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開催レポート
講演会

文化芸術と地域のつながりを考える
ふじのくに文化情報フォーラム2016~文化プログラムとこれからの地域~
瀬戸内国際芸術祭ディレクターの椿昇さんを迎えます

日時 2016年3月6日(日) 
表彰式/11:30~12:00
基調講演/13:00~
トークセッション/14:00~
交流会/15:00~
会場 11階 会議ホール・風
料金

参加無料 ※事前申込制
TEL.054-289-9000  FAX.054-203-5716  E-mail.info@granship.or.jp

主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000

文化芸術活動に様々な形で関わる有識者、実践者を迎え、文化団体や文化芸術が社会に果たす役割や課題について考えることを目的に開催する本フォーラム。
今回は、瀬戸内国際芸術祭「醤の郷+坂手港プロジェクト」ディレクターである椿昇さんを迎え、2020年東京オリンピック・パラリンピック「文化プログラム」とこれからの地域について取り上げます。
文化活動、地域づくりに取り組んでいる方、関心のある方をはじめとして、どなたでもご参加いただけます。

会場内には、県内の補助金、助成金情報、ファントレイジング、資金調達などについての紹介ブースをご用意します。

また、フォーラムの前には、第29回地域文化活動賞表彰式を実施します。
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◇基調講演(13:00~)
講師:椿昇(現代美術家)
あいちトリエンナーレや、瀬戸内国際芸術祭など、椿氏が関わったアートプロジェクトを紹介しながら、持続可能社会に向け、いまアートに何ができるのか、アートプロジェクトを進めることによる社会に与える影響などをお話していただきます。

◇トークセッション(14:00~)
椿昇(現代美術家)
平野雅彦(ふじのくに文化情報センター長)
岩瀬智久(静岡県文化政策課文化プログラム担当)
2020年東京オリンピック・パラリンピック「文化プログラム」を取り上げながら、社会における文化団体の意義について考えます。

◇交流会(15:00~)
ご来場のみなさま、ゲストを交えての交流会。意見交換、コミュニケーションの場としてご活用ください。

椿 昇プロフィール

京都造形芸術大学 美術工芸学科教授。
日本を代表するコンテンポラリー・アーティストの一人であると同時に、卓越した教育者でもある。また、アートの新しい可能性を探る新しい実践も数多く、妙心寺退蔵院の襖絵プロジェクトや瀬戸内国際芸術祭のエリアディレクターとして「醤+坂手港プロジェクト」などを手がけている。

開催レポート

「グランシップふじのくに文化情報フォーラム2016」を開催しました。

2016年03月07日(月)

昨年4月にグランシップ1階に開設された「ふじのくに文化情報センター」。
県内の文化に関する情報を一同に集約し、相談窓口や顕彰などを行っています。
こちらのセンターがオープンしてからはじめての事業として、3/6(日)に「ふじのくに文化情報フォーラム2016」が行われました。

前半には、第29回地域文化活動賞受賞団体の表彰式。

今回ははじめて、地域文化活動賞が2団体選ばれました。
60年以上にわたり地道な活動を続け、学術的にも高い水準の取り組みが評価された「静岡昆虫同好会」、志太地域の子どもたちが質の高いミュージカルに取り組んでいる「志太こどもミュージカル実行委員会」。
どちらも、みなさん手弁当で地域のために熱心な活動をされています。

その後の「ふじのくに文化情報フォーラム2016」では、まず最初に現代美術家であり、瀬戸内国際芸術祭のエリアディレクターの椿昇さんが基調講演として「いまアートにできること-『共感価値』を生む地域の可能性-」と題して、日本のこと、世界のことなど幅広い視点で興味深くお話ししてくれました。

アートを経済や産業と繋ぐ大切さについては、現実味として感じつつも、意外と議論されてこなかったことかもしれません。

基調公演の後には、椿さんに加えてふじのくに文化情報センター長の平野雅彦さん、静岡県文化政策課の岩瀬智久さんのトークセッション。

2020年東京オリンピック・パラリンピックの「文化プログラム」に向けての静岡県の取り組み、継続的に取り組むためにどういった事が重要なのかなどが話題に上がりました。
情熱のある若い人に投資することがこれからの地域のために重要ということ。
今回、来場者には学生の方も多かったので、良い刺激になった方もいらっしゃたのではないでしょうか。

最後には、登壇者や来場者も含めた交流会を行いました。
日頃の活動では、触れあう機会の少ない様々なジャンルの文化活動に関わるみなさんと出会えたかと思います。

これから更に静岡県内で文化芸術に触れる機会が多くなるよう、グランシップも取り組みます。
アーティスト、文化団体、支援団体などのみなさんは、是非ふじのくに文化情報センターもご利用ください。
補助金、助成金等のご紹介もさせていただきます。

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