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2015年9月にNHK交響楽団首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィがグランシップに満を持して登場。その実力から日本でも高い人気を誇るドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団に、ベルリン・フィルの若きコンサートマスター樫本大進を迎えてお贈りする豪華なコンサート。
【出演】
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
樫本大進(ヴァイオリン)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)
【曲目】 ※都合により変更となる場合がございます。
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
シューマン:交響曲第3番変ホ長調 作品97「ライン」
パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団をより楽しむための事前レクチャー
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パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
2015年9月NHK交響楽団首席指揮者に就任。同年12月のベートーヴェン交響曲第9番演奏会で指揮をしたほか、今後、R.シュトラウスに焦点を当てた活動を予定。また2015/16シーズンは、パリ管弦楽団音楽監督としての最後のシーズンでもあり、ウィーン、ベルリン、ミュンヘン等を訪れた。
2004年よりドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の芸術監督を務める。2015年にサンクトペテルブルクで、ブラームスの交響曲チクルスを行い、その後ウィーン・コンツェルトハウスでの同チクルス演奏会ほか、アムステルダム、パリ、ベルリン等でもブラームス、ベートーヴェンを中心とした演奏会を行っている。
今後の活動として、ニールセン交響曲チクルスをフィルハーモニア管と行うほか、ウィーン響、ミュンヘン・フィル、ドレスデン国立歌劇場管、ベルリン・フィル、ベルリン国立歌劇場管との再共演を予定。2016年5月「プラハの春」音楽祭のオープニングでチェコ・フィルを指揮し、桂冠指揮者を務めるフランクフルト放送響と、桂冠音楽監督を務めるシンシナティ響でも再び指揮台に立つ。
樫本大進(ヴァイオリン)
1979年ロンドン生まれ。1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位など、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。マゼール、小澤征爾、ヤンソンスなどの著名指揮者のもと、数々のオーケストラと共演。室内楽においても、クレーメル、堤剛、パユなど世界有数のソリストと共演し、2007年に自ら音楽監督として「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路~」も開始し、2016年には第10回目の開催を迎える。2010年、ベルリン・フィル第1コンサートマスターに就任。同団とは本拠地ベルリンおよびツアーでの演奏会で、音楽監督ラトルやネルソンス指揮のもとソリストとしても共演している。また近年では、ピアノのリフシッツとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏&収録プロジェクトを行い、そのCDボックスが2014年にワーナー・クラシックスより世界リリースされ、高い評価を得た。使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
ユニークな音楽創りで聴衆を魅了する世界屈指の室内オーケストラ。2004年より、指揮者パーヴォ・ヤルヴィが芸術監督を務める。同団とヤルヴィの数ある取組みの中でも、特に注目すべき活動として、ベートーヴェン・プロジェクトが挙げられる。その独自の解釈による演奏は世界的に高評を得ており、ボンでのベートーヴェン全交響曲チクルスをはじめ、パリ、横浜、ザルツブルク音楽祭でも、その演奏で聴衆を魅了した。さらに、シューマンの交響曲作品に焦点を当てたプロジェクトでも同様の成功を収めており、東京とサンクトペテルブルクでのセンセーショナルな成功の後、ウィーン・コンツェルトハウスで行われたシューマン交響曲チクルスは、大好評を博した。最新の取組みとして、ブラームスのプロジェクトが進行している。
同団は長年にわたり、世界的に著名な指揮者やソリストたちと緊密な関係を築いてきた。その主な者としては、テツラフ、ピレシュ、ムローヴァ、グリモー、ヤンセン、ハーン、シフ、ノリントンなどが挙げられる。