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巨匠・溝口健二の傑作をフィルム映画で!
グランシップ懐かしの映画会

日時 2016年2月13日(土)・14日(日)
会場 中ホール・大地
料金 全席自由/1日券1,000円、2日通し券1,500円、ペア券1,500円、小中学生500円
※チケット発売:10月25日(日)~

チラシはこちら↓
http://www.shizuoka-ebooks.jp/?post_type=bookinfo&p=4281
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000


西鶴一代女

雨月物語

山椒大夫

良質な日本映画をフィルムで上映する「グランシップ懐かしの映画会」。
今回は日本が世界に誇る巨匠・溝口健二監督の傑作四作品を上映!

◆2月13日(土) 10:00開場
10:30~12:47 西鶴一代女
13:30~15:07 雨月物語

◆2月14日(日) 10:00開場
10:30~12:34 山椒大夫
13:30~15:13 近松物語

開催レポート

インターンシップで「グランシップ懐かしの映画会」のお手伝いをしてくれた常葉短大日本語日本文学科の北川実咲さんがブログを書いてくれました!

近松物語

2016年02月17日(水)

2月13日(土)、14日(日)中ホールにて「グランシップ 懐かしの映画会」を開催しました。
昭和11年から平成5年にかけて製作された日本映画の中から、映画史を代表する作品や多くの国民より好評を得た作品が上映されました。
今回は溝口健二監督の「西鶴一代女」(1952年)、「雨月物語」(1953年)、「山椒大夫」(1954年)、「近松物語」(1954年)の4作品でした。
映写機を使用したフィルム映画の上映を見られる機会はなかなか無いので、独特な映像や音の質感、雰囲気を味わうことができました。

ご来場下さった皆さまには新鮮さと懐かしさを感じて頂けたのではないでしょうか。
お客様が夢中でスクリーンを見つめる様子や、「良かった」「また来たい」と笑顔でお声をかけて下さる姿が印象的でした。
映画保存への理解、文化活動の活性化につながる機会になったと思います。
グランシップではこれからも様々なイベントが開催されます。
興味深いものがきっと見つかるので、ぜひチェックしてみてくださいね。





インターンシップで「グランシップ懐かしの映画会」のお手伝いをしてくれた常葉短大日本語日本文学科の勝野真里奈さんがブログを書いてくれました!

2016年02月16日(火)

私は白黒の映画を見たことがなかったので、これほど味わい深いものだとは知りませんでした。
正直、最初は人の区別がつかなかったり、何が起こっているのか分かりませんでしたが、白黒だからこそ戦いの悲壮感や緊迫感が伝わってくる、迫力満点の映画鑑賞になりました。
物語は、とにかく妻の宮木さんの運命があんまりで、かわいそうだなぁ、と感じました。

お仕事は、お客様へのご案内や挨拶、ポスター配りなどをさせていただきました。

行き方をただ説明するのではなく、足の不自由な方やお年寄りの方にはエレベータを使っていただくというような、一つ一つの心配りがとても大切なんだな、と痛感しました。
特に、終礼の報告の際にでてきたお話。
お客様に何かお願いするときには強制しない言い方で「選択していただく」という形をとることが最良、とうかがって、目からウロコでした。
私も接客の時、そういった臨機応変な対応ができるようになりたい、と心から思いました。
不安なこともありましたが、皆さんの温かなご指導・ご鞭撻のおかげでなんとか乗りきることができました。
お客様に満足していただけると、すごくうれしかったですし、やりがいを感じました。貴重な経験になりました。





「グランシップ 懐かしの映画会」ただいま準備中!

2016年02月12日(金)

2月13日(土)・14日(日)はいよいよ「グランシップ 懐かしの映画会」本番日!
お客様をおむかえするべく、グランシップサポーターのみなさんが着々と準備を進めています。

中ホールのロビーでは、映画や監督・俳優に関する展示の準備中。

また、当日は映画に関する書籍のほか、お弁当やおやつも販売するので、映画の前や観終わった後も楽しめます♪
ご家族やご友人へのおみやげにもいいですね!

