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文芸・美術等の振興
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美術

徳川家ゆかりの静岡で年に一度のお披露目
高松宮妃のおひなさま展
細部まで精巧につくられた雛人形、調度品を展示

日時 2017年2月11日(土・祝)~3月5日(日)10:00~17:00
会場 6階 展示ギャラリー
料金 入場無料
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
後援 静岡県教育委員会
協力 公益財団法人高松宮妃癌研究基金、富士宮本町商店街振興組合レディース会
問合せ グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000

第十五代将軍徳川慶喜公の孫にあたられる高松宮妃喜久子さまが、昭和5年2月4日のご成婚の際にお持ちになった京雛を展示。
幅約6m、高さ約3.6mの目を見張るほどの大きさながら、約600点の調度品には、それぞれに葵の御紋が付けられています。細部まで精巧につくられた雛人形、調度品をごらんください。

今回は、調度品の中から着物や箪笥、鏡台などを間近でごらんいただけます。
併せて、会場内には高松宮同妃両殿下の御外遊の様子を捉えた当時の写真や、御外遊の新聞記事などを展示します。
昭和5年4月から昭和6年にかけて、14ヶ月にわたり欧米各国を御外遊されたことは、当時の日本だけでなく訪問先の国々でも大きな話題となりました。
おひなさまをごらんいただきながら、喜久子さまの当時のご活躍の様子も知ることができる貴重な機会です。
また、箏のミニコンサートや展覧会のガイドなども開催しますので、世代を超えてお楽しみいただけます。
期間中、会場内やグランシップ1階ロビーには、富士宮本町商店街振興組合レディース会のみなさんによるつるし飾りも展示します。
会場前では、県内の福祉事業所で丁寧に作られた小物や、手作りお菓子などを販売。お出かけのお土産にお立ち寄りください。
(協力:NPO法人オールしずおかベストコミュニティ)
衣裳・衣桁 箪笥 鏡台

御外遊 
御外遊の様子(イギリス)                 御外遊先の新聞記事「THE TIMES」(イギリス)




【おひなさま展ちょこっとガイド/グランシップ館内見学ツアー】 ※終了しました
グランシップサポーターによる展覧会のガイドや、グランシップ館内をめぐるバックステージツアー

○ちょこっとガイド ※終了しました
2/11(土・祝) 11:00~11:30/13:00~13:30
<参加無料・申込不要(直接展示ギャラリーへ>

○バックステージツアー ※終了しました
2/11(土・祝) 11:30~12:30/13:30~14:30
<参加無料・事前申込>
参加希望の方は、TEL.054-289-9000、FAX.054-203-5716、E-mail.info@granship.or.jp
までお申し込みください。
※当日は動きやすい服装、靴でご参加ください。



【ワークショップ:紙のおひなさまをつくろう!】 ※終了しました
紙をつかっておひなさまを作ります。小さなおこさまから楽しめます。
2/11(土・祝) 10:00~16:30  会場:6階展示ギャラリー3
講師:八木朋美(静岡福祉大学 子ども学科 助教)
<参加無料(直接会場へ)>




【ギャラリートーク】 ※終了しました
スポット展示でも紹介している着物や、日本の着物のこれまでの変遷などについてお話しします。
2/12(日) 14:00~14:40
テーマ:「着物の変遷」
講師:(株)紺文シルク会長・きもの研究家 萩原敏司
<参加無料/直接6階展示ギャラリーへ>



【箏のミニコンサート】
グランシップアウトリーチ登録アーティスト福本礼美による箏のミニコンサート
2/19(日) 11:00~/13:00~(30分程度)  会場:6階展示ギャラリー内
<観覧無料>
 


【おはなしかいスペシャル】
グランシップ2階「えほんのひろば」にて、お子さま向けに読み聞かせや手あそびなどを開催。
2/19(日) 10:30~
入場無料


【レストラン「オアシス」にて特別メニュー実施】
グランシップ1階レストラン「オアシス」にて、ひなまつり御膳をご用意しています。
<真鯛と天使の海老漁師風、和牛カルビ丼、「ふじの国いきいきポーク」ソースヒレカツ丼、パルマ産生ハム、スモークサーモントラウト>
2/11(土・祝)~3/5(日) 
料金:2,200円

開催レポート

【常葉短期大学のインターンによる「高松宮妃のおひなさま展」レポート】

2017年02月21日(火)

インターンシップでお世話になっています、常葉短期大学の金田理紗子と及川莉歩です。
ただいまグランシップでは、「高松宮妃のおひなさま展」を開催中です!

