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オランダの木管五重奏。
サックスやバス・クラリネットを含む一風変わった編成が、今までに聴いたことのないような響きを生み出します。
クラシックからジャズアレンジまで、彼らの多種多様な演奏をご堪能ください。
■出演
オリヴァー・ブックホールン(オーボエ)
イーヴァル・べリックス(クラリネット)
ラーフ・ヘッケマ(サックス)
イェルテ・アルタウス(バス・クラリネット)
アルバン・ウェスリー(ファゴット)
曲目
アルバン・ウェスリー:コント ~リード楽器が組立てられ、アンサンブルが出来るまで~
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より 小序曲
グリーグ:ホルベルク組曲
デューク・エリントン:ジャズ組曲「くるみ割り人形」より
フランチェスコ・ベンドゥージ:新鮮な草木の上で / ラ・モニーナ
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲集「調和の霊感」より 第11番ニ短調
R. シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ピアソラ:フガータ
※曲目は変更になる場合がございます。
カレファックス・リード・クインテット Calefax Reed Quintet
1985年にオランダの中学で結成された木管五重奏団(オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、バス・クラリネット、ファゴットという珍しい編成)。今やその技術、革新的なプログラミング、そして魅力的なコンサートで世界に知られている。
なにより、彼らはそのユニークなラインナップに適するため、8世紀からの音楽(古楽、ルネッサンス、バロック、印象派、ジャズ、初演作品)を自分たちで編曲、再作曲、そして咀嚼して演奏する。カレファックスの手にかかれば、すべての音は新鮮で新しい。
カレファックスは、その演奏の質の高さで国際的に認知され、ヨーロッパの様々な現代音楽や古楽フェスティヴァルにも参加。またコンサートに加えて、若い音楽家、作曲家および音楽大学の学生のためにマスタークラスとワークショップを行っている。
2005年7月には、ノースシー・ジャズ・フェスティヴァルにおいて、トニー・オーバーウォーター・トリオともに2つのエリントン組曲を共演してデビュー。この組曲のCDは、現在に至るまでたくさんのプレス・レビューを生み出している。
1997年フィリップ・モリス芸術賞、2001年 Kersjes van de Groenekan賞、また2004-2005年期にオランダで行われた室内楽公演VSCDクラシック音楽賞2005を受賞。
日本では、2008年に続き、2009年に公演。ファンを着実に増やし、今回の来日に至る。
http://www.calefax.nl/
メンバー プロフィール
オリヴァー・ブックホールン/オーボエ
1970年生まれ。メンバーの中ではもっとも若い奏者である。音楽教育をハーグとアムステルダムの音楽院で受けた。また、デンマークのグループ“マッド・カウ・シングズ”と“コブラ・ラ・プリンシパル・ダムステルダム”のメンバーでもあり、北欧における主要なアンサンブルやオーケストラで定期的に演奏。余暇には、オランダの海岸沿いの砂丘の上をパラグライディングで楽しんでいる。
イーヴァル・ベリックス/クラリネット
1967年生まれ。バス・デ・ヨングやジョージ・ピーターソンに師事し、優秀な成績でパフォーミング・アーティストとして卒業。カレファックスの他にも、さまざまな形の室内楽に参加している。また、北欧の主要オーケストラでもフリーランス奏者として参加。
ラーフ・ヘッケマ/サクソフォーン
カレファックスのレパートリーのほぼ半分を編曲。通常はクラシックや現代のサクソフォーン曲のソリストとして活躍しているが、実際は編曲を好んでいる。ソロ活動としては、ニュー・アンサンブル、北オランダフィルハーモニー・オーケストラ、ベートーヴェン・アカデミー(ベルギー)、オーケストラ・ド・シャンブル・ド・ラ・ジロンド(フランス)などと共演。また、パガニーニ作曲ヴァイオリン協奏曲2番をサクソフォーン用に編曲し初演。最近では、パガニーニのヴァイオリンのためのカプリースを自分でサクソフォーン用に編曲している。そのために、彼はヴァイオリンの巨匠ルドルフ・ケールマンに師事をした。
イェルテ・アルタウス/バス・クラリネット
1967年生まれ。アムステルダムのスウィーリンク音楽院において、クラリネットをヘルマン・ブローネやジョージ・ピーターソンの元で学び、1993年にパフォーミング・アーティストとして卒業。またその間、ハリー・スパルネイにバス・クラリネットを学び、優秀な成績でパフォーミング・アーティストとして卒業。1994年にカレファックスのメンバーになり、現在はもっとも活躍中のアレンジャーでもある。ロイヤル・コンセルトヘボウやネザーランド放送室内オーケストラで、フリーランスの演奏家として参加。カレファックスでは、主にバス・クラリネットとバセット・ホルンを担当。
アルバン・ウェスリー/ファゴット
1967年生まれ。カレファックスの共同創立者の一人でもあり、またアレンジャーでもある。また、ドイツの室内楽団ムジークファブリックのメンバーで、主要なオランダの室内楽やオーケストラのフリーランスもしている。音楽教育は、アムステルダムとハーグの音楽院で受け、最終試験では1996年にコルフショーテン賞を受賞している。最近では、ジズスブレヒト・ロイェ、カールハインツ・ストックハウゼン、マウリコ・カーゲル、ハインツ・ホリガー、メイケ・ナス、ペーター・エオティヴォスらの作曲家と仕事をしている。