グランシップサポーターが心をこめてお迎えする「グランシップ 懐かしの映画会」、ぜひご来場くださいね☆

【グランシップ 懐かしの映画会】
■開催概要
2月13日(土)開場10:00
10:30~12:47「西鶴一代女」
13:30~15:07「雨月物語」

2月14日(日)開場10:00
10:30~12:34「山椒大夫」
13:30~15:13「近松物語」

■会場
グランシップ 中ホール・大地

■入場料 ※全席自由
1日券1,000円、2日通し券1,500円、ペア券1,500円、小中学生500円





グランシップ「懐かしの映画会」みどころ紹介 その2

2016年02月10日(水)

こんにちは、グランシップサポーターのOです。
2月13日(土)~2月14日に開催する「グランシップ懐かしの映画会」の作品を紹介、第2弾としまして、巨匠・溝口健二監督の「山椒大夫」と「近松物語」を紹介します。

■開催概要
2月13日(土)開場10:00
10:30~12:47「西鶴一代女」
13:30~15:07「雨月物語」
※「西鶴一代女」と「雨月物語」のあらすじ・みどころは第1弾をご覧ください。

2月14日(日)開場10:00
10:30~12:34「山椒大夫」
13:30~15:13「近松物語」





グランシップ「懐かしの映画会」みどころ紹介 その2

2016年02月10日(水)

こんにちは、グランシップサポーターのOです。
2月13日(土)~2月14日に開催する「グランシップ懐かしの映画会」の作品を紹介、第2弾としまして、巨匠・溝口健二監督の「山椒大夫」と「近松物語」を紹介します。

■開催概要
2月13日(土)開場10:00
10:30~12:47「西鶴一代女」
13:30~15:07「雨月物語」
※「西鶴一代女」と「雨月物語」のあらすじ・みどころは第1弾をご覧ください。

2月14日(日)開場10:00
10:30~12:34「山椒大夫」
13:30~15:13「近松物語」

★詳しくはこちら

「山椒大夫」 昭和29(1954)年 大映作品(124分)

原作は、中世の語りものの芸能である説教節の一節を森鴎外が大正4(1915)年に小説「山椒大夫」として発表したもので、童話「安寿と厨子王」などにも書き直され広く知られています。
その物語を溝口健二監督とスタッフが脚色し映画化した本作は、ヴェネツィア国際映画祭で「西鶴一代女」、「雨月物語」と3年連続の受賞に輝く快挙を成し遂げ、一躍「世界のミゾグチ」として名声を高めました。
「キネマ旬報」ベストテン第9位。

●あらすじ
平安時代の末期、陸奥の国の判官・平正氏は上司の方針に逆らい民を思う政治を行おうとしたため、筑紫の国へ左遷されました。妻・玉木(田中絹代)と安寿と厨子王の幼い兄妹は正氏に会いに行く途中、越後の国で人買いに騙され離ればなれになってしまいました。玉木は遊女として佐渡へ売られ、安寿と厨子王は丹後の国の苛烈な荘園領主・山椒大夫(進藤英太郎)に売られ、奴隷として酷使されるようになりました。
やがて10年の年月が経ち、成長した安寿(香川京子)と厨子王(花柳喜章)はある日佐渡から売られてきた少女が口ずさむ唄に二人の名が入っているのを聴いて母に会いたくなり、荘園から脱走する機会を窺うようになりますが…

●みどころ
安寿が犠牲となり脱走に成功した厨子王は、都に上って関白に直訴し、聞き届けられて亡き父の跡を継ぎ正道と名乗り、丹後守に任官します。そして人身売買の禁止と奴隷の解放を布告し、従わない山椒大夫を武力で国外追放としました。そこで安寿が厨子王を逃した後、湖に入水自殺したことを知らされ落胆します。正道は宮廷に辞表を提出し、母をさがしに佐渡へ向います。

「近松物語」 昭和29(1954)年 大映作品(103分)

