各種事業アーカイブ


この事業は終了しました

伝統芸能の継承
上質で多彩な鑑賞
伝統芸能
歌舞伎

グランシップ伝統芸能シリーズ
国立劇場 歌舞伎鑑賞教室
はじめての方や学生のみなさんもお気軽に。

日時 2017年6月26日(月)
午前の部11:00~/午後の部14:30~ ※午後の部は完売しました
会場 中ホール・大地
料金 一般3,600円 ⇒直前割引2,880円
こども・学生1,000円
*車椅子席をご希望の方は、グランシップチケットセンター(054-289-9000)へお電話でお申し込みください。
グランシップ伝統芸能シリーズセット券 10,000円

<グランシップ伝統芸能シリーズセット券> ※セット券は完売しました
初心者から伝統芸能ファンまで満足の多彩なラインナップ。数量限定、お早めに。
①6/26(月)「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室」午前の部11:00~または午後の部14:30~
②9/23(土・祝)「グランシップ静岡能 能楽入門公演」14:00~
③10/7(土)「人形浄瑠璃 文楽」昼の部(「桂川連理柵」)13:30~または夜の部(「曽根崎心中」)18:00~
④2018/1/27(土)「グランシップ静岡能」(宝生流「半蔀」「鉄輪」)14:00~

①~④の合計13,300円をセットで10,000円で販売。
※セット券は電話(054-289-9000)またはグランシップチケットセンター窓口のみで販売。WEB販売はありません。
※数量限定、予定枚数に達し次第終了。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県、独立行政法人日本芸術文化振興会
後援 文化庁、静岡県教育委員会、静岡市教育委員会
協力 株式会社紺文シルク
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

ユネスコ無形文化遺産であり、海外でも人気の歌舞伎。
本公演は、はじめての方や学生のみなさんでも楽しめるよう、歌舞伎俳優による分かりやすい解説と代表的な演目を手頃な料金でお楽しみいただけます。ご来場の方には、歌舞伎読本やパンフレットも無料配布。
今回は、”歌舞伎十八番”のひとつ、『毛抜』を上演。小野小町の子孫にあたる小野家のお家騒動を解決するために粂寺弾正が活躍する大らかな雰囲気に溢れた推理劇です。

出演:中村錦之助、片岡孝太郎 ほか
解説:中村隼人
主な配役はこちら

★★公演当日、お着物でご来場の方に先着でプレゼントをご用意!★★


【御殿場・裾野・三島駅発のらくらくバスツアー】  ※バスツアーの受付は終了しました
静岡グランシップ『歌舞伎鑑賞』&東海道五十三次名物甘味めぐりと『待月楼 麦とろ昼食』グルメ旅!

御殿場市民会館(7:30発)⇒裾野駅(8:00発)⇒三島駅(8:30発)⇒潮屋⇒清見寺⇒待月楼※昼食⇒グランシップ※歌舞伎鑑賞(14:30開演)⇒三島駅(18:10頃着)⇒裾野駅(18:40頃着)⇒御殿場市民会館(19:10頃着)

旅行代金:おひとり様 13,500円(バス代、チケット代、食事代、施設入館料込)

主催・お申し込み:御殿場総合サービス株式会社
TEL:0550-88-5771

バスツアーのチラシはこちら

歌舞伎十八番の内 毛抜

この作品は、寛保二年(1742)に『雷神不動北山桜』という作品の一場面として、二代目市川団十郎によって初演されました。市川家のお家芸である「歌舞伎十八番」の一つに数えられています。長らく上演が途絶えていましたが、明治四十二年(1909)に二代目市川左団次が復活上演して以来、人気演目の一つとして上演を重ねています。
小野小町の子孫である小野春道の館では、朝廷に献上しなければならない家宝の短冊が紛失した上、春道の娘・錦の前が髪の毛の逆立つ奇病にかかり、婚礼が延期となっています。錦の前の婚約者・文屋豊秀の家来である粂寺弾正は、小野家を訪れますが、家老の八剣玄蕃から、錦の前の奇病を理由に婚約の破棄を告げられます。弾正は、奇病の様子を目の当たりにして驚きますが、薄衣(女性が外出時に顔を隠すために被る着物)を被せると髪が逆立たないと聞き、不思議に思います。春道との面会を待つ間、弾正が毛抜で髭を抜いていると、傍に置いた毛抜が自然と立ち上がります。それを見て訝しむ弾正。そこへ、万兵衛と名乗る男が現れ、小野家に難題を突き付けます。弾正は、その怪しげな男の懐から、紛失したはずの短冊を見付け出します。このような不審な出来事の数々の真相とは……。
主人公の粂寺弾正は、錦の前の髪が逆立つ謎を〈毛抜〉を手掛かりに解明し、悪事を次々に暴いていきます。動き出す毛抜に弾正が注目する場面では、美しく力強い見得が続きます。また、謎を解く鍵となる毛抜が重要な場面では巨大になるなど、観客の目を引き付ける歌舞伎独特の表現が用いられています。その一方で、弾正は、錦の前が立てたお茶を運んで来た美しい腰元の巻絹を口説いて振られるなど、愛敬のある一面も見せます。
錦之助が十二年ぶりに弾正を、孝太郎が巻絹を勤めます。見た目にも面白く、歌舞伎を初めて見る方にもわかりやすい推理劇です。

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