吊るし雛や高松宮妃喜久子様のご成婚のお支度としてお持ちになられた京雛が美しく飾られています。

まず、富士宮本町レディース会のみなさまが作成した「木の花さくや姫ひな飾り」が私たちを迎えてくれます。ひな祭り、というと女の子のための日、というイメージがありますが…

なんと、鎧兜や鯉など、五月の端午の節句に飾る吊るし雛もあるんです。性別は関係なく、一針一針心を込めて子の無病息災を願う親の気持ちが、ひしひしと伝わってくるようですね。
他にも、「世界文化遺産のまち 3776のつるし飾り」といった静岡ならではの吊るし雛の展示もされています。


そして高松宮妃喜久子様の京雛。荘厳なのはもちろんなのですが、お飾り一つ一つに葵御紋が描かれているのが印象的でした。ぜひ全部でいくつあったか教えてくださいね(笑)

箪笥や鏡台の引き出しの中身がしっかり作りこまれているのも見どころの一つです。細かい造形に、職人の技を感じます。
 
入り口付近では、可愛くておしゃれな小物やお菓子の販売も行っています。私たちは「サク丸くん」というチョコチップ入りのクッキーを食べました。とってもおいしかったです!ぜひ一袋、ご自宅にいかがですか?

高松宮妃のおひなさま展は、3月5日(日)まで6階展示ギャラリーで開催されています。入場無料なので気軽にお立ち寄りください。
ご家庭で飾ることのできない立派なおひなさまを、ぜひご覧ください。






「高松宮妃のおひなさま展」にて箏のミニコンサートを開催しました!

2017年02月19日(日)

現在展示ギャラリーにて開催中の「高松宮妃のおひなさま展」。
本日は会場内にて箏のミニコンサートを開催しました。

奏者は、グランシップアウトリーチ登録アーティストの福本礼美さん。

ひなまつりにふさわしい曲目や、箏の音楽として定番の曲を演奏していただきました。

日頃、生演奏を聴く機会の少ない箏の音色に、ご来場のお客様もゆったりと楽しんでいらっしゃいました。
「高松宮妃のおひなさま展」は、3/5(日)まで開催。ご来場、お待ちしています。





2/11(土・祝)~3/5(日)「高松宮妃のおひなさま展」開催

2017年02月11日(土)

今回で19回目となる「高松宮妃のおひなさま展」が本日から始まります。
徳川慶喜公の孫にあたられる高松宮妃喜久子さまが、昭和5年の御成婚の際にお持ちになった京雛です。

雅やかなおひなさまと、600点を超える精巧に作られた調度品がみどころ。今年は調度品の中から、着物、鏡台などを近くでご覧いただけるよう展示しています。着物は、夏物、冬物と揃えられていて鮮やかな長襦袢は、約90年前のものとは思えないほど。

鏡台には、小さな化粧道具、おしろい、髪を結うための櫛など、とても小さく精巧に作られていて、見ごたえがあります。

また今年は特別展示として、高松宮同妃両殿下が昭和5年から1年以上をかけて欧米各国を御外遊された様子をご紹介しています。
各国で厚い歓迎を受けられ、当時の新聞記事でも大きく紹介されています。

また、御外遊の間、各国から日本へ送られたハガキなども大切に保管され、今回特別にお借りして展示しています。
当時18歳の喜久子さまが日本を代表して各国をご訪問されたご活躍を是非多くのみなさまにご覧いただきたいと思います。

まだまだ寒い日が続いている中でも、春の訪れを感じられる展覧会です。
是非ご家族揃ってご来場ください。

「高松宮妃のおひなさま展」
2/11(土・祝)~3/5(日)10:00~17:00
入場無料

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