず、音と動きだけでコミカルに表現する姿に
子どもたちはクスクス笑いながらも真剣に聴いていました。

(ちなみに、この曲は、11月6日のグランシップ公演でも演奏します!)

そのほか、バルトークの曲やアンジェラ・アキの「手紙」を演奏。

皆、彼らの技巧と演奏に聴き入っている様子でした!
(運動部の男の子たちも窓からのぞいていましたね!!)

一風変わった編成ですが、しっとりとした演奏に私も感動し少し涙が…。

その後、「アンサンブル・クリニック」でパートごと4部屋に分かれ練習。

クラリネットのイーヴァル・べリックスさん、
バス・クラリネットのイェルテ・アルタウスさんによるクリニック。
(イェルテさん、生徒の音の出ないバス・クラ、直しちゃってましたね!)

オーボエのオリヴァー・ブックホールンさんによる
フルート&オーボエのクリニック。

サックスのラーフ・ヘッケマさんによるクリニック。
(もっと自由に!という言葉が印象的でしたね。)

ファゴットのアルバン・ウェスリーさんによる金管クリニック。

マスタークラスを教えているだけあって、とても熱心に生徒たちと対話しながら
指導してくださいました。

言語の違いはあれど、生徒の皆さんも一生懸命先生方のお話を聴いて、
ぐんぐんと音とハーモニーに変化が出てきているように感じました。

最後に、集まって合奏!

カレファックスのメンバー、記念に写真撮ってます(笑)

カレファックスのメンバーも飛び入り参加!

交流会の後は、メンバーの楽屋にサインと写真待ちの長蛇の列!!

笑顔で対応しているメンバーも素敵でしたが、何よりうれしそうにしている生徒さんを見て、
これからの部活動の励みになるといいな、将来の夢につながるといいな…
としみじみ思ってしまいました。

あいにく、11月6日の「カレファックス・リード・クインテット」は完売してしまいましたが、
ご来場される方は彼らの演奏を楽しみにしていてくださいね。





13日早朝、カレファックス・リード・クインテット、NHKBSに登場!

2011年06月12日(日)

11月6日(日)にグランシップで開催する

オランダ発!おしゃれでポップ、なによりユニークな木管五重奏

「カレファックス・リード・クインテット」

彼らの演奏が、6月13日、NHK BSで流れます!

チャンネル :BSプレミアム
放送日 :2011年 6月13日(月)
放送時間 :午前6:00~午前6:58(58分)

写真からだと、一見いかにもクラシック…という堅い感じがするとお思いの方!

そうなんです!ただのクラシックコンサートではないのです!!
(昨年、ムノツィル・ブラスをご覧になった方に、是非オススメしたい公演でもあります。)

オランダ発、世界を魅了するテクニシャン揃いのカレファックス・リード・クインテット。

彼らは、1985年にオランダの中学で結成された木管五重奏団。
(メンバーの入れ替わりはありましたが)

オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、バス・クラリネット、ファゴットという珍しい編成が
今までに聴いたことがないような響きを生み出します。

バロックから現代音楽まで、彼らの手にかかると、最高にクールな音楽へと大変身!

スタイリッシュな笑いとスパイスのきいたアレンジはまさに衝撃的(@0@)

百聞は一見に如かず、
本国オランダだけでなく世界中で愛される彼らのパフォーマンス、楽しみですね☆

ちなみに、放送されるのは、2009年の東京文化館公演の収録VTRのようです。

ユーモアたっぷりの演奏だったのか、はたまた正統派の演奏だったのか…謎です。

朝早いですが、がんばって観ようと思います♪

吹奏楽部のみなさん、昨年ムノツィル・ブラスをお楽しみいただいたみなさん、
絶対楽しめます!担当一同、自信を持って太鼓判捺します!!

是非いらしてくださいねー(^-^)/

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