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ユネスコ無形文化遺産に指定され、日本が世界に誇る「人形浄瑠璃 文楽」。今年ははじめて浜松市浜北文化センターで開催。
今回は、文楽にまだ触れたことのない方、もっと詳しく知って公演を鑑賞してみたい方のために、伝統芸能に造詣が深く、楽しいおしゃべりが人気の静岡市出身・元NHKアナウンサーの山川静夫さんが分かりやすくお話します。
また、ゲストとして今もっとも人気の人形遣い・吉田一輔さんをお招きし、普段見られない人形遣いの技術や人形の仕組みを実演を交えながらご案内します。
伝統芸能を支える技芸員の方から直接お話を聞くことができる貴重な機会です。
デジタルチラシはこちら
http://www.shizuoka-ebooks.jp/?post_type=bookinfo&p=4167
山川静夫 プロフィール
1933年静岡浅間神社の神主の長男として生まれる。56年國學院大學卒業後、NHKに入局。『紅白歌合戦』の司会者を9年連続で務め、ユーモアにあふれたしゃれた話しぶりがお茶の間に人気を呼ぶ。また『ウルトラアイ』『邦楽百選』など、科学、邦楽、歌舞伎番組等を担当。幅広い視聴者層の支持を獲得する。大学時代からの歌舞伎愛好家で、文楽通としても知られる。現在はエッセイストとして活躍。著書に『勘三郎の天気』『文楽の男』『文楽の女』『私の出会えた名優たち』『歌右衛門の六十年』『花舞台へ帰ってきた』『大向うの人々』『歌舞伎の愉しみ方』『歌舞伎は恋』など多数。
吉田一輔 プロフィール
1983年、13歳のときに父・桐竹一暢に入門。桐竹一輔と名のる。1985年、国立文楽劇場で初舞台。2004年5月、三代吉田簔助門下となり、吉田姓を名のる。国立劇場文楽賞、文楽奨励賞、咲くやこの花賞、大阪文化祭賞奨励賞ほか受賞。昨年、長男の簔悠が吉田簔助に入門し、初の親子四世代での人形遣いが話題となった。世襲制ではない文楽の世界では珍しい人形遣いの三代目、これからの文楽界を担う逸材である。