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グランシップ出前公演in浜松
山川静夫のここがみどころ・ききどころ~文楽人形遣いにせまる~
「人形浄瑠璃 文楽」事前レクチャー

日時 2016年1月29日(金)14:00開演(13:30開場)
会場 浜松市浜北文化センター 小ホール
(遠州鉄道浜北駅から徒歩5分)
料金
全席自由/一般1,000円 こども・学生500円
※未就学児入場不可
主催 公益財団法人静岡県文化財団、公益財団法人浜松市文化振興財団、浜松市浜北文化センター、静岡県
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000

ユネスコ無形文化遺産に指定され、日本が世界に誇る「人形浄瑠璃 文楽」。今年ははじめて浜松市浜北文化センターで開催。
今回は、文楽にまだ触れたことのない方、もっと詳しく知って公演を鑑賞してみたい方のために、伝統芸能に造詣が深く、楽しいおしゃべりが人気の静岡市出身・元NHKアナウンサーの山川静夫さんが分かりやすくお話します。
また、ゲストとして今もっとも人気の人形遣い・吉田一輔さんをお招きし、普段見られない人形遣いの技術や人形の仕組みを実演を交えながらご案内します。
伝統芸能を支える技芸員の方から直接お話を聞くことができる貴重な機会です。

デジタルチラシはこちら
http://www.shizuoka-ebooks.jp/?post_type=bookinfo&p=4167

山川静夫 プロフィール

1933年静岡浅間神社の神主の長男として生まれる。56年國學院大學卒業後、NHKに入局。『紅白歌合戦』の司会者を9年連続で務め、ユーモアにあふれたしゃれた話しぶりがお茶の間に人気を呼ぶ。また『ウルトラアイ』『邦楽百選』など、科学、邦楽、歌舞伎番組等を担当。幅広い視聴者層の支持を獲得する。大学時代からの歌舞伎愛好家で、文楽通としても知られる。現在はエッセイストとして活躍。著書に『勘三郎の天気』『文楽の男』『文楽の女』『私の出会えた名優たち』『歌右衛門の六十年』『花舞台へ帰ってきた』『大向うの人々』『歌舞伎の愉しみ方』『歌舞伎は恋』など多数。

吉田一輔 プロフィール

1983年、13歳のときに父・桐竹一暢に入門。桐竹一輔と名のる。1985年、国立文楽劇場で初舞台。2004年5月、三代吉田簔助門下となり、吉田姓を名のる。国立劇場文楽賞、文楽奨励賞、咲くやこの花賞、大阪文化祭賞奨励賞ほか受賞。昨年、長男の簔悠が吉田簔助に入門し、初の親子四世代での人形遣いが話題となった。世襲制ではない文楽の世界では珍しい人形遣いの三代目、これからの文楽界を担う逸材である。

開催レポート

浜北文化センターで「人形浄瑠璃 文楽」事前レクチャーを開催しました!

2016年02月01日(月)

3/12に「グランシップ出前公演」として浜松市浜北文化センターで開催する「人形浄瑠璃 文楽」の事前レクチャーとして、「山川静夫のここがみどころ・ききどころ~文楽人形遣いにせまる~」を開催しました。
冷たい雨の降る日でしたが、たくさんのお客様がご来場くださいました。

元NHKアナウンサーで、伝統芸能に造詣の深い山川静夫さんと、人形遣いの吉田一輔さんがご登場。
開演の際には、人形が客席をまわってごあいさつしてくれました。

山川さんからは、文楽という芸能の魅力、それを担う技芸員の方々の長い修行についてお話がありました。

また、映像を交えながら、3月に上演する「団子売」と「心中天網島」のあらすじなどについて分かりやすく解説。

後半には、人形遣いのみなさんがそれぞれの役割、人形の仕組みなどをお話してくださいました。

ひとつの人形を3人で遣う人形遣いは、足遣い、左遣いとそれぞれ10~15年もの修行をして、主遣いを担当することができるようになるとのこと。
そのような長い道のりがあるからこそ、素晴らしい技術が受け継がれ、私たちを魅了しているのですね。
また、今回は特別にご来場のお客様3名が人形遣いの体験をしていただきました。

いざ体験すれば、その苦労やプロのみなさんの技術に驚かされます。

最後には、人形遣いのみなさんの実演をごらんいただき、楽しい時間となりました。

「人形浄瑠璃 文楽」は3/12(土)浜北文化センター大ホールにて開催。

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