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一昨年、客席を総立ちにさせた世界的バンドネオン奏者、リシャール・ガリアーノが再びグランシップに登場!
日本屈指の室内管弦楽団「オーケストラ・アンサンブル金沢」との共演で、ピアソラの楽曲を中心にお届けします。
ガリアーノによる「ブエノスアイレスの冬」の一部をこちらからご覧いただけます。
※当日はオーケストラ・アンサンブル金沢が出演します。
【出演】
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン、バンドネオン)
ベルトラン・セヴェラ(ヴァイオリン/アンサンブル・リーダー)
オーケストラ・アンサンブル金沢
【曲目】
ピアソラ:リベルタンゴ/「ブエノスアイレスの四季」より 冬~春/アディオス・ノニーノ/バンドネオン協奏曲/オブリビオン 他
ガリアーノ:オパール協奏曲/フランス小組曲/マルゴーのワルツ/クロードの為のタンゴ 他
※演奏曲目は変更となる場合があります。
リシャール・ガリアーノ
1950年フランス生まれ。父親からピアノとアコーディオンの手ほどきを受け、クロード・ノエルによってジャズに触れる。
その後、ニースの音楽院で対位法、和声、トロンボーンを学ぶ傍ら、CMA世界アコーディオンコンクールにてバッハ、チャイコフスキー、ガーシュイン、ラヴェルの楽曲を演奏し、1966年から3年連続で優勝。1969年に音楽院を首席で卒業した後、バルバラ、シャルル・アズナブール、ジュリエット・グレコ、ジョルジュ・ムスタキといったシャンソン歌手と共演。
1983年ピアソラによってパリのコメディー・フランセーズで上演された舞台「真夏の夜の夢」で、バンドネオンのソリストとして抜擢され、それ以来、ピアソラとの親交は1992年ピアソラの死まで続いた。また、チェット・ベイカー、ロン・カーター、トゥーツ・シールマン、ウィントン・マルサリス、ゲイリー・バートン等、多くの偉大な音楽家とステージに立ち、世界中の名だたるジャズ・フェスティヴァルに出演。
これまでにリリースされた自身のLP、CD、DVDは30タイトルを越え、1993年フランスジャズ界のグラミー賞ともいえる「ジャンゴ・ラインハルト賞」、「年間最優秀ジャズ音楽家賞」を受賞。日本でも2回にわたる「東京JAZZ」、「モントルー・ジャズ・フェスティヴァル・ジャパン・イン・かわさき2013」への出演、寺井尚子やCobaとの共演、ブルーノートでの来日公演などを通じ、ファンを増やしている。
(写真(C)Jean-Baptiste Millot)
オーケストラ・アンサンブル金沢
1988年、世界的指揮者、故岩城宏之が創設音楽監督(現在、永久名誉音楽監督)を務め、多くの外国人を含む40名からなる日本最初のプロの室内オーケストラとして石川県と金沢市が設立。2001年金沢駅東口に開館した石川県立音楽堂を本拠地とし、世界的アーティストとの共演による定期公演や、北陸、東京、大阪、名古屋での定期公演など年間約100公演を行っている。これまでにシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭(ドイツ)、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティヴァル(フランス)など音楽祭からの招聘を含む18度の海外公演を実施。設立時よりコンポーザー・イン・レジデンス(現コンポーザー・オブ・ザ・イヤー)制を実施、多くの委嘱作品を初演、CD化している。ジュニアの指導、学生との共演、邦楽との共同制作などオーケストラ育成・普及活動にも積極的に取り組んでいる。ドイツグラモフォン、ワーナーミュージックジャパン、エイベックスなどメジャーレーベルより90枚を超えるCDを発売。07年より、指揮者の井上道義を音楽監督に迎え、新たな活動を展開し、注目を集めている。08年より毎年開催されている世界的音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ金沢」の中心的役割を担っている。
公式ホームページ http://www.oek.jp