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伝統芸能の継承
上質で多彩な鑑賞
出前公演
伝統芸能
文楽
出前

グランシップ出前公演
人形浄瑠璃 文楽【浜松市浜北区】
世界に誇る、大人の人形劇

日時 2016年3月12日(土)13:30開演(13:00開場)
会場 浜松市浜北文化センター
料金 全席指定/一般3,600円 こども・学生1,000円

★3/5(土)10:00~直前割引開始!
一般3,600円 ⇒ 2,880円


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<<バスツアーは定員に達したため、受付終了しました>>
【中部地区発!らくらくバスツアー】「らくらく文楽観劇バスツアー+北遠めぐり」
清水駅(9:00)→静岡駅南口(9:30)→焼津駅(10:10)→天保年間の庄屋屋敷・造り酒屋の花咲乃庄見学と銘酒仕込み水で作った昼食→浜北文化センターにて「人形浄瑠璃 文楽」観劇(13:30~16:10頃)→春華堂など浜北スイーツコミュニティ・ニコエ(16:45~17:15)→各地(18:30~19:40)

旅行代金:12,000円(チケット代、プログラム代、バス代、食事代、花咲乃庄入館料、保険代、取扱代金含)

主催・お申し込み:(株)コトブキ観光 TEL.054-281-0393 (静岡市駿河区小鹿1-2-1)

チラシはこちら↓
https://www.granship.or.jp/data/pdf/hamakita_bus.pdf
主催 公益財団法人静岡県文化財団、浜松市浜北文化センター、静岡県、公益財団法人文楽協会
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000

写真:青木信二

日本が世界に誇る伝統芸能「人形浄瑠璃 文楽」。
今年は10月のグランシップでの公演に加えて、浜松市でもお楽しみいただけます。
字幕表記や、出演者による解説もあり、学生やはじめての方にもオススメです。

演目:「団子売」、「心中天網島」~天満紙屋内の段 ~大和屋の段 ~道行名残りの橋づくし

配役表はこちら
https://www.granship.or.jp/data/pdf/bunraku_hamakita_haiyaku.pdf
※なお、文楽地方公演に出演を予定しておりました豊竹咲大夫は、急病のため文楽地方公演を休演することになりました。休演に伴い、配役を次の通り変更いたします。
心中天網島~大和屋の段    豊竹咲甫大夫  鶴澤燕三

あらすじ

<団子売>
掛け声もにぎやかに杵で団子をつく、仲のよい夫婦の団子売。しっとりとした踊りに軽快な踊り…。清元の『玉(たま)兎(うさぎ)月(つきの)景勝(かげかつ)』(1820)をもとにした景事です。

<心中天網島>
享保5年(1720)12月、竹本座で初演。10月に起きた大坂の網島での心中を題材とした近松門左衛門の世話物です。上中下三巻のうち、中之巻「天満紙屋内」、下之巻「大和屋」「道行名ごりの橋づくし」をご覧いただきます。
紙屋治兵衛は、妻子がありながら、遊女小春と心中を約束。ところが、小春が別れたがっていると知り、だまされたかと激怒して絶縁。その後すぐに小春は治兵衛のライバル太兵衛に請け出されることに…。太兵衛に身請けされるなら自害すると言っていたものを、こんな不実な女に未練はない、治兵衛がそう言い切るや、〝小春が死ぬ!助けて!〟と慌て出す妻のおさん。実は、小春が、命以上に大切に思いながらも治兵衛との別れを決断したのは、思い切れないところを思い切り、夫の命を助けてほしいと手紙で訴えたおさんの心を受けとめてのことだったのです。それほどに誠実な小春が太兵衛を嫌って自害するのは確実。小春を死なせることはできない―金や質入する衣類をかき集め、夫に身請けを勧めるおさん。そこへ訪れたのは、治兵衛との離縁を望むおさんの父。おさんが無理やり実家へ連れ戻されたその夜、治兵衛は大和屋で小春と会い、網島の大長寺で心中…。
正妻である商家の女房と愛人である遊女が、本来相容れない立場を超えて、人を愛する気持ちに変わりのない女性同士として、互いの心情を理解し、身を犠牲にしてまでも誠意を尽くすという、近松ならではの物語です。「女房の懐には鬼が住むか蛇が住むか」と夫に顧みられない辛さを訴え、小春を身請けした後の立場を夫に問われて、「子供の乳母か、飯炊きか」と泣き崩れるおさんの姿が胸に迫ります。

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