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グランシップ伝統芸能シリーズ
国立劇場 歌舞伎鑑賞教室
はじめての方、学生のみなさんもお気軽に!
日時 |
2016年6月26日(日) 【午前の部】11:00~/【午後の部】14:30~ ※開場は開演の30分前 |
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会場 |
中ホール・大地 全席指定 |
料金 |
一般3,600円 こども・学生1,000円 御殿場市民会館(8:20発)⇒裾野駅(9:00発)⇒三島駅(9:30発)⇒東海道広重美術館⇒八千代寿し鐵※昼食⇒グランシップ※歌舞伎鑑賞(14:30開演)⇒三島駅(18:30頃)⇒裾野駅(19:00頃)⇒御殿場市民会館(19:30頃) 旅行代金 おひとり様 12,500円(チケット代・昼食代・施設入館料・バス代込) |
主催 | 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県、独立行政法人日本芸術文化振興会 |
後援 | 文化庁、静岡県教育委員会、静岡市教育委員会 |
協力 | 株式会社紺文 |
問合せ | グランシップチケットセンター TEL054-289-9000 |
歌舞伎役者による実演を交えて歌舞伎の楽しみ方を解説。はじめて歌舞伎をごらんになる方に、歌舞伎の魅力を楽しくお届けします。
【第一部】「解説 歌舞伎のみかた」
【第二部】「新皿屋舗月雨暈―魚屋宗五郎―」 二幕三場
序 幕 片門前魚屋宗五郎内の場
二幕目 磯部邸玄関先の場
同 庭先の場
出演:中村橋之助、中村梅枝、中村宗生、市村橘太郎、中村萬太郎、中村松江 他
★公演当日、お着物でご来場の方に先着でプレゼントをご用意しています。
【完売御礼!】伝統芸能シリーズセット券
分かりやすい解説付きのものから、上級者も満足の本格的な公演まで歌舞伎、文楽、能楽を1年間通してお楽しみいただける「グランシップ伝統芸能シリーズ」。
全部セットで合計13,300円のところ、10,000円!
3,300円もお得に楽しめます。
限定販売、完売必至!ご予約はお早めに。
①6/26(日)11:00~/14:30~
「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室」 3,600円
出演: 中村橋之助、中村萬太郎、中村宗生、中村梅枝 ほか
「解説 歌舞伎のみかた」「新皿屋舗月雨暈―魚屋宗五郎―」 二幕三場
②9/24(土)14:00~
「グランシップ静岡能 能楽入門公演」1,000円
③10/10(月・祝)13:30~/18:00~
「人形浄瑠璃 文楽」3,600円
昼の部:「妹背山婦女庭訓」 ~杉酒屋の段 ~道行恋苧環 ~姫戻りの段 ~金殿の段
夜の部:「近頃河原の達引」 ~四条河原の段 ~堀川猿回しの段
④2017/1/22(日)14:00~
「グランシップ静岡能」5,100円
①+②+③+④=13,300円のところ、セットでの購入で10,000円!
友の会先行販売:4/3(日)~4/9(土)
一般発売:4/10(日)~
※「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室」は11:00~・14:30~のどちらか1公演
「人形浄瑠璃 文楽」は13:30~・18:00~のどちらか1公演
【注意事項】
・セット券は数に限りがあります。予定枚数に達し次第販売を終了します。
・セット券エリアの中でお好きな席をお選びいただけます。
・グランシップチケットセンターの窓口または電話予約のみでの取扱です。WEBで取り扱いはありません。
・電話予約後、サークルK・サンクス、ファミリーマートでチケットの引取ができます。
・単公演購入後にセット券への変更はできません。
「魚屋宗五郎」みどころ
この作品は、明治十六年(一八八三)に東京・市村座で初演されました。作者の河竹黙阿弥が、五代目尾上菊五郎の要望によって書いた生世話物の傑作です。正式な題名を『新皿屋舗月雨暈』というのは、本作が〝皿屋敷〟伝説を下敷きにしていることを示しており、武家屋敷に勤める女性が罪を着せられて井戸に投げ込まれるという筋が、取り入れられています。特に、実直な町人が妹の死をきっかけに酒に酔って殿様の屋敷へ暴れ込む場面が、繰り返し上演されてきました。主人公の名前を取り、「魚屋宗五郎」の通称で知られています。
序幕「宗五郎内」では、宗五郎が妹お蔦の死の真相を知って、禁酒の誓いを破ってしまいます。女房のおはまや父・太兵衛、奉公人の三吉らが止めるのも聞かず、宗五郎は次第に酔っ払っていき、ついには酒乱となって暴れ回ります。その様子がリアルに表現されています。また、黒御簾音楽の三味線の軽快な演奏が巧みに生かされ、舞台を盛り上げます。
二幕目の「玄関先」で、旗本・磯部主計之介の屋敷へ押し入った宗五郎は、家老の浦戸十左衛門を相手に、最愛の妹を失った悲しみと怒りを切々と訴えます。「酔って言うんじゃございませんが」に始まる宗五郎の長ぜりふは聴きどころです。続く「庭先」では、酔いの醒めた宗五郎が、おはまから詳細を聞いて反省します。宗五郎の態度の変化に面白みがあります。その後、主計之介が現れ、自身の酒乱がお蔦の死を招いたことを詫びて、騒動は収束します。
八代目芝翫襲名を控えた橋之助が、二十年ぶりに宗五郎を勤めます。また、おはまに梅枝、主計之介に萬太郎、三吉に宗生と、フレッシュな顔触れが揃いました。江戸の庶民の喜怒哀楽が生き生きと描かれており、物語の内容が分かりやすいお芝居です。ぜひお楽しみください。