江戸時代に実際にあった不義密通事件を題材にした近松門左衛門(1653~1724)作の人形浄瑠璃、歌舞伎の演目「大経師昔暦」(通称 おさん茂兵衛)と井原西鶴の「好色五人女」の一部を下敷きにして映画化した作品。封建制度の厳しい時代の中で起こる悲劇的であり感動的な恋物語です。
「キネマ旬報」ベストテン第5位。

*大経師とは朝廷御用の経巻・仏具などを表装した職人の長です。毎年の暦の発行独占権も持ち、御所の役人たちと同じ格式を持っていました。

●あらすじ
大経師・以春(進藤英太郎)の妻・おさん(香川京子)は実家の兄から金の無心をされ、手代の茂兵衛(長谷川一夫)に相談します。茂兵衛は主人の以春に頼みますが不信に思われ、厳しく問い詰められます。その時、茂兵衛に好意をもっている下女のお玉(南田洋子)が私が頼んだとかばいます。実は以春はお玉に目をつけていて毎晩お玉の寝間に通っていたので、ますます話がこじれて茂兵衛は監禁されてしまいます。おさんは夫の浮気をお玉から聞かされ、お玉と寝間を交代し以春が忍んで来たら意見をしようとします。ところが現れたのは茂兵衛で、お互い驚いていると、茂兵衛を探してやってきた番頭の助右衛門(小沢栄太郎)が不義密通と勘違いし、以春に密告します。
こうなっては罪は免れられないとおさんと茂兵衛は、手に手を取って逃亡することに…

●みどころ
逃亡中、おさんと茂兵衛はあくまで主従関係で一線を画しておりました。しかし、追手に追い詰められ死を覚悟した湖畔で、茂兵衛が今わの際に「いままでお慕い申しておりました」と告白したことがおさんの気持ちを変えます。「死ねのうなった」と言い、二人は真の愛に生きようと決心するのでした。
天下の二枚目として大活躍した大映の重役俳優・長谷川一夫による茂兵衛の名演が光ります。
香川京子も若くて清潔で気品のある美しいおさんを演じ、この作品を名作として際立たせています。





グランシップ「懐かしの映画会」 番外編

2016年02月04日(木)

「グランシップ懐かしの映画会」について、当日の耳より情報のお届けです。

グランシップサポーターの皆さんと映画会を盛り上げようと、半年以上に渡り奮闘してまいりましたが、いよいよ映画会が今週末に迫ってまいりました!
今年もワンダフルマーケット[とも]さんによるお弁当・軽食の販売がございます!

ワンコインのランチボックスや、毎朝焼いたパンもおススメです!
今年はバレンタインの時期なので、チョコやクッキーなどのお菓子もあるかも…?

ロビーには溝口監督や出演俳優・女優に関する展示コーナーもあります。
映画と一緒にこちらも是非お楽しみください!

2日通し券(1,500円)や、ペア券(1,500円)も大好評発売中です!!
寒い日が続きますが、ご夫婦やお友達と一緒に、あたたかいグランシップでいちにち映画を楽しんでいかれませんか?
皆様のご来場、心よりお待ちしております。

■開催概要
2月13日(土)開場10:00
 10:30~12:47「西鶴一代女」
 13:30~15:07「雨月物語」

2月14日(日)開場10:00
 10:30~12:34「山椒大夫」
 13:30~15:13「近松物語」





グランシップサポーターが清水区で「懐かしの映画会」をPR!

2016年01月16日(土)

グランシップサポーターが運営する「グランシップ懐かしの映画会」まであと1か月!
毎回名作映画をお届けするこの企画、今回は海外でも評価が高い溝口健二監督による名作4作品をフィルムで上映します。
貴重なこの機会を是非お見逃しなく!

本日はグランシップサポーターが清水区で映画会のチラシ配布を行いました。

サポーターの熱意で、多くの方にチラシを受け取っていただくことができました。
当日は、サポーターのアイデアによる展示もあります。こちらもぜひお楽しみに!

「グランシップ懐かしの映画会」のチケットはグランシップチケットセンターにて発売中です。
2日にわたって名作をじっくり楽しみたい方には「2日通し券」、
ご家族やご友人でお越しの方には「ペア券」など、お得なチケットもありますのでチェックしてみてくださいね。

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