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講師:服部克久(作編曲家)
司会:矢島敦美(グランシップチーフプロデューサー)
戦後、進駐軍放送から流れてきた音楽は、これまでの日本の音楽シーンを覆します。「センチメンタル・ジャーニー」から、ジャズブームが起こり、1957年にはベニー・グッドマンが音楽文化使節として来日。この時の貴重なGHQ保存映像を特別に上演します。進駐軍放送のヒット曲を、江利チエミ、雪村いづみ、美空ひばりなどが歌い、日本でも大流行。アメリカの歌手から芸名を取り入れたペギー葉山やフランク永井も登場。長きに渡り日本のファンを魅了したフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」や「ニューヨーク・ニューヨーク」の懐かしい歌声もお聴きいただきます。
ジャズだけでなく、ブギ、ブルース、タンゴなどのリズム名が付いた日本生まれの曲も次々とヒットし、このような音楽の力とともに、日本が戦後間もなくの高度成長期を迎えます。
多様な音楽が急速に発展した時代を服部克久がご案